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れんちゃん、お眼目がとろとろ
おひるねの時間
ママはお出かけ
ぼくはギターのれんしゅう

外はさむいから畑しごとはおやすみしてしっかりれんしゅう
きらきら星と
メリーさんのひつじ
ター ....
{引用=
京都は現在でも"学生の街"なのだろうか

一昔前、京都市の1割が学生だった
 

バスを待っていたら、近所の大学生らしい娘に声を掛けられて
「 おっ 逆ナン ....
青を知るくじらは
空を遠いとは思わない
美しく在ることをわきまえて
地球とともに命を謳歌する
視界を遮るあじの群れ
力強く求め跳ねる

ぶりんぶりん
あなたを応援する言葉のないオレだから

あなたを応援するには別れるしかなかった

応援する言葉のない場所から

あなたを応援しようとするじぶんを

オレはきらいになるいがい・・・・なか ....
「死刑」には
死刑たらしめる法と
死刑執行人
死刑場(およびその道具)
なにより死刑囚がいる

そのまえには判決
主体の認否を越えて客体の処断があり
主体は罪の罰が死刑となったことを
 ....
本気じゃなきゃ入院してない
本気じゃなきゃ規則守らない
本気じゃなきゃ必死にもがかない
本気じゃなきゃ薬も飲まない
本気じゃなきゃこんなに悩まない
本気じゃなきゃ縛られたくない ....
音をはずした
指先が曲がり
おこがましい
眠気へと倒れ
込んでしまう

彼女は私に嘘を吐きました。その嘘はあまりにもたくみでありましたから、私はその嘘を見破ることなど、したくなかった。した ....
耐え切れないものは 捨てればいい
諦め切れないものは 捨てればいい

そんなの嘘だ 出来ない
私には 出来ない

複雑に混ざり合う 思考

ほんとの私は今どこに…

 ....
水仙は冬の空を貫く
凛と、静かに、美しく

瞳に白い花弁を溶かし
鼻孔を黄色く染めた
それは幾分の幸せを香らせる

桃色のスニーカーには
柔軟な葉と真っ直ぐな茎が映る
それは気分を優 ....
道を白くさせるていどの雪が

ちいさくすうっと落ちてゆく

あれから16年

あの竹の切り口にも落ちてゆく

それはろうそくの火で瞬くまに乾いた

混乱はやんだ

喪失だけはい ....
雪の降らないこの街に

しんしんと積もっている


たくさんの出会いの中に

大きな別れが雪と共にやってくる


生き別れに死に別れ


また 雪が積もった
 ....
オーストラリアに遊びに行っていた恋人に会いに大阪にいった。
そこは他人事のように寒かった。紫色の夜だった。
ストックホルム?大連?どこかでこんないろの夜を見た。冬だった?夏?春か?
店は料亭どく ....
窓の無い、心の底
重苦しい空気に
自身を溶かしていた
光すら届かない場所に
気分を沈めていた

魂の存在を五感が感じている

あまりにも暗いから
目醒めているかもわからない
胸だと ....
脳梗塞で少し不自由になったお父さん

いつも笑顔を絶やさない明るいお母さん

産んでくれてありがとう

ずっと見守り支えてくれた皆様方

育ててくれてありがとう


周り ....
こんなに悲しい帰り道が
蛇行しながら現実までのびている

黒く長いそれを
私は切なくなりながら
ひたすら歩く
歩く

白銀の丘陵に連れていってくれた
未完成な公園に踏み固められ出来た ....
のび太くんに会いたい

ぼくはのび太くんに会いたい

漫画の空のしたでやわらかな描線で

10才の小学生のころのじぶんに

ぼくはのび太くんに会いたい


土管の公園にゆけば会え ....
青く光った矢印が
一斉に前を示し
両腕にしがみ付く怠惰な風は
酸っぱい痛みを産み落としていった。
萎んだ夜と悴んだ指先には
遠くの方から響いてくる
赤い点滅の伝言を
読み解くことはできな ....
ぜったいそこにある

どこにいたって

ぜったいそこにある

そこで話したり

通り過ぎたり

待ち合わせしたり

ひとりでいったり

四谷の木の近く

象の足のような ....
変われるんじゃないかと思って


君はいろんなことを
小さないろんなことを
試してはうつむく

できないからだめなの
君は自分のカラダを
消そうとでもするように
小さく小さくなる ....
がば!がば!
がばがばのがばちゃん
おさんぽしよぅる
う手々をうしろに組んで
がば!がば!
がばがばのがばちゃん
おとうふ屋さんのおみせ
おとうふっておもしろいねぇ!
雲よりもふにゃふ ....
無線紙の上
這い伸びる
黒インクの静脈は
冬ざれの様相で
ひたひたと
忍び寄る

絡み付く
{ルビ荊棘=けいきょく}の枝を
程良く剪定し
暖炉に放るのだが
パチパチと
節は爆ぜ ....
たんねんに こさえた ゆきうさぎ

あなたが ふりむいてくださらないから

きょうも 赤い目の ゆきうさぎ
煙突の突き出た丸太で作られた小屋
男は荒砥、中砥、仕上げ砥をそれぞれ一枚抜きの板におき
刃物を研ぎ始めた
小屋の中には丸いストーブがごうごうと燃えている
小屋の一角には一昨日捕らえた鹿が横たわ ....
 ガチャ (玄関のドアが開く音)
 

おかえりー Merry Christmas!


 パ〜ン!! ∠※”。・:*:・゜☆...w(クラッカー音)


「ただいま・・・」
 ....
落ち着かない ざわめきばかりの都会(まち)に
今年も また クリスマスがやってきた
しけた ビル街の 四辻に出来た吹き溜まりから
流れる イルミネージョン 眺めてひとつ 吐息する

 ....
携帯をにぎりしめる手がかじかむ頃

うちのハートも西高東低

はよかけてこんと、もう知らんよ



 
クリスマス・イヴ、閨房のひと時
カップルに素敵なイルミネーションのご提案です
LEDのペン型ライト又は読書用スタンドを御用意下さい
先端部をくるむのは衛生上また安全上、
ポリ袋よりコンドームが ....
 K

親不孝な倅の
誰も知らない部屋の机のひき出しには
それでも両親に宛てたAIR MAILのクリスマスカードが
残されていた
研磨剤じみた陽光が降り注ぐだけの
カリフォルニアの生誕祭 ....
日本人は
源氏物語を禽獣の所業とは言わない
日本人は
赤穂浪士をテロリストとは言わない

日本人にも思想というのは
一応 存在はするのだけども
思想が規範となることは
原 ....
1階のショウ・ルームには巨大なマシーンが
腹這う竜さながら何台も展示されている
合衆国とドイツの工場から空輸された
これら封入封緘機は全国津々浦々に納品され
封入された郵便物が各世帯に届く仕組 ....
一 二さんの自由詩おすすめリスト(287)
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