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  しろいけいこうとうのしたで
  あなたのはだはとてもすきとおってきれいにみえた
  あなたのはだのふくらみやくびれをがいねんでなぞりながら
  わたしはしずかにしゃせいをした
  ....
 
はじめにあるのはくらやみだった
すべてうしなったきみのなみだが
こおってゆきになりくらやみに
ふりつもっていきもじができた

わたしはきみのそのしをみていた
しのよはくにうまるきみの ....
こんにちは 人でなしです 元気です


月曜日 朝から僕は精神科


朝ごはん食べ終わったら午後七時


返さねばならぬ本から消えていく


ゆらゆらとアスファルトから蜃気楼
 ....
 
{引用=冬}

一月
夢から覚めた
中世の僧たちが
山の僧院から
列をなして
出てくるところだった
杖を突きながら
歩いていた
暗く



葬列
そのもの ....
■うしなわれたきよらかなものたち

{引用=
君の土地。

その本はこの短い言葉で始まる。
「山の絵本」、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/A ....
からだ/ことば


●ZERO POWER http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=16220
{引用=
 仔犬じゃなくても
 わたしの甲をなめてもい ....
はじめに

・引用が多いですが、まず詩全文を読んでから本文を読まれることをお勧めします。まず、先入主なしで、詩を読まれたほうがよいと思うためです。

・このシリーズでは主に小林レント氏の14, ....
駆け抜ける分散和音


■マルボロ(リミテッド・エディション)http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=10865

無責任で冷めた視線。文章の表面はどこま ....
僕に露天風呂の中で本を読むという楽しみを教えてくれたのは友人Tだった。Tが言うには、夜の鞍馬温泉は人が少なくて、本を読むのにもってこいだという。僕は鞍馬温泉には行かなかったが、さまざまな旅行先で本を携 .... フレージストのためのアクロバティック体操


■拡大コピーの時間 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=13696

文字通り、拡大コピーをしてみてみよ ....
承前 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=33616


繰り返すものたち


ひとつの車輪が回っていった http://po-m.com/foru ....
 
とっぽーん、とっぽーんとあるいていく。とっぽーん、とっぽーんと
あるいていく。やまおくのもみじ道。登下校のランドセル。とおくの
まちの散歩道。ときにはスキップで。ぐるぐる。ぐるぐる。しゃぼん ....
温泉にいた。ぼくはKさんと二人っきりで露天風呂に浸かっていた。Kさんは恋人にふられたと言う。二人でそのふられ話をしていると、 Kさんは感極まったみたいでぼくに抱きついてくる。腕に胸の感触がする。
 ....
ムーンライトながら号(注)の臨時電車に乗っていた。トイレの中で。持ってきた簡易椅子をトイレの横に組み立て、それに座った私は一人唸った。(まずい展開。)

ネットで検索している時点で、嫌な予感がして ....
むかし
きみは白い服をきて
なにもいわないで立っていた
きみがはじめてことばを言った
とてもなぞめいていた
(わからないことばはとてもやさしい)
それからきみは
古本屋へ通う
そとは小 ....
クラシック聴きながら詩を書くと詩が3拍子になってしまう、
でも詩は4拍子のほうがいいから、詩を書くときは狂ったロックやテクノを聴くと言う人のことを思い出していた。
今日中にたどり着けない電車に乗り ....
雨が降っていた
暗い門の下で
男が三人いて
僕がその一人だった
門の先に続くのは
センチメンタルな山道だ

