すべてのおすすめ
 
 
犬小屋を作る
犬がいないので
代わりに自分が中に入る
隣の家から拙いピアノが聞こえる
丸くなりうずくまっていると
昔からずっとこうしていた気がしてくる
前を通る人が
中を覗き ....
瑠美子さんは昔から
玉のような麗人だったが
きのう出会って驚かされた
50代にしては白い素肌

それはいい
話しながら顔を見ると
美とはこんなものかと驚かされる
にこりと笑う瞳の
優 ....
一二(にのまえ したなが)は
つるぺたな子しか愛せない
一人暮らしの専門学生!!

そんなヘンタイ故の
寂しい青春を謳歌する彼の元に、
ある日突然キュートな
「幼女」がやって来た!

 ....
 
抱き合うより

見つめ合いたい

そんなお年ごろ


 
 
冷蔵庫の扉が
閉まらなくなった
代わりに
炊飯器の蓋をつけた
閉まるようになった
炊飯器の蓋には
冷蔵庫の扉をつけた
毎日、ご飯の時が
重くて大変だけれど
つらいことばかりじ ....
  あなたの
  マグカップの
  つるりとした空洞の
  最深部で
  パロールも
  道徳も
  大恋愛も
  なにもかも終わっていた
  冬になると
  唇が乾くだろう ....
初恋は中学の時だった。
ラブレターをもらい
マフラーをもらい
チョコをもらった

俺は何も上げなかった。
犬の散歩に来ても
出ていかず
もらった蝶のビーズも落とした。

唯一残った ....
どこいくの

あたしききたいけど
君の
背中に書いてある

ひとりにしてほしい
肩に影

なんにも
言えなくなっちゃった
言ったって傷が
深くなるよ

互いの
傷をかえ ....
後悔の意味を

思い知った日の

うごめくように沈む

莫大すぎる夕景

思いついたように

フラッシュバックするとき

その空は

きっと

セピアになっている

 ....
秋葉原の、ケンタッキーフライドチキンに並んで、
ポテトつきの、セットを買う。
つわりのひどい人が、ケンタのポテトだけが食べられた、
というのを雑誌で読んだから、
個人差があるので、単純参考には ....
谷底から吹き上げる風に向かって
飛び込んだ僕の身体は
そのまま上空に飛翔し
十五夜の月 月面に向かって落ちて行く

青い地球の表面で
わずかに塵芥のように
へばり付いていた
悩み後悔の ....
君がまだ小さい頃
仕事が一段落すると
すこし秋めいた アスファルトを歩いたっけ
まだ うまく喋れない君の
小さな手を引きながら
やっと歩くことのできる君にあわせ
二人で歩いていた
あたり ....
我慢して我慢して
苦しんで苦しんで
喜んで喜んで
楽しむ

美酒爛漫
塩辛い肴
禁断の実
煙草吸う

涙が出る。
鼻が出る。
傷つけて
癒されて
世の中で
一番嬉しい事
それは
愛される事。

世の中で
一番悲しい事
それは
憎まれる事。

世の中で
一番大切な事
それは
生きる事。
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足下の明かりを踏んでいる

私は歩いていた

その舗装された道では
所々に白い線が引かれ
アクセントとなって
景色が次々と切り替って ....
たしなめるように
胸に手を当てる
自分の手のひらを感じる

まだ大丈夫です
あなたへそっとつぶやく

だれかががんばるから私もって
それが機動力にならない
そんなお昼前の私はまた
 ....
全ては愛の為に
全ては人の為に
全ては己の為に
全ては神の為に

病を診て、人を診ろ!
ストレスの軽減をしろ!
なるほどと思う。
診療報酬にならない。

金にならない気持ちが
大 ....
うすあおい膜をつき破って
枕木の連なるほうへ舵を取る
砂のような雨が降りやんだとき
手に残ったほのかな苦みを
ずっと知っていた気がして

