花が咲いた
名も知らぬ花が
花が咲いた
名も無い花が
まるで
自分のようだ
....
遠い遠い道、
君との道はどこにもない、
俺と君とはもう一緒に歩けない
だって俺と君 ....
どうか血となれ肉となれ
この不甲斐なき悲しみよ
一人の寂しさに震える夜は
月にこの ....
瞳を通してしか君を見つめられないのがもどかしい
どんなに君の近くにいても
このガラスはきっと ....
あなたはきっと
さみしい
よながに
わたしに
でんわを
かけてくる
....
仕事も終わったので続きを書く。
方言へのアプローチは言語学的アプローチとよく似てい ....
泣いているよ
ダレガ?
この世界
....
歩道では色を楽しむ。まあ、映画や本、音楽に比べると、何も言わない子供みたいだからだ。
アーケー ....
がりがりにやせてしまった焦げ茶みおろして
ひっかかった青緑を考えるとしようよ
誰かの父親は誰 ....
夜の窓を開け放ち 妄想を迎え入れます
棘だらけの彼女の幻覚は
上と下が逆になっていました
秘か ....
年寄ると
雌牛の乳房はずるりとながい
地面につきそうなくらい
搾乳器にもかけにくい
隣の ....
牛が生まれる
大騒ぎしているのは人間ばかりで
牛は慣れたもの
これで五度目のお産だ
まだ ....
あなたが死んだら
私も死んでしまう
そうなのかもしれない
よく 聞く台詞だし
....
三歩下がってついてくわ
結婚当初は言ったけど
今ではグースカ寝てばかり
そんな妻との三 ....
わたしがまだとてもちいさかったころ
牛舎でチャボを放し飼いにしていた
あのころもたぶん
鳥 ....
一念発起の大掃除
パパッと片付け お父さん
はりきる手を止め 見てみれば
寝ころんだマ ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=8106
....
浮かぶ雲をかき集めて胸に抱いた
雲は少し湿っていて
強く抱きしめる度に青い雫を落とす
....
あなたの背中に吹いた風が
ここまで届くようにと窓を開ける
どこからか
たど ....
Son of a time machine
Don't say goodbye
Open y ....
そのひとは
もう いないけれど
たしかに ここに
いたことを
ぼくは しっている
....
きゃらめる 5
よる
1
....
私たちは一葉の記憶装置だ
生い茂る木々の端で
保存することのうしろめたさを
知 ....
夜中につめを噛んで
夢を見ることに必死
幼い頃に余裕があったのは
その先に数え切れないほどの
....
花が咲き
実をそばに混ぜて食べ
お茶に入れて飲み
ようかんを買って帰る
初々しさが一番す ....
黒い筒の中に入った卒業証書を昨日
僕はうちへ持って帰った
そいつは本当は
日の目をあびてい ....
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