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今日のことだけ大切で、昨日までは忘れた。
ぼくは地名も歴史もわからないし、
暮らしにはコーヒーと猫があればいいと思ってる。
AとかBとか記号のように生活を送る。


広い雨の大通りを、微生 ....
汚れた衣服をいくつか籠に放り込んで、そうしてぼくたちはカラフルな影を選んで家路についた、どの日めくりにもあった日焼けの跡のことを、反射する屋根の眩しさ、室外機の低い振動、五月は水色のタイト .... どのような一日にも正しく夜が訪れること、真新しい傷にも沈黙の色が塗られていくこと、手続きを終えることなくありのままに申し送りをしていく、例えられた光、覚えたままの足取り、省略や .... きれいな石を捨てる
単純な計算で
加速していく、
夕暮れの


あなたはそこにいてもいい
まわりには誰もいない
はじめから始まってもいない


想定、かつて
砕かれた液晶を ....
外枠がある程度の強度で確定したから、あとは色とりどりのボールを詰めた。ここそこに刻む、文字のことだ。二進数的な歩幅で累乗に積み重なったそれは、借景となって僕らの街を覆っている。

僕らは言 ....
言葉を尽くしていたい、死力を尽くしていたい、とても簡単なラップ調の聞きざわりのいいフレーズだ、ばかみたいだね、産湯にひたるような薄い感傷、何かにいつもいら立っている、どうやったって黎明、並べただけ .... 珍しい生きものの話をした
緩くたわむ線を、結ぶように


どのように祈ってもいい
僕らの
広い部屋で
綺麗にこわれた模型と
名前のない戦争のこと


古い音楽は好きですか
遠ざ ....
エスカレータの駆動による振動でトクントクン、と存在の透明が波打っている。ホールは広く、がらんどうの中で金属的な嬌声が響く。

一冊の清潔な記録。読み返すたび、振られたすべてのルビが滲み、抽象的な絵 ....
たくさんのベランダは ひかってる
さかなの呼吸のようだと おもう
ひとすくい ひろって 
あきらめて 放す



ぼくらはヤドリギを しってた
ひりついた アゲハの細い ....
はるなさんのねことらさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
漸近線の夜- ねことら自由詩3+24-5-19
水色のタイトルとまばらな座席- ねことら自由詩524-5-4
毎日に夜があること- ねことら自由詩524-4-6
シグナル/パス- ねことら自由詩223-8-30
言葉の強度や輪郭のことについて- ねことら自由詩123-2-10
僕らは何にもなることができない- ねことら自由詩522-1-23
people- ねことら自由詩321-3-3
感性に触れている- ねことら自由詩220-10-28
チルド- ねことら自由詩313-2-24

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