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そうだ、中三のとき

愛について、いつも考えていた

こころの灯、なんて題名つけて

愛について、ノートまでつけていた

母が死んで整理していたら

耕太郎関係、って書いた段ボール ....
夕星の歌がきこえる

バリトンの愁い

季節はずれの鱗雲

夕方が影をつくる

生成は忘却なんだ

やっと、わかったよ


ぼくは見つけたんだね
ぼくはあの日

獣のような妖精だった

獣のようなことをして

妖精のような目をして

妖精のようなことをして

獣のようなことを考えて

清濁は合わせ呑むものではないよね
男と女をこえて

きみを抱きしめたい

欧米か!

なんて言われたいぐらい

そんな気持ち、なんだ


外灯や月がさやかになる

五月の闇が深くなる

月日は軽い足取りで ....
あの日から遠いこころが始まった

そっちがいい

どっちがいい

気が向いたときだけ優しくできる


こらえきれず

きみを待ってる

ギター教室から

きこえる音楽
 ....
ジャパン・ランドのうえを

ひかりが

風が、雲が

ちからの流れを変えてゆく

ぼくらはどこから来たのか

ぼくらはどこへ向かうのか

おなじでも

べつべつでもないのに ....
花びらが

あしもとに転んでいる

気持ちいい夜風に

白い素直なものが散っている

居酒屋をでて

スナックにむかう

仲間たちのうしろ姿

外灯に浮かびあがっている
 ....
きょうも

生き残っていた

バラは昼間

薔薇いろになる

あんな気持ちに

なるだけなのに

きょうも

生き残っていた

誰にも秘密なこと

僕だけに話してくれた
ひとにとって

わたくしは環境の一部でしかなくて

良い影響を与えたり

悪い影響を与えたり

これといって

影響を与えることもなかったり

季節がたのしくなかったり

 ....
セックスに

なにをか押し込む

そんな重要なことでもないのに

セックスに

押し込められている

いちにちに

なんども君を想ってしまう

カッコイイ忘れかたなんか
 ....
夜風がゆるく吹いていた

さくらが銀河のようだった

カップルが一組

川向こうのベンチに座っていた

僕たちはすこし道に迷ったようだ

たまに肘があたる

あてどない人生が
 ....
世の中に

たくさんのスナックがあるのには

理由があるんです

おんなじ店で

なんども哀しみ見せられないでしょう

今夜も女は男に狙われ

身体を手で○○てゆくようです
 ....
きみのつくってくれた

カレーうどんが

得意料理になっています

息子ふたりの

大好きな食べものになっています


公園のさくらは満開で

雲のなかにいるようでした

 ....
木蓮はほどけて

黄いろい死斑を散らせていた

桜の木々は赤く汚れて

ところどころに

灰いろのピンクを零していた


季節はひとつを終わらせ

ひとつを始めてゆくというの ....
今期も残すところ実働六日です

計画達成まであともうひと踏ん張りです

強く持続した思いは、必ず物質化する、なんて

偉そうなこと言ってるもんだから

僕は間違いなく追いつめられていま ....
霞みのとれた空のブルー

宇宙が透けている

白がこぼれる

木に花の咲くふしぎ

少女の純潔を黄色でよごした


僕たちはあれからどうした

宇宙が透けている

軒先で ....
月が好きなふたりだった

いくつもの月がふたりを照らした

あのころの轍に

いさぎよくSAYONARAしよう


春なのに月は

霞みが微塵もなかった

真昼のしろさだった ....
青灰いろの街が夕暮れ

赤がひときわ輝きだすころ

東の低きにそれは座っていた

なんびゃく万マイルその先の


     ○


ラブホイヤーに会いに行こう!

