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あーさー
起きてウナギが足元でぬめってる
ウサギが洗面所で顔を洗ってる 笑ってる
トイレに先入られる
ウサギ待ち





 聞こえるのは日付と曜日
 それもよくわからない ....
輪郭をなぞると見た目より長くなる

そんな事を思った
空のピアノを見ましたか

ほら・・、
二重橋のような、おおきな虹のことです

ト音記号と、ヘ音記号のついた
おおきな、虹
ドは、どこにあるのかなって
迷いませんか

ふしぎなことに ....
いわれの無い 悲しみは
こどもの頃の 押入れの匂いがするから
布団のすきまに押しこんだ
この目は きっと赤

ともだち
と いう響きの電話の声が
「いまから 出かけない?」と ....
奥に仕舞い込んでいた未使用の
少し焼けてきた葉書の束

ふと 手に取り
書き始めた文字は
青臭くて齧るとまだ苦い

幾つもの文字を吊るしては
甘くなれと
この一つの息で長く吹き込んだ ....
また新しい朝をもらって

水をやりすぎても花は枯れ
日照り続きでも花は枯れる

足跡を残すために砂浜はあり
足跡を消すために波が追いかけてくる

有る ということについて
猫の前足の ....
いちをかぞえて
かぞえきれることに
挑戦した
馬鹿ども

天才か天災か
預かり知らぬ
みちを
たがやし
かぞえる
たねつぶ

わらうそら
いくつかも
しらぬのに
おいた
 ....
折り畳み傘の畳み方には コツがあって
器用ではないのに私は そこは 得意で
自慢するほどでもないことが一番素敵で

端麗に畳まれた造花の朝顔を傘だと指差した指が
私の人差し指をちいさ ....
わたしM子
様々な姿を見せるけど
青空は一番好き
実は八等身でフリーのモデル
いま就活中だけど、自尊心だけは高いのよね 。
試しに一時間だけプラカード下げて立っていたら(ほらほら) ....
エラーなら
イレイザ
消せばいいの
ケイイを踏み越えた
180℃のオーブンで
焼かれるなら
美味しいネタも
墨を塗られて
永遠になるって
言うけど
冷蔵庫で
忘れ去られる運命 ....
         作詞 花 水子
         作曲 奥座敷まこと
         歌  キャシー芭菜々田
 赤ちゃん列車


あゝ、カンテラもなく黎明の
生ぐさ暗きトンネルを
 ....
つらいかというと
そうでもない

{ルビ楽=らく}かというと
そんなことはない

不思議な感覚だ
君と喧嘩した後は
いつも 気持ちが宙づりになったような
下に広がっているのは 蒼く薄 ....
人間も焼けば油が出るわねと腹まわりさする君のしこ名は

妻曰く健診は品質管理の第一歩

ラブレター誤字と誤解は付き物か

懲らしめに柱に吊るした藁人形なれてみればチョット可愛い

五 ....
メダカは気弱な小魚だって
それが定義だと
それが憐れだと
勝手な思い込みが押し並べて

それがあまりにも{ルビ酷=むご}いと
両手で包み込もうとする
君の余計な優しさが
彼等の胸まで押 ....
グレイの空が
煌かせた子供の心を集めて
グレイの空が 太陽に呼ばれている
煌かせた無垢の子供が
グレイの空のカーテンを明ける

 旅立ちの出迎えにふさわしく
 灰色の白黒つかずの動機を孤 ....
男が立ちはだかった時
お前に立ちはだかった時
そいつは もう死んでいた
お前が生き続ける限り
それは不変の法則だった


ビリー
お前は撃った
沈黙を破るため
そして人はお前を 英 ....
焼夷弾爆撃によりアメリカは10万匹の天使つくった / 
「君だけを幸せにする! お返事を待っています♪」とメール爆撃 / 
繰り返し画面に映る商品は眼から脳への爆撃である / 
爆撃機ふたつ購入 ....
青い瞳の中に
沈みかかる方舟

手を振れば
手を振り返す
遥か彼方から

震えた体を
異人の言葉が抱きしめてくる
温め合う心と心

黒い瞳の中から
ありったけのサンキューを
 ....
振り返ることすら忘れて
あっという間に
時を重ねてきた

不安も愚痴も気にならない
それくらい忙しいって
いいこと?
うん そうかもしれないね

お節介屋さんが たまらずに
{ルビ ....
僕たちは生きてしまっているのでいきていたくはないのです
ウェディングドレスはすぐにその役目を終え次の花嫁はいません
君は花嫁の投げる花束を待つように死ぬまでまっているの?

エリナーリグビーは ....
あたたかい記憶
あたたかい身体
あたたかい希望
あたたかいごはん
あたたかい未来
あたたかい読書
あたたかい夕べ
蛇口を開けて
手の感覚がなくなるような
冷たい水で顔を洗う
流れによる
かすかな熱移動で
万年雪の下に
小さな水溜まりを作る
君の目と太陽が重なりあう時
キツイ日差しを和らげる雲は
すぐそこまで駆けつける

君が一人で地を{ルビ這=は}う時
視界を遮る{ルビ朝靄=あさもや}は
一目散に寝床に帰る

君の手が{ ....
好きだと 言うべきだったのだろうか
好きでもないのに?

それは僕らを貶めると
そんな乾いた 中身のない言葉を放るのは

愛について 考えるべきだったのだろうか
興味もないのに?

 ....
ゆうてみて
あたしのどこがきつねなのか

そらぁ
お天気の日に雨はおっかしわなぁ
そんでもなぁ
この雨を降らしたんはあんたやで
しょぼくれた顔してうどん食べてたから
声かけたん ....
庭にも
屋根にも
雪が残っていて
まだ寒いね

こんな日は
ストーブを点けて
こたつにもぐって
寝転ぶ
平和な日曜にすべきで

テレヴィジョンは
がれきしか映さないので
 ....
「これは自殺予告ではないのか 」

遺産相続人が消えてから二年が過ぎた
人生を生きるにもさまざまなレシピがあって

たとえば、やけに背中の丸い女性が線路を行ったり来たりしてる

 ....
ぽとり、と蝋梅
黄色い窓を覗く
すると向こう世界の隅で春が騒いでいた

「梅、桃、桜の順で咲いていくのよ」
「そうして、春になるの」

白い酒器の表面に落とされた桜
注がれた梅ソーダが ....
ゆらゆら路地裏に消えていく猫の尻尾
日曜日の午前9時
空がある
雲はない
宇宙がどのようになっているか いつの日か科学は突きとめるだろう
宇宙が何故在るのか 誰も永遠に分からないだろう
テ ....
生きるのは痛い
北風の切っ先
酷暑のサンドペーパー
でもこたえるのはむしろ 肉体よりも 心

人々は 視線の剣を結びあいながら
肩を怒らせて 通りを行き交う
道端の植え込み 鳥たちは 素 ....
一 二さんの自由詩おすすめリスト(287)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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しんちゃん自暴自棄?する- アラガイ ...自由詩4*12-3-5
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末路- まーつん自由詩9*12-2-19

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