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より深い夜に 私がいた事を 神も目の見えぬ日に
浅い酩酊のために 貴方は 怒りを おいてしまい
母の 恋に 私は 泣きました

その夜は ひどく 永遠に包装され
空は ありません
犬がいて ....
火は 一種類のために 婚姻してしまい
又は 燃え尽きるまで 一斉に種を埋没させ
灰すらも そこには かけられない

一本の樹木が 夏に 照らされ
糞を垂らす ゆっくりと 
穏やかな 春は  ....
鍵十字 お前は祈れ あの星を 並べし子らは 目がないだろう

葬列よ 旗を掲げよ 命とも 描いてはならぬ 泣いてもならぬ

凶星に 祈れよ神よ 白痴の子 塔が建つとも お前のではない

戦 ....
常に 眼前に 執着せよ
垢抜けた 子の如く
お前の 裏切りに 寛容であるな

月曜 太陽の 白痴ぶりが 子らを
合掌する!
ピアノ線が 割れている 病んでいる
肺病 ベトナム兵士からの  ....
一閃の 日差しは 無音だ
物事を しゃべらぬ
だから 遠くには 太陽の 棺が
悪魔を 寄せ 待っているのだ

緩慢であり 擬似的な 死かもしれぬ
だが おれの 頭には すでに
全ての 人 ....
俺達は、姦淫殺しを試してみた。始終、見えぬ土地の中に埋められた白痴の子を殺すのだ。案外、憧憬にも似た感覚のままで、そこにいた尼僧は、お経を唱えては、子達のゆらゆらと映る様に、又、黒い喪服の列が、ひしひ .... 雑踏が、病死した町に流れる。空想上の子供が、まるで、のた打ち回ったような、町の静けさとあいまって、生死の雑踏である。全てが合掌のようにも聞こえるので、町中の老人は、神の頂で、天を打つ。
病死している ....
そうして 又 やって来た
そうだ 今日という 現状の
悪行を 必ず 果たしたという
確立が 天秤に かけられ
多くの 雛人形の 影 が
見て取れる

俺達である という 現状は
生死に ....
おんなのことおとこのこ
しあわせそうに
首を吊る

喪服を 液体で 汚せ

俺が 16だった頃、世界は海水で溢れていた。
おとこのことおんなのこが、
世界に浸っていた時、
俺は隠者だ ....
草原を駆け抜けるのは
怠惰な 者
名は 丸く
彼は 賢い

自由へと 紫煙が
上がっていく中

5月の 幽霊が 発した
大麻の 香りが
彼の 名を 汚していく
塔婆に 憧れていた 筈の
世界が 突き刺さっている
黒い  胃が 姦淫を 
明るい 師走の 坊主の
耳に  流し込み

右目のない 少女が
眼帯を 取る

自由の 女神だ

墓地 ....
キクチさんの奥津 強さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
何回目かの夜に- 奥津 強自由詩209-2-22
- 奥津 強自由詩3*08-4-24
下手ですまん!- 奥津 強短歌108-2-4
悪意に対するグロリア- 奥津 強自由詩307-11-17
- 奥津 強自由詩207-7-10
六月の雨- 奥津 強自由詩107-5-2
- 奥津 強自由詩4*06-11-24
常に_隠蔽されている- 奥津 強自由詩3*06-11-19
おとこのことおんなのこ♪- 奥津 強自由詩2*06-7-20
草原- 奥津 強自由詩5*06-1-6
塔婆の中の世界- 奥津 強自由詩4*05-12-30

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