すべてのおすすめ
そろそろと気配が生まれてくる
(春の音 春の音)
さらさあさ

今日は曇りのち雨でした
しっとり雨水 雨水

夢でも見ているのでしょ?
ええはい

鈍色の季節にたつ 青く震える幽か ....
モノクロの描画、朝が朝になって
いつも間違えそうな、窓に走る線のひとつふたつ
数えることを踏みとどめて
大きな朝に、誰もいない交差点に、スクランブルに
点滅する青と赤に、おはようと言うための
 ....
川沿いに歩いて ようやく
国道まで出た
ぼくたちは、しばしば
夜を迷う
ぼくたちには靴がなかったけれど
それはたいした問題じゃなかった
歩くべき道を
さがすだけの、夜を
迷っていた
 ....
斜めの道を歩きつづけて
直ぐの道に出たときの
めまいにも似た左の震え
つまびく果てのリフレイン


穴だらけのひろい通りを
下を見ずに駆けてゆくとき
街を横切るもうひと ....
あおくあおく青く
ひろがるそらのひとすじ

やまないせみのひと鳴き

ころがるみらいを死骸にみて

それもこれも夏


おわりのゆめのくらがり

ちいさな苦痛にいだかれている
月の予感に空を見る
私の水が粉と舞う
遠くの人家の吠え声が
空の緑に波を刺す
蒼に染まった雲を追い
地平に沈む夜を見る


せめぎあう
小さな音たち
せめぎあ ....
君の既視感を舞っているのは
紙製の蝶だよ
いちめんのなのはな と君は呟くけれど
此処はうち棄てられて久しい館の中庭
君が坐っているのは朽ちかけたベンチだよ
とうの昔に涸れた噴水の傍の

 ....
送電線の下をくぐって
アスファルトの海を
ぼくたちは、
泳いで、


はりめぐらされる
緯度や経度に
足をとられながらも
ひたむきに
日帰りの旅をくりかえす
ねむる前、ときどき
 ....
規則的に並んだ 長方形の、
石の上に横たわる
やわらかな、暗室
腕をまっすぐ 前に伸ばして
星座の距離をはかる
おや指とひとさし指で足りるほどの
遠さで
わたしを見下ろしている


 ....
空から音も無く降る雪の
つもる速度のいじらしい熱

ちょっとまえの流星は
乾燥した鋭い声で失礼のないように
(絶望はできない。
と軌跡をのこし消えていった
このとき雪はしゃららららん
 ....
空が飛んでいる
空が飛んでいるので全ての羽が浮上する
見つめることはいつだって透きとおる
見下ろせば ものの在りかはかなしい

重力の堆積が歴史で出来ているなら
ぼくらの言葉は足跡のように ....
距離にたたずむ私の{ルビ首=こうべ}は
ついに飛び去ることはなく
天と地を結び
{ルビ収斂=しゅうれん}を{ルビ咽下=えんげ}している

星々がめぐり連なる
境界
深く眠る視線は果てを知 ....
1.

かみさまはいるよ、
って 
教えてくれた人は
もうすぐ死んでゆく人だったけど
それは黙っておいた


だって、あいしてるんだ



2.

きのう、かみさまを見か ....
つじつまを合わせようとすればするほど
ずれるのは無理をしているから
そんな私無理をしているつもりはないのだけれど
ため息が出るのがさみしい


自分を偽ることをやめる
それが
磨硝子 ....
宵の衣の澄む空に
水を含んだ
  月浮かぶ
果てを映したせせらぎに
火照る裸体を浸します
夢に染まった
  つめたさが
しずかに狂って微笑した
(すわ)
終りにそなえて 花が咲く
 トップスピードの悲しみ
 えもいわれぬ快感に酔い痴れて
 俺の身体の真芯に電流感じた
 インチキでマガイモノで信頼できない心とやら
 ダムの底で眠った家屋のように
 いつに ....
  


 県庁の前でメロンパンの移動販売車が
 停まっていた
 雲のようなものが雰囲気で逃れるような
 空だった
 似たような顔をした鳩たちが
 いっせいに撃ち落された
 ....
すき。
つらつらと
窓硝子に透明な静脈
いつしかの雨
ちいさな胸にけむり
せつなさ響くぬけ殻の
透過する自殺

すき。
その精神
クシャグシャにくずれそうな
物理的に映らず視覚さ ....
得た と思うと同時に失う

林檎の皮を剥いていく
螺旋が皿に垂れていく
果物ナイフに映る甘いかおりに
私は涙を告げる

何も動揺することはない
唇はかすかに震えているが
芯は蜜を湛え ....
月が冴えわたる冬の夜
田園の雪の波が
月光に青白くきらめいて
をんなの肌に深く映ります
あぁしんど
酔い醒ましにちょいと表に出てきたけれど
伏し目がちな月影は
わかばにマッチをすっていま ....
白い紙を横一文字に切ったように
まっさらな地平線をイメージする

