妻と二人で梅干を漬ける
台風が近づいている
空はまだ晴れているけれど
窓から入る風は生暖かく蒸し暑い
梅の実の良い匂いがする
水洗いした梅の実をタオルで一つ一つ拭き
ヘタを楊枝でほ ....
六崎杏介『重力と火』
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=18384
みい『ぬるっこいサンプル』
http://po-m.com/forum/showdo ....
無限 渇望 裂けた風
知らない彼方の鉄の味

信仰 圧縮 求不得苦
熱なき砂漠の非現実

ー 何故 砂に 潤う ー

歯槽膿漏 ものもらい
爪ならとうに擦り切れた

目覚める街は ....
 
 冬には空が降下する
 みんな誰も見てないし
 奪えるものがあるなら
 私から奪って構わない


(雪霧の向こうに浮かぶ
 あれは管制塔の光源だ
 低い轟音を響かせて
 離陸す ....
小父±ω小父±ωぁナニ∪レニ逢ぃレニぃы∪τよ♪喉σ奥カ」〃§〃っζ§〃っζ熱≪渇ぃτぃゑσ逢ぃレニぃы∪τ♪ぁナαゝナニ今θも夢カ」ы醒めナニыシ立≪στ〃∪ょぅ早≪彦頁をシ先っτξωナαゝ髪σ毛レ .... ――毒に気付かせない様かつ頼り無く感じさせる程優美に――



鏡と鏡

鏡 鏡

あれ?あなたはお仲間?
それともここに映るのは私なの?

演技をする人の間で演技は分からない
 ....
砂防 とりわけて 終始 細目 する たくらみの 錯乱機械 叙情 な ノズル 噛み砕く 弩 不協和 に 滞る しこり 舐め回して いろは を 数える 錫杖 の ように Subtitle を 呑み込む 雲 .... 連立する高層住宅の緑は孤独
メタリックな金魚は
雨の日に口を開けて上昇するんだ


施錠された鍵は傷ついている
何度も何度も何度も
屋上に取り付けられたばかりに
また傷ついている
無 ....
君は、黒い影が辻を横切ると言う。吸い寄せられる鉛色の空の下に。何処か北欧風の街の錯覚なのだ。私は、鈍い光線に梢が青くなって震えているのを見た。私はあのモズの震える舌が欲しいと言ったのが間違いだった。ど .... アートが聞こえるよ
みんなで作り上げた響きだよ

例えどんな力が加わろうとも
アートはここにあるよ

それは
アートだよ

そして君の響きも
この中で

今ある
アートさ
 ....
逃避行toハーコー的基地外
yo!ってたかってpass the MICオレが異端
マスでコアな電気獣を撃つ麻酔銃が放つ
おのれ己の変な純情と相反するtragedy
虎で異字するモカ錠イ ....
第一話
不得手

何事もボクは苦手で不得手で
そんなボクには友達もおらず
ただただ毎日エロスなサイトを
巡回していた

第二話
忘却

高校卒業後
特に何もせずに生きていた
 ....
ここのところずっと、ある詩を批評しようとして、色々考えていました。
そして考えが横にそれたというか根本的なとこまでいったというかつまり、文章を理解するとはどういうことかに関心が移ってきました。
ま ....
さかさまにシェイクされた、コンクリートの壁の天井を。
逆立て待ってたの、彼方の空へ飛び出したくて。
境目の、あやふやではっきりとした、灰色と真っ青の空が見たくて。
そして天井の壁に、聞き耳をたて ....
花畑を1ヘクタール包囲して
蜂という蜂を殺す
死骸は市外で紫外線の下に晒される
し甲斐の有る行為、畏怖

花畑は異邦者の手に。
処女を奪われなかった花は蜜を湛える。


ゲリラじみた ....
揺れている――
火が、無人の家に続く砂利道のそこここで、
揺れている、原野の風の行き来にあわせて
揺れている、枯れかけた草の群れが、
火が跳びはねて渦巻く、
日没前の世界に


揺れて ....
 なんだか祭りが始まっている。といってもなんて言うか、たいしたものは書けやしないのだが、要するに「鑑賞文」の断片を私的メモを公開するようにひとまとめにしておけば、僕が好きだなあと思ったり、もっと触れて .... 1.敬称略です。
2.あまり読めてなくても、笑い飛ばして下さい。
3.責任は持ちますが、プライドは持ちません。
4.「どーしてもヤダ」という時は、私信ください。その方の評は人知れず削除します ....
二枚貝の裂け目から
たくさんの血とともに
ユーモアのある満月が
6つ産まれた
君がそれを食べちゃったんだから
君がもう一度
産まれなくてはならないのに
あのお爺さんは
そんなこと気付き ....



よるはむらさきまひるはみどりあなたはましろにきえにゆきそぞろなゆびさきはまどいふるえる


煌々とぼんやりと嗚呼輝く月は秩序ある虚無を愛でる此の魂の止まり木


霊的な不変真 ....
つかめ
つかんだら離すな
そして握りつぶせ
と福本伸行は言った 

雑踏の中を行く
私の周りで
瞬間的に温度が上昇する 

だって乾布摩擦してるんだもん!
ゴッシゴシゴシゴシ
ゴ ....
夜のレモン。
堤防の上で君と、レモンと

夜のレモン。
夜のレモンを齧る、少し寒くなってきた。

夜のレモン、なぜこんなにも、ごつごつと、緑色で、
死体のまぶたのような、ぶ厚い皮でおおわ ....
 
空腹だけは真実だ 
R246、クラウンのシートにてやや傾く 
高架下の信号待ちでスパイラルカフェの 
ランチについて考えている 
急発進がサイドブレーキを促す 
再び加速 
する、欲 ....
彼女の尻にささった巻き貝が
彼女を内側から照らす
ああ なんて明るい尻
なんて暖かそうな腹だ
そうして彼女は一個の
ジャンヌ・ダルク風キャンドルとなって
僕をも照らし
慰める
形態だけのもの
君にもあるでしょう
例えば脇の下
「逆立ちした生殖器」と聞いて
すこし考えてみたんだが
やっぱり僕らはすこし
滑稽だ
どうすれば君に分かってもらえるか
庭のグミは毎年花 ....
花が咲く咲く 花が咲く
配列乱れて 花が咲く
野山に自然に 花が咲く
自由奔放に 花が咲く

花が柵柵 花が柵
配列乱さず 花が柵
展示ホールに 花が柵
理路整然と 花が柵

花が ....
見るからに美しいのは
スーパーマーケット前のベンチで
横たわる
私のクリトリア
それはおかしい
何故なら私は
処女懐胎のできる筈の定め
有形と無形に
何の差別があるか
 
 聖地の方角へ向けて祈る
 巡礼者のような面持ちで
 私は此処に立っていた
 星たちの第五待合室


 そこにある伝言板に
 私が一行書き加えると
 誰かが四行詩で返信する
  ....
紹興酒どうしようもない日記をつけてガーナ行きというかトンデミーナを詮索および検索のトンガ人が短冊に書くマジックワードセルライト完全燃焼宣言イン西アジア警報発令直ちに避難勧告が韓国から観測纏足中国だそれ .... 遠心分離機は
エッセンスを抽出する
知りたいことだけを
願いたいものだけを

眩暈のたびに
模様のようなニューロンが
脈打ちながら
大きさを変える

暗喩を駆使して
本能を唄う
 ....
六崎杏介さんのおすすめリスト(296)
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