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あなたの誕生日はいつだったっけなぁ
と思いながら

刻々とすぎてゆく日々


選ぶべき言葉も選べないまま
大切なもの
いっさいが流れてゆくというのなら

それは、きっと
わたしが ....
ひとつの優しさ
今日の朝振り向いて
ひとつの喜び
今日の朝テーブルの上にそっと



あたたかな温もりに抱かれるように
背中から朝は訪れた
おはようと
ちいさな声であいさつする ....
空白のページに
跡をつけたのは私

全体の四分の一にも満たない
まだ短いストーリー

ベストセラーになんかなりっこない
本屋の端の方で埃をかぶっている

ちょっと悲惨なストーリー
 ....
風の便り
空中の花見
二つの綿雲
手を振る君

スネアの音
速いロール
テントンテンと
ティンパニーの音

緊張の毎日
幸せの毎日
達者な弁論
あきない話
ぼくときみは違うから
同じものにはなれません


でも


同じくらい価値のある
別のものにはなれるはず
(1日目)
 身欠きニシンの煮付け
 餃子のスープ
 ヤッコ豆腐
 ほうれん草のお浸し

(2日目)
 酢だこ
 ソーセージ
 かき玉汁
 納豆

(3日目)
 サバの味噌煮 ....
魚が潜って行く絵だ

深海ではないような気がする
かと云ってこの頭の中だけではないのだ

大きな

魚ではない
小さな魚の大群でもない
どちらかと云えば弱者でありたい

大義名分 ....
コーヒーに角砂糖を入れる
ろうそくの赤い光
サイホンの音
半日を振り返る

BGMに癒される
楽しくなる
何も考えない
脱力する

歯を食い縛り
気合を入れる。
午後も頑張るぞ ....
風船
たくさんふくらます

ぷうぷう
ふうふう

赤や
黄色や
青色や

マーブル模様は
お気に入り


全部自分でふくらます

今日のお天気よりも
私の気分が軽いか ....
空のすみずみまで血はめぐり
いつもの午後が
今日も静かにあくびする

ふと目が合って
空の心臓が
止まりそうになった

手を繋いで歩いたら
真っ赤な大きな心臓が
名残惜しそうに ....
ぼくはあの日

獣のような妖精だった

獣のようなことをして

妖精のような目をして

妖精のようなことをして

獣のようなことを考えて

清濁は合わせ呑むものではないよね
男と女をこえて

きみを抱きしめたい

欧米か!

