すべてのおすすめ
あまった時間なんてないのにもてあます
反省なんてしたくないから探す/言葉を
文字にすればゆるされるとおもっている
今が過去になると決めている
明日の自分を想像できるけど
少し夢をみる ....
今年もつばめがやってきた
帰ってきた
と言う
うちで生まれたつばめや
と言う
小さいな
よく動くな
と話す
話し合う
家族
という言葉を
改めて感じる
春の我が ....
洗濯機が壊れそうです
ガタガタ大きな音をだします
横揺れがはげしいのです
つめこみすぎかもしれません
綺麗に洗いたいのです
今日の汚れなど
あなたの匂いなんて
影ほども残さないで
....
母の日がすぎて
枯れるしかないカーネーションが
花屋の奥に隠れている
ありがとう も
ないよ ね
今さら
なんでもない日に
ぼさっと訪れて叱られようか
母にとっての子供でいた ....
人は
手から他人になる
あなたがあなたの顔を
隠すためにその手を使う時が
私たちのはじまり/他人への
ますます遠くなる
あなたの声のでる場所を
凝視しなくなった私は
それよ ....
どこいくの
あたしききたいけど
君の
背中に書いてある
ひとりにしてほしい
肩に影
なんにも
言えなくなっちゃった
言ったって傷が
深くなるよ
互いの
傷をかえ ....
たしなめるように
胸に手を当てる
自分の手のひらを感じる
まだ大丈夫です
あなたへそっとつぶやく
だれかががんばるから私もって
それが機動力にならない
そんなお昼前の私はまた
....
私のかいてるものは
ほんとうに詩だろうか
詩に見せかけたいいわけじゃないだろうか
あのひとが離れていったのも
そのせいじゃないだろうか
昨日地球はまるかったけど
それもほんとうなの ....
ココア/あったかい
メイプルシロップ/甘い
制服の頃のみんなの笑顔
優しい言葉に浸っていたい
少し触れて
指でなぞって
傷をその光りで癒すよに
頭でわかってる
入り口でとまって ....
私がなにをできても
なにができなくても
私は私の心で
あなたのことを想います
どんな場所の空でも輝く月のように
あなたはきっと無事でいる
信じることは絶対やめない
当たり前のことなんてひとつもありはしない
なのにすぐに忘れてしまう
順番なんかではないのに
シーソーみたいな上下運動に
慣れてしまって駆け引きするの
人の大事な心まで
量り売りするよな ....
さみしい人が多いから
インスタントのコーヒーを
淹れて配りましょう
ミルクもつけて
ひとりになってうつむいて
泣きそうな背中に
かける言葉が見つからなくて
迷いそうでも
コーヒ ....
愚かだ愚かだ
やがて うたうように嘆く私の
そばで笑う苗たち
ビニールハウスの めくられた片側で
蝶のような葉はみどりいろ
くすくす くすくす
背のひくい茎のものまでも
群になっ ....
わからないものには触れないよ
ひかれる香りがする花に
隠して毒がひそんでる
指先がまた罪犯す
迷っている割に潔い屈伸で
君がつけた傷がまた痛む
消えてほしくない理由に無視をする
....
大丈夫かなあ
そうつぶやく君に
根拠なく言う 大丈夫だよ
心でつなぐ手の二人は
裸で歩いていた冬の光りの中を
反対側のホームの手前で
そっと切り離す私の
カラダから抜け出させたカ ....
夢しか持たないままで
こんなに遠くまできてしまった
振り返っても昨日は見えなくなっていた
影しか知らない過去を
並べてみたとて
だれもうなずかないなら捨てるしかないだろう
冬のさな ....
遥かから点された目薬のように
瞳から胸は貫かれた
切なくカラダはよじれて
過去は私を覆う
経験は動かしがたく
私を捕えてしまい
どんなに泣いても
また身動きできないでいる
許す ....
冬の風景に転がった空き缶は
なんて似合うのだろう
だからってポイ捨てするなよな
風が揺らすブランコ
詩的においしいシーン
ただ空腹の私には
ただ寒い寒いだけ
コンビニがオアシスに ....
弱さと強さは左右の手足
同じ速さで動きます
かた ことと
弱い心は
雪のよに細くて
願ってもかなわないと
すぐに震えるの
強い心は
拒絶ばかり繰り返し
人の想いをすぐに
見 ....
待つ心は
次第に凍ってゆきました
次に覚めたら
乾いているでしょうか
ドライフラワーのみる夢は
草原の太陽
君の優しさ