そこから滲み出すように浮かび上がる
黄金色の太陽をイメージする

重い深紅から青紫を経て紺碧に至る
グラデーションの空を ....
#71

 ジョン、あなたに会いたかったです。



#72

 にんげんだもの
 わけもなく
 ピー
 ってさけびたくなる
 そんなときって
 あるよね

 ねぇよ
 ....
青のお墓で悲しむことはありません

白の立ち姿を遠目で映します

赤のお空で産声は響きます

黒の後ろ姿を光で焼きつけてください


あなたのいた砂の層が
うららかに音を奏でて
 ....
 曜日だけはおぼえている
 寒いから季節だけはようやくわかる
 閉じたままの傘が傘入れにちゃんと入ってる
 雨が降った日はいつのことか
 雨のせいで色が変わったジーンズの裾が
 ....
手荷物、は戦いだった
毎夜欠かすことなく
網棚はやって来て
月はまるごと列車でよかった
主翼があれば飛行機でよかった
ぼくは懐疑的な目
愛についてを語る

農家の野菜売りのおばさん ....
国道沿いのマクドナルドで
あなたのシルエットを買った
伝えたかった言葉で
支払いを済ませる
足りなかった文字が、あったような気がする



4時限目の鐘が
モノレールをつたって、とど ....
ずつうやくを飲んだ
はんぶんだけ
やさしさでないほうを


恋は終わったのではなく
けっきょく始まらなかった
もう春だった


つながれたこいぬが
ねむたそうにあくびしてる
み ....
1.
ぼくは風邪をひいたので目を閉じる。まぶたは、いつもよりもなめらかに溶けていく。まつげの長さを、指のはらで確認する。ぼくは人よりもまつげが長いといわれるからだ。


2. ....
はじまりのない海は、飽くことなく月光を滅ぼし続けた。海の窓はいつでも閉ざされていて、裂き傷のようなものが表面をいろどるだけだ。海の上では乾いた街の幻影が旋転していて、槍のような水柱を呼ぶ。街は律動する .... 夜の更ける頃
君の身体から
今までに聞いたことの無いような
音が聞こえてきた
安らかに君は君の中で
溺れているのかもしれなかった

+

縄跳びの回数を
数え間違えて
少女はずっ ....
A道化さんの自由詩おすすめリスト(303)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬の雨- こしごえ自由詩12*06-2-20
スイングバイ- 霜天自由詩506-2-19
朝の方へ走ってください- 望月 ゆ ...自由詩25*06-2-18
レイン_リフレイン- 木立 悟自由詩4*06-2-14
コバルト- 久野本  ...自由詩306-2-13
郊外湿地- 木立 悟自由詩406-2-13
架空の春- 塔野夏子自由詩15*06-2-7
ブレス- 望月 ゆ ...自由詩55*06-2-4
仰ぐ、空の視界で- 望月 ゆ ...自由詩1406-2-2
楓(かえで)- こしごえ自由詩10*06-1-28
鳥瞰図- tonpekep自由詩29*06-1-21
臨海イズム- こしごえ自由詩10*06-1-11
かみさまについて学んだいくつかのこと- 望月 ゆ ...自由詩80+*06-1-6
因果- こしごえ自由詩6*06-1-4
終の季節(ついのきせつ)- こしごえ自由詩16*05-11-30
ナトリウム- カンチェ ...自由詩605-11-29
A_to_Z_窒息紳士淑女_- カンチェ ...自由詩405-11-29
好き- こしごえ自由詩9*05-11-28
形見- こしごえ自由詩11*05-11-25
密約- こしごえ自由詩16*05-11-22
出立- 大覚アキ ...自由詩405-11-21
フラグメンツ_#71〜80- 大覚アキ ...自由詩14*05-11-17
沙の春(いさごのはる)- こしごえ自由詩12*05-11-11
ナダレ遊戯- カンチェ ...自由詩705-11-9
手荷物- たもつ自由詩705-11-7
白日、みる夢- 望月 ゆ ...自由詩22*05-11-4
やさしさでないほうを- ZUZU自由詩905-11-3
目を閉じる_7篇- nm6自由詩1205-10-28
- 葉leaf自由詩10*05-10-28
小詩集「書置き」(八十一〜九十)- たもつ自由詩2105-10-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11