すべてのおすすめ
もうすぐ桜が咲こうとしている
もうすぐ梅が散ろうとしている
木蓮が音をたてようとしている
花が街道を染めようとしている
自然は柔らかく生ききっている
希望にゆるがず生きき ....
だれのものでもない
できた橋を
わたる
生き物には足があるようだ
二本あればわたれるようだ
いままでどおりなら
唄い酒場のような居場所があり
(どこか)わたってきたところ ....
日本人の
物と人とを
大切に
自衛官
お国の為に
行ってくる
原発は
禁じ手なりて
死の物質
ココア/あったかい
メイプルシロップ/甘い
制服の頃のみんなの笑顔
優しい言葉に浸っていたい
少し触れて
指でなぞって
傷をその光りで癒すよに
頭でわかってる
入り口でとまって ....
どんなに嘆いてもかなしんでも
そのかなしみはどうやったっておいつかないさ
だって地面は割れたし津波は来て奪っていった
そのときわたしはドーナツ食べてコーヒーのんでた
わたしはそこにいなかった
....
透明な絵本を
じっと見ている子供がいて
クレヨンを持って
かがやいた笑顔をみせる
(これは何色なの?
としきりに尋ねてくるので
答えに困って
好きな色で塗ってごらんと
うなず ....
私がなにをできても
なにができなくても
私は私の心で
あなたのことを想います
どんな場所の空でも輝く月のように
あなたはきっと無事でいる
信じることは絶対やめない
当たり前のことなんてひとつもありはしない
なのにすぐに忘れてしまう
順番なんかではないのに
シーソーみたいな上下運動に
慣れてしまって駆け引きするの
人の大事な心まで
量り売りするよな ....
さみしい人が多いから
インスタントのコーヒーを
淹れて配りましょう
ミルクもつけて
ひとりになってうつむいて
泣きそうな背中に
かける言葉が見つからなくて
迷いそうでも
コーヒ ....
うかれているしかなかったのだ
さびしかった
信じられないくらいの
さびしい状況にいたのだった
いちかばちかのような気持ちだった
だから
うかれているしかなかったのだ ....
火山をあるいていた
手みたいなかたちに固まったそこここに
生き物たちの目みたいなオレンジ
そのままダイビングした
青いドーナツ珊瑚礁
ミルクティーはお月さま
首をか ....
頼むから悪魔にだけは
魂を売らないで欲しい。
多くの人が不幸になるから
多くの命が粗末にされるから
地上の楽園をつくろうよ
誘惑を振り切り
タバコを止めよう
お酒を止めよう
快 ....
愚かだ愚かだ
やがて うたうように嘆く私の
そばで笑う苗たち
ビニールハウスの めくられた片側で
蝶のような葉はみどりいろ
くすくす くすくす
背のひくい茎のものまでも
群になっ ....
罪深き者をどうか憐れんで下さい。
彼は何も分っていないのです。
罪深き人間に慈悲を与えて下さい。
彼は理解できないのです。
彼は惨めな人間です。
彼は自分の行いを認め
謝罪する事ができ ....
自然はいつも新しい
新しいものはいつもキレイ
キレイなこころはいつも新しいこころ
傷つきやすくて
ひとなつっこいこころ
好奇心いっぱいで
いつもなにかを発見してしま ....
網戸に
みっしりと
あたしの嫌いな
蛾が
はりつている
義母が
買ってきた
生貝を
食べる
喉元に
違和感を覚える
吐く
あたしは
貝殻の ....
逆立ちする樹は
王子の星を三本で覆い尽くし
そのうち星は崩壊
逆立ちする樹は
なぜか地球の一角に
サンテグジュペリの祖国の支配
沢山の奇跡の巨大な島
地上の奇観 バオバブの森
漂流 ....
しっかり生きていこうと思ってはいたが、
うっかり長生きしすぎてしまったものだから
がっかりするようなことを沢山見てしまった。
うっかり長生きしすぎてしまったので
しっかりすることなく生 ....
2人きりの映画館
ポップコーン食べて
笑いあり
涙あり
君は寝てしまった。
手をにぎり
時間を共有する
肩にもたれる
終わりは
ハッピーエンドにしてね
泣いていると
恥ず ....
朝から競うように 文字を並べ
電波を頼りに 本日も 送信中
飲み込むように 本音は 暗号化
半端な答えは新たな問いを生むだけ
全部夢ならよかったと 嘆くだけ
時計回りの日常 反時計回 ....
きょうお通夜です
あしたの告別式では弔辞を読みます
とりが啼いています
ゆきがななめに降っています
おとがこだましています
車のなかで泣いています
ひとの前では ....
南極 と 北極
空 と 海
月 と 太陽
男 と 女
好き と 嫌い
*
*
*
*
皆
両極のようで
いて
みえない
磁気に
引かれ
....
澄んだ心
混じりけのない
気持ち
素直な気持ち
意地を通し
足を踏ん張って
敵に応対して
平和を取り返す。
美しいものを
美しいと言う気持ち
美味しいものを
美味いと言う ....
君、どこへ行くの
そんな青白い顔で
何を考えているのか
教えて欲しい
海坊主が浜辺から見える
船出が待っているって
そんな顔して
一人でどこへ行くの
あの世には
用がないはずさ
暖 ....
わからないものには触れないよ
ひかれる香りがする花に
隠して毒がひそんでる
指先がまた罪犯す
迷っている割に潔い屈伸で
君がつけた傷がまた痛む
消えてほしくない理由に無視をする
....
“さみしくなるな…”ときっとお前たちは
言ってくれるだろう
だから俺は本当は誰とも
会いたくなかったんだ
オレンジの空に
心まで染められてしまうから
昔のいろんな思い出をお前た ....
女は波があるからと言う
秋の空
トイレを気遣う
戸は先に開ける
手をつないで
青空の下
傷つく事を怖れず
話してみよう
誰よりも今の君を
知っている。
幾つものメモリー
....
I love you がいえない僕の
手を取り、散歩に出かけた
この花はヒヤシンス
この花は風船蔓
寿司を握ってあげたら
すごく喜んでくれた
カラオケでは87点を出し
ウィンドウショ ....
大丈夫かなあ
そうつぶやく君に
根拠なく言う 大丈夫だよ
心でつなぐ手の二人は
裸で歩いていた冬の光りの中を
反対側のホームの手前で
そっと切り離す私の
カラダから抜け出させたカ ....
ご無沙汰しております。ぺぽです。
ずっと思っていました。
これ生チョコです。なるべく早く食べて下さい。
それと詩も書きました。受け取ってください。
T先輩へ
いつもかっこいい先 ....
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