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季節を先取りして
甘い甘い苺を
口にする

この甘い香りに
誰が寄ってくるのだろう

甘い甘い苺は
わたしを誘惑して

わたしを虜にして

噛みしめたら
ジュッと甘い
香りと
味が突き抜けた
下をむいて咲く水仙は
ナルシスト

あまりの自己愛に
水辺で自分だけを
見ていたナルシスは
女神の怒りを受け
ついには水仙に姿を変えた

今でも
水辺で
己が姿を見つめる
水仙

そんな神話をよそに
 ....
初詣
人の賑わいをよそに

その狐は
じっとこちらを見た

不思議な色が
キラリと輝き

わたしは狐と
対峙した

狐は聞く

お前はいま
どこにいるのか
なにをしようとしているのか
何処へ向かっ ....
ひとりでお茶飲むのにも
慣れた

向かい側に
あなたがいないことを
なげくのをやめた

誰もいなくても
平気よ、って
顔が出来るようになった

そんなふりをして
熱い熱い紅茶を
カップに注ぐ

カップ ....
空を造ろうとでもしてるのだろうか。

綺麗すぎるから、いつまでも残したくて。

完成予定はいつ頃だろうか。

できれば、俺が死んだ後にして欲しい。
まわる まわる
くるくるまわる

世界はまわる

今日も停まることなく
くるりくるりと

目がまわる

この世界には
たくさんのことがありすぎるから
密やかに囁く
木々の擦れ合う音

朝はまだ
こんなにも早くて

この木々の下

わたしは
誰にも見られず
泣くことができる

誰も慰めず
心配もせず
手を差し伸べることもな ....
流れは知っていた
ただ、それを変えることが出来ない
捨てられない
せめて渦の中にいたいのに

手を拒み続けた罰、でしょうか
同じ部屋にいても
こころが離れていく

ムーブメント


あなたが
何を感じてるか
そんなのわからない

けど

ふたりとも
相手を残して
部屋を出ようとしている

ムーブメント

どちらが先か
お互 ....
赤い赤い糸

運命のひととは
小指と小指で
繋がってるんだってね

結ばれなくても
せめて
近くにあればいいのに
久しぶりの屋台
2人で食べるお好み焼きひとつ

分け合ってあつあつを頬張った

マヨつける?
ソースもっとかける?

何気ないことばも
すごくあたたかで

こんな瞬間
あっとい ....
遠く
遥かに
蜃気楼を見たようなそんなグレイの記憶ばかりなのに

突然蘇る
カラフルすぎる
思い出

あまりにもリアルで
あまりにも鮮やかで

だからわたしは
あの頃の夜景は大きくて
         
今じゃ気づかない
靴底と背比 ....
こころ鎮めて
そっと引いたおみくじは

大吉だった

「清風朗月一銭の買うを用いず」
清々しい風や美しい月は、何時でも何処でも手に入れることが出来る

気になる恋愛運は
固い絆で結ばれる相手があらわれ ....
こんなに
たくさんの
人混み

やさしく繋いだ
手と手が嬉しくて

はぐれないように
離れないように
コンビニに
止まった
大きなトラックから
油が滴り落ちて

なんてきれいなんだろと
一瞬立ち止まる

けれど
美しき虹も
結局は自然破壊でしかなくて

見惚れた自分に
苛立ちを感じる

この
とめどな ....
雲は水面(みなも)空に浮かぶ水たまり

細かな細かな水滴が
集まって雲になり

時にはさざ波

風に揺れて
風に吹かれて

真っ白な
水たまり

空を見上げて
雲を深呼吸した
やっとなついたグレイが
背中をまんまるにして
竹輪を食べている

冬のおだやかな昼間
あたたかな日差し

どうか
この子が
元気に生きていけますように

わたしは祈りながら
日々の糧を
少しずつ与える ....
大っ嫌いって
コトバ

ほんとは

大好きの
裏返しなの
清らかな
真っ白な雪

初雪よ

かよわき
そして
美しき
小さな花に
降り積もる

残酷なようでいて
それでも
花は
しゃんと咲いていた

すべて
目に見えるもの

すべて
覆い隠してくれる
初雪よ ....
あの雲の陰に
今年はじめての太陽

あけましておめでとう

太陽が
顔を出すのを
待ってる

お祈りするの

今年は
誰もが
笑顔でありますようにって
わたくし

未熟だけど

うりゃうりゃと

がんばって

ます


今年も

よろしく

お願い

します


さて





写真



好きなわたくし

ですが

この頃





描 ....
いつものように
暮れゆく
おだやかな夕

なにもなかったようで
たくさんのことがあったようで

今年よ
さよなら

みんなが
誰もが
穏やかな新年を
迎えられますように
蕾のままで
生きてくなんて
無理よ、

って
あのひとに
教えてあげれば
よかった

そうすれば
こんなにも
遠く離れずに
すんだかもしれないのに
薄暗い辺りにひとり

寂しさに浸りながら

窓際に体を預けて



想いの途切れた一瞬に

光がまつげを掠めたから

思わず顔をあげたんだ



そこに映る光景は僕を

余すことなく飲み込んで

透明 ....
聖夜を照らす月は
赤く
まんまるで

今夜は満月

病室に
射し込む
ほのかな灯りは

こころまで
あたためてくれて

メリー・クリスマス

せめて今夜は
誰もが
幸せでありますように
アロマも

飾りもない

燃えかけのキャンドルに

火を灯す


CMに影響され

ダイエットコーラ

コンビニのケーキ

二階の自分の部屋へ


窓枠に座り

周りのイルミネーションに

よいしれる ....
みんな揃って

春を待つ
ひとにぎりの世界しか生きていなくて
端と端が繋がって
わたしからは
到底、端が見えない


いつの間にか
周りには繋がりだらけで
端にいないわたしたちは
宇宙の端が見えなくて
 ....
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ムーブメント- 風音携帯写真+ ...1*08-1-9
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広島焼き- 風音携帯写真+ ...2*08-1-7
Colorfull- 風音携帯写真+ ...2*08-1-7
幼い頃- つちやし ...携帯写真+ ...108-1-7
おみくじ- 風音携帯写真+ ...3*08-1-6
初詣- 風音携帯写真+ ...2*08-1-6
道を渡る虹- 風音携帯写真+ ...6*08-1-5
雲は水面- 風音携帯写真+ ...2*08-1-5
まんまる- 風音携帯写真+ ...2*08-1-5
- 風音携帯写真+ ...2*08-1-3
初雪- 風音携帯写真+ ...2*08-1-2
お節- 風音携帯写真+ ...2*08-1-2
雲影- 風音携帯写真+ ...3*08-1-1
ごあいさつ- 愛心携帯写真+ ...4*07-12-31
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