雄大に泳ぎたい
もしくはのんびりと人生を生きたい
生き急ぐのはやだなぁ
鯨みたいになる
....
その日 雨が降ったなら、
サンタクロース 小さな傘差し、来るでしょう
傘は あなたの好きな色
....
なぜなら一遍の詩は
水蒸気で組成されているからです
ある一個人の無意識から生じた詩は
一瞬だけ ....
おぼれるのはくるしいけど
一回やってしまうと
もう
やめられない気がする
まめだいふく食べる ....
しようよ、って
いって どうぶつみたい
なんでもライオンみたいに
がおう！
おおきなくちをあ ....
みかがみが
てらり、と照らすので
波紋がまぶしそうに空気をつたっていく
みだれ飛ぶひかりがひと ....
さてさて。
自己内包について書こうと思っていたら先に佐々宝砂さんに書かれてしまった（笑）。 ....
冬の芽を切り開き見れば春花のホムンクルスが折りたたまれて
ビロードは蕾の守り手のひらを合わせた ....
Better half なのかどうか
糸瓜料理は
ちょっと手間をかけ ....
いずれは大河へ注ぐ源の
細い流れは
野を行く幼子のように
冬の透ける日差しの中を往く
冬枯れ ....
あつい陽射しの中にいつのまにか
とうめいな光がましてきて空は青い
『ジッドの日記』新刊本の表 ....
右から鼻血が出ると
しばらく左からは鼻血は出ない
うれしいよね
「カテゴリについて」における「文句こくな耐えろ」という私の言葉が暴言と言える理由は、それがただひとつ ....
くも
もく となり
そら
らそ となる
３６,０００フィートから の ことば
は ....
霊安室の白い籐籠のなか
ピンクの野の花にうずもれた君の
艶のない栗色の背中から
ひからびた ....
アンチ・テーゼ？ 最近はあんま見やせんなあ
外海まで出りゃあちったあ捕れるかも知れんけん
あ ....
＜サンプルその１＞
風に舞う落ち葉がカラッポの心に痛い
あなたが行ってしまったから
あた ....
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