なんて言われたいぐらい

そんな気持ち、なんだ


外灯や月がさやかになる

五月の闇が深くなる

月日は軽い足取りで ....
鏡のしくみで
生きている

笑うと
鏡も笑ってる

光の世界で
くしゃみした
永遠の
瞬きのように
お愛想だと判っていても
みょうな期待を持たされてしまう

口ぐせなんだよね

未来と繋がっているようで
繋がってなくて
この連休の天気予報みたいに当てにならない

悪気なんて無いのだ ....
ロッキングチェアに座る
クラシックを聞き
うたた寝
風が気持ちがいい

前は一面
麦畑、青い穂
犬とじゃれる弟
芝生の上

植木に水やり
芝刈り
青臭い匂い
サマーチェア
 ....
      最後の /色

      残されたままに/
/ひとつの ....
母さんと間違えて
息子が僕に抱きついてきた

首筋に
ぴったり口をくっつけて
おっぱいみたいに吸ってきた

ああ
母さんになるって
こういうことだったんだ

時計を見ると朝の六 ....
すがすがしい
晴れの日に
散歩に出る。
花が咲いている

ひなげしの中にオレンジ
ツツジの中に赤
薔薇の中にピンク
キンギョソウの中に黄色を見る。

浮かれて庭木の前で
立ち止ま ....
川沿いの道を 
からんころんと下駄鳴らし 
着物姿で{ルビ闊歩=かっぽ}する 
5才の姪のかほちゃん 

ほどけた帯紐に 
つまづかないよう 
後ろから追いかけて 
地面に垂れた紐を持 ....
ねぇ君
過去の出来事で
くよくよ悩むのは止めようよ



今日という日が
すべての人にとって
これからの未来の
最初の日だとしたら



きっと君は
貴重な経験を重ねた分
 ....
あの日から遠いこころが始まった

そっちがいい

どっちがいい

気が向いたときだけ優しくできる


こらえきれず

きみを待ってる

ギター教室から

きこえる音楽
 ....
恵みの雨
喜びの雨
家の中で
寛ぎの時

ゆっくりと寝て
テレビをかけて
バイオリンの音
胸に透きとおる

悲しみの涙
苦しみの涙
全ての物が
人徳となる
凍りつく寸前の
ずしり

それは
深い深いみずうみの

4℃
絶対温度で横たわる

好きです、って
告げたら最後

深みで眠れ
ことばよ

声よ
 
 
 
お疲れ様
お仕事ご苦労様です。
夕食の用意ができています。
今食べますか?後ですか?

今日は何かありましたか?
誉められましたか?
叱られましたか?
お客様は喜んでいましたか?

 ....
ふらふらと 
京都から帰ってきた
 

またウイスキーを一瓶、
一気に飲み干して 

そうだな 
俺は俺を殺したいのだと思う 

今はそんな夜 


また見たいな ....
あの、ね

  君の語りの中にはいつも海があって
  壊れた砂時計が海岸線を塗りつぶしている
  波はいつの間にか言葉になって
  こだまする、喉の奥

赤いうさぎを抱いた少 ....
目を閉じて
貴方の顔を触れる
貴方を感じる時
貴方の匂いがする

頭が良いと分かった時
楽しくて笑ってばかりいて
顔を見ているだけで面白い
自然を感じる時

貴方がボケる7秒前
 ....
何かが
桜の木にぶらさがってる
よく見るとそれは
何か、というよりも
転勤してきた
部長さんであることかわかる

かわいそうに
あんなにあかく染まって
誰もが桜だと思う

帰り ....
カモメが飛ぶ海岸線
鳥の下には魚がいると言う
何も考えない
潮風を受け、笑った。

望み、幸福、愛、
痛み、残念、後悔、
好き、嫌い
出会、別れ

くっ付いては離れ
離れてはくっ ....
世界は現実味がなくて
絵葉書を見てるみたい。遠い。

この窓を開けて
風を部屋に送り込めば
少し生きてること
実感できるけど

ねぇ、なんだか
とうめいにんげん、になった気分

 ....
こゆりさんの自由詩おすすめリスト(221)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クマのぬいぐるみ- わら自由詩20*08-5-22
朝のスケッチ- 乱太郎自由詩22*08-5-21
プロローグ- 三奈自由詩12*08-5-18
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昼の喫茶店にて- ペポパン ...自由詩6*08-5-12
風船ふわり- 舞狐自由詩6*08-5-12
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獣と妖精- 吉岡ペペ ...自由詩508-5-11
抱きしめたい- 吉岡ペペ ...自由詩908-5-10
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「また今度」なひと- 恋月 ぴ ...自由詩19*08-5-8
ロッキングチェア- ペポパン ...自由詩7*08-5-8
残された色- 乱太郎自由詩25*08-5-7
それでも世界は美しい- 小川 葉自由詩5*08-5-6
花の咲く時- ペポパン ...自由詩7*08-5-6
犬のさんぽ_- 服部 剛自由詩408-5-5
今日という日- Honesty自由詩11*08-5-4
遠いこころ- 吉岡ペペ ...自由詩808-5-3
Rainy_Tuesday- ペポパン ...自由詩6*08-5-2
4℃- umineko自由詩8*08-5-1
お仕事の帰り- ペポパン ...自由詩5*08-4-30
じゃあ、また- わら自由詩22*08-4-28
あの、ね- Rin K自由詩38*08-4-26
貴方に恋する7秒前- ペポパン ...自由詩5*08-4-26
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ニコチニズム- ペポパン ...自由詩6*08-4-24
近状報告、君へ- 三奈自由詩7*08-4-24

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