雨が小降りになってきたので僕は歩き出す
男が「大丈夫かなあ」と言っている
 ....
 定型に望みを賭ける
 形なきものにかたちを与えるように


 カメラ無し三脚立てて五歩下がり 
 瞼が切り取る秋の夕暮れ


 君のこと好きで好きで気が狂いそう
 君の字に宿る君の ....
朝の空気がこんなにきれいだから
きみは生きていていい

神様が歌っているから
朝焼きたてのパンを買いに行こう
ラウラ、ラウラ、ラウディ

神様の歌はとてもシンプル
きみは生きていて ....
黒魔術だと思う。なにか黒く光る言葉たち。
ギミックみたいな改行。
碑文、と作者は言う。それは(朗)読んではならない(おそらく)。
目で見る、使われる漢字の与える印象の強さ。詩の形の強さ。
ある ....
死んだ君が極限にまで死に近づく事を語った春の夕暮れ

死を口にするのはこれで最後にしよう波打ち際のような憂愁







桜がこわい。きみはそう言った。春の夕暮れ。
汽 ....
女の子に生まれたかったと思う。女の子の体の匂いのする、女の子に生まれたかったと思う。女の子の友達や、妹と、床でごろごろしたり、したかったと思う。だけど僕は男に生まれて、心のほうも身体のほうも男のような ....  
カーテンの向こうの 
ついぞ見えたことのない 
とおくを見るまなざしの
(がたーん)
ひとりの
(がたーん) 
月影 
この、流れていくみどりのうえの 
ぶれていく指の 
疾走 ....
 
だれも起きていないリビング
ガラス戸の光
外の空気
となりの墓地から
鉦の音が聞こえてきます


いぬがしんで
しずかです


百科事典をひらきます


わたしもいつ ....
 
歌と踊り
    
                失った恋人に



歌と踊り1



それはむかしの
それはお ....
 
なやみにみちてねむりに落ちる
まどろみながら足は窓へ向かう
外を見下ろすと今まで知らなかった河が流れていて
月の光子を静かに回す
いろいろなものが流れていく
光が流れていく音楽が流れて ....
あおばさんの渡邉建志さんおすすめリスト(86)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しあわせなせかいのおわり- 渡邉建志未詩・独白306-3-7
白紙- 渡邉建志未詩・独白5*06-2-3
ラブホテルで葬式- 渡邉建志川柳28*06-1-3
四季- 渡邉建志未詩・独白9*05-11-3
尾崎喜八「山の絵本」を読む- 渡邉建志散文(批評 ...3*05-11-3
浸透と破水/キキ氏の作品について- 渡邉建志散文(批評 ...605-10-16
ある15歳の経路/小林レント讃1- 渡邉建志散文(批評 ...10*05-9-30
平坦な戦場で僕らが生き延びること/高田夙児氏の詩について- 渡邉建志散文(批評 ...405-9-23
霧の様な死あるいはナルシシズムについて/立原道造を読む- 渡邉建志散文(批評 ...13*05-9-21
アクロバティックな午後/合耕氏の作品について- 渡邉建志散文(批評 ...7*05-9-21
繰り返すものたち/生得(こもん氏の作品について2)- 渡邉建志散文(批評 ...4*05-9-20
とっぽーん、とっぽーんと- 渡邉建志未詩・独白2*05-9-13
温泉街- 渡邉建志未詩・独白5*05-9-3
ムーンライトながらノート- 渡邉建志散文(批評 ...1*05-8-21
__- 渡邉建志未詩・独白3*05-8-9
米原駅ノート- 渡邉建志散文(批評 ...15*05-8-5
雨の山道- 渡邉建志自由詩10*05-7-24
形なきものにかたちを与えるように- 渡邉建志短歌10*05-7-2
__- 渡邉建志未詩・独白2*05-6-20
こもんさんの詩について思うこと- 渡邉建志散文(批評 ...8*05-3-18
遺された春(3)- 渡邉建志未詩・独白6*05-3-16
女の子に生まれたかったと思う- 渡邉建志未詩・独白205-3-9
遺された春- 渡邉建志未詩・独白2*05-2-20
アクアリウム- 渡邉建志自由詩13*04-12-10
歌と踊り- 渡邉建志自由詩7*04-10-9
裏川- 渡邉建志未詩・独白5*04-6-17

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