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季節を生む長針は
花の踊りを軽やかに刻み

日常を運ぶ短針は
轟音の突風で
踊り子のフリルをゆらす


瞬間風速
一面に立ち込めるのは、この春の香り



シャッター音
静止する時間が ....
キミがわたしのこと
「旅してるみたい。」
そう言ってくれたから


キミと一緒に
キミの言葉たちと一緒に
一夜の旅に出かけたんだ。

わたしが風景をめくりながら
「遠くへ。この世界の一番 ....
足元に広がる
春の柔らかな
日差し
言葉と色にあふれたふきのとう

心に焼き付いて忘れられない

こんな時
うまい言葉が浮かばなくて
あなたに贈る一枚を千枚めくって探す


ゴールデンベル
春を運ん ....
昼下がり
並列自転車のトンネルで
独りの黒猫に出会いました。



一目で野良だとわかるほど
やせ細った背中が
今にも消えてしまいそうに見えたので


カタカタ揺 ....
さ。く。ら。ち。る。ち。る。
さ。く。ら。ち。る。

文字は花びら、桜散る。

て。ん。て。ん。て。ん。て。ん。
転々と渡り暮らした町々の
別れの記憶に桜散る。


 ....
この浴槽を欲情で満たす牡丹雪

ひとひら、
口づけるたび、悲しみの温度が肌を焼く
ひとひら、
白い手に抱かれるまま、別れの雪を肌に降らす

この雪は溶けるため 
この白は忘れるため

あなた ....
書き出しの言葉は、思いつかないから前略。

今年の東京は春が来るのが早いよ。
本当の冬は来ないままだから、故郷の二月、思い出してたところ。



−20℃、ダイヤモンドダストを肺に吸い込む日、 ....
ミモザの下でキミを待つ、キミを待つ。

雨は銀灰
傘を打つ音、なる、なる、なる。

ちりちり りりり  燃える線香花火。
さわさわ さわわ  ざわめく拍手。
ぽんぽろ ぽろろん  ....
梢にお月さまがとまってる

お月さまだって
たまには
休みたいのよ
それは徐々に溶け込んで 「いい天気だね」は 愛してると同じ意味

あなただけが分かればいい

あなた ひとりにだけ 伝えられればいい

あなた以外には知られたくない気持ち

 沈みゆく夕陽が
 たくさんの情報を引き出して
  ....
あっと気づいたときには
避けようがなくて
エンドルフィン働いてくれたのか
やっと死ねるのかなだなんて
奇妙な喜びに背筋ぞくぞくしたのだけど
むりやり右折してきたクルマに衝突した瞬間
 ....
心のダムに
言葉の雫がたまったら
きっと流れるうたの川

溢れ出してしまいそうになりながら
きらきらした雫だけ抜き取って
私しかつくれないうたの川

いつかとっておきの
雫でできた川
ここのダムから流 ....
わたしのいつも見ている景色です
ありきたりです
でも、たまに
はっとして
おもわずカメラで収めたくなります
記憶に留めるだけの時もありますが
後に悔いてしまいます
焦ってカメラを構えても ....
あなたが 空が大好きだから

わたしも 空を見上げる機会が増えました


空の色とか 雲の形とか
興味なかったけど

あなたが 嬉しそうに語るから
いつのまにか わたしも
空の 表情や 機嫌が 気にな ....
いつか、

『闇』を壊すんだ

その先にある空を

見るために
きっと
夜になったら
妖精が集まって

ダンスをする

月夜のなか
誰にも見られないように

月も星も
目を光らせて
邪魔者を監視してる

妖精の傘

ただひとつの名残
水鏡を覗いたら映るのは君の姿と三日月でした。


その鏡に映じられたのは僕ではなくて…
嫌になったから蛍石を放って壊したんだ
広がる波紋 鳴り響いた鈴音 僕は闇に溶けた
残ったのは悲し ....
夕と
夜とのはざま

ラベンダーの空に
すいこまれないように

ちゃんとわたしを
つかまえてて
君が もうチョットだけ 大きくなった頃には
ハロウィンのイベントも今よりもっと一般的になっているだろう

ハロウィンの日には うちに来るといい
魔法使いだかゾンビだかなんだかの仮装をして訪 ....
夜明け前の
蒼い蒼い
ひととき

こんな眼をしたひとに
遠い昔
会ったことが
あるような記憶

蒼いそらを仰ぐ

還らないときを思って
戻れないときを憂いて
ちいさな
陽だまりが

こんなに
たくさん
夕方が透明になる

桃いろが黒ずむせつな

夕方は透明になる

そして

藍いろは夜に向かうのだ
もう高くなったそら

だれかに呼ばれてるようで
だれかを呼びたいようで

なにかを忘れたいようで
なにかを思いだしたいようで

想いを全部
捧げたい

高くなったそらに

そ ....
天に向けて咲く花の

香は地に這って 熟み淀み

ひれ伏して嘆く夢の

その清浄を食みながら



私は 私は

還りゆく夢の

最期の一片を 奥歯で砕いた



花はいずこに咲くのだろう
好きな空を作れるなら、

真っ白に塗った空に

青い絵の具を筆に付けて

一気に走り出すんだ。


今、皆が見ている青い空は

ホントはボクが作った青い雲かもしれないよ。
小さい頃
ラムネのビー玉は
取れると思っていた

母と行く縁日
たくさんの人混みに
少し怯えて
けれど
ピー、ポンポン、シャラシャラ
音に惹かれて
駆け出した

ー手を離さない ....
滑走路を見ていた

その先は海

青く小さな灯が
巨大を導く

旅人たちは
デッキに出て
期待と少しの不安と

このひとたちに
幸あれかしと

通り過ぎる風は
海の香りがした
カラクリのカマキリ

カマキリのカラクリ

お神籤をひかせて頂きます
神籤玉 運ばせて頂きます


ホンマは皆さん全員に 大吉ひいて 喜んでもらいたいんですよ

でも ほら

大凶とかのほうが ある ....
太陽が安らげる場所を

雲がそっと作り上げ

それに気付いた夜空が

そっと目隠しをする。
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さ。く。ら。- 夏嶋 真 ...携帯写真+ ...17*09-3-5
牡丹雪- 夏嶋 真 ...携帯写真+ ...12+*09-2-27
雪の手紙- 夏嶋 真 ...携帯写真+ ...10+*09-2-24
ミモザの下でキミを待つ- 夏嶋 真 ...携帯写真+ ...8*09-2-20
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