はす向かいの家の窓がひらいている
しめきったカー ....
自由をとんでいた翼が
はねをすぼめ
きゅうに
従順をはばたこうとするころ

鬼は
だれもいない
うす桃色の桜のかげで
ほねを囓っている

食い散らかされた青空のかなた
はらはらと ....
よもすがらコウモリが出る
変な動物の雄叫び
今日は日曜日
生温い海風

皆大変なんだ
僕だけでない
できることは
生きる事だけ

YO, オッセーよ!
俺はおどけて見せる。
H ....
春は曙
そう言った君の瞳に
薄らいでいた
ミモザ華やぐ

春は曙
悲しいニュースが
空を覆い
水が途切れた

産声を聞く
遠い国から
モウ
ダメナノカモ ....
見てくれ 秒針と分針が絡み合い
朽ち果てた
世界の果ての大きな滝に立て掛けられた 大時計
ぼくはこんなにも矮小だ
聞いてくれ 鳩時計の断末魔
ロックンロール
血圧の上昇には気をつけろ 入浴 ....
 こわれてゆく街のなかで
 こわれてゆく耳になって
 ぼくは
 通りすぎてゆく乾いた硬い音をきいていた
 ビル風に
 靴とアスファルトの
 靴とデパート通路のリノリュームの
 靴 ....
窓から窓へ
夜は動く
夜に夜を重ね
またたく


冬の水の上
羽の羽やまず
午後の双つ穴
昇るはばたき


わたしはわたしに到かない
水彩のまわり道
夕べは ....
私のかいてるものは
ほんとうに詩だろうか
詩に見せかけたいいわけじゃないだろうか

あのひとが離れていったのも
そのせいじゃないだろうか

昨日地球はまるかったけど
それもほんとうなの ....
なみだは
にんげんのつくることのできる
一ばん小さな海です

青森県で生まれた詩人の
寺山修司が書いた一ばん短い抒情詩

・・・

瓦礫の道に立ちつくす
ひとびとの涙が止まらな ....
本当に大切なのはなにか



なんて質問されたって



わたしは答えられません。






親とか財産とか酸素とか
名誉とか有名だとかなんとか


 ....
 
愛ってやつは

○だったり□だったり、ときに△だったり

そんなもんだろ、なぁ



 
目を閉じて
星を見れば
輝いている
君は笑って

潮風のシャワー
緑の呼吸
愛を感じている。
時間が止る。

もし願いが叶うなら
一つだけ願おう。
連れ添いをお与え下さい。
 ....
転がった寝床は宇宙の底で
手帳の残りページは一桁になった
時代を象る歌手が耳元で泣くのに
チョコレートを食べたあとの罪悪感は
どこにもいかない
銀河は君の傍にいて
僕は一人
多次元座標に ....
モリーさんの自由詩おすすめリスト(159)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
バイエル- たもつ自由詩2311-11-6
「女でも惚れる」- 木原東子自由詩10*11-11-3
男はつらいわよ- 一 二自由詩511-11-2
お年ごろ- 殿上 童自由詩18*11-11-1
炊飯器に扉- たもつ自由詩211-10-31
マグカップ- 草野春心自由詩7*11-10-30
初恋- ペポパン ...自由詩6*11-10-27
月はそこにいる- 朧月自由詩311-9-25
日記- 雪路自由詩111-9-25
半袖の秋- はだいろ自由詩611-9-25
月面宙返り- ……とあ ...自由詩811-9-25
エノコログサの思い出- 山人自由詩17*11-9-22
忍忍- ペポパン ...自由詩4*11-9-19
一番星- ペポパン ...自由詩7*11-5-11
月影_/_春の夜の記憶- beebee自由詩20*11-4-17
低空より- 朧月自由詩411-4-11
Love_is_all!- ペポパン ...自由詩4*11-4-11
予感- アオゾラ ...自由詩2*11-4-6
青空のかなた- 草野大悟自由詩8*11-4-6
ジェットコースター- ペポパン ...自由詩3*11-3-29
エーテル- umineko自由詩2*11-3-27
クロックワーク_ポエトリィ/_****Until_dying ...- 小野 一 ...自由詩5*11-3-26
女性性に関する一考察- 石川敬大自由詩17*11-3-26
ひとつ_わたし- 木立 悟自由詩711-3-21
にせもの- 朧月自由詩4*11-3-20
涙の海- yo-yo自由詩8*11-3-20
トマト- サワメ自由詩211-3-20
愛ってやつは- 殿上 童自由詩16*11-3-20
流れ星- ペポパン ...自由詩3*11-3-19
眠れない夜の下で世界と僕は- 向 奨吾自由詩411-3-19

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