リオデジ ....
海からの放射線を

ぼくらはまるで海だと感じている

そのアリアは音楽の極北だ


無限とは広がる変数のことだ

この星に浮かぶすべての重力

海のうえには空しかなかった

 ....
このごろ

冬の匂いがしなくなった

サクラ咲くまえに

中途半端にするさよなら

声もかけずに

いいと思ったひと

どこかでまた会うような

そんな気持ち

せつな ....
雨降りの日には

家路をたどる小学生

目につくのです

そして

なぜかは分からぬけれど

私の家路を思うのです


雨降りの日には

母の歌を口ずさみ

家路をた ....
いのちに寄り添えば

なんでこんな哀しいのか

外灯がけぶってます


希望、

寂しい、

胸を

見つめた


いのちに寄り添えば

なんでこんな哀しいのか
 ....
朝が更けてゆく

アフリカの太陽が

この街に

遠い音楽のように照りはじめる


ビジネスマンもウーマンも

スターバックスの紙袋抱えて

仕事場までの獣道歩いてる

 ....
木々が踊りをとめて黙していた

夜が青かった

外灯が規則ただしい涙のようだった

リズム&ブルースの

ゲゲゲの鬼太郎みたいな旋律

信号に停止するテールランプが

この世の ....
息を吸う

それはいまから

深海に

深海に

潜るために使われる


だからいま

息を吸う

未来に

未来に

未来に会うために


息を吸う

 ....
おはようと合図する

朝日はいつもより

力強く循環している

ことばで愛し合えば

ふつうの営みもすこし

二人だけの性癖のようだ


キスの話なんかなかった

こどもみたいな熱だった

すばらしい ....
好きの定義はわからないけど

目を赤くさせながら

メールのやり取りをしている

セックスがゴールなら

そうではないと教えるだろう

月はまるいというけれど

ちがう光のかた ....
路地には梅が

夕日は夕日で鏡のようで

黄砂は地球の

メカニズムにのって


ぼくらは愛や恋やで

胸を痛めてみたり

切なくなってみたり

か弱い螺旋の生き物です
 ....
風に吹かれて

散り舞い

降りやまぬ塵


塵は

つもり

やがて

土に


風に吹かれて

散り舞い

降りやまぬ塵
雪が散り舞う

気の遠くなる場所から

此処まで君らは降りてきた

君らが人間なら

乾杯といきたいところだ


どうやって来たんだ、

重力で来ました、

途中大変だっ ....
こゆりさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(46)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
愛について- 吉岡ペペ ...自由詩2708-8-28
宇宙の法則- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...608-5-13
獣と妖精- 吉岡ペペ ...自由詩508-5-11
抱きしめたい- 吉岡ペペ ...自由詩908-5-10
遠いこころ- 吉岡ペペ ...自由詩808-5-3
四月の風- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1008-4-18
花びら- 吉岡ペペ ...自由詩908-4-16
きょうも- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...508-4-16
季節がたのしくなかったり- 吉岡ペペ ...自由詩608-4-16
セックスに押し込む- 吉岡ペペ ...自由詩208-4-16
銀河- 吉岡ペペ ...自由詩2208-4-3
性の哀しみ- 吉岡ペペ ...自由詩608-3-30
さくらの雲のなか- 吉岡ペペ ...自由詩908-3-30
春の切実- 吉岡ペペ ...自由詩1108-3-29
祈り- 吉岡ペペ ...自由詩508-3-24
秘密- 吉岡ペペ ...自由詩208-3-24
SAYONARA- 吉岡ペペ ...自由詩508-3-22
天体の誘惑- 吉岡ペペ ...自由詩608-3-21
海のアリア- 吉岡ペペ ...自由詩508-3-21
卒業の唄- 吉岡ペペ ...自由詩108-3-17
家路- 吉岡ペペ ...自由詩308-3-14
春の哀しみ- 吉岡ペペ ...自由詩508-3-12
アフリカの太陽、ニューヨークの- 吉岡ペペ ...自由詩408-3-10
アラーム- 吉岡ペペ ...自由詩708-3-8
深海に潜る- 吉岡ペペ ...自由詩808-3-6
朝の歌- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...108-3-4
大人げない- 吉岡ペペ ...自由詩508-3-4
春の切実- 吉岡ペペ ...自由詩208-3-4
風土- 吉岡ペペ ...自由詩208-3-2
旅の杯- 吉岡ペペ ...自由詩1408-2-29

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