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諦めと
手をつないだ

諦めはやさしく
とても甘美で

でも
まだ
溺れきれないわたしは

悪あがき

こころに
貼るものが欲しい

まだ
瘡蓋さえ
できてないから
雨粒が
なみだみたいだなんて

陳腐ね
とても

雨滴も
落ちてしまえば
ただの雨水

なみだだって
たぶん
ひつじ雲見上げて
ずしん、ときた

そっか
会えないって
こういうことなんだ

一緒にこの空を
見上げることさえ
できないんだ

この空の下で
あのひとは
わたしの知らない
 ....
秋祭りの
準備が始まる

まだ
夏は終わったばかりなのに

まだ
夏の名残が
消えないのに

季節は
私たちを追い越し
先へ先へと
すすんでいく
投げ打つように降る雨を
聞きながら
死にたいと心底から思っていた。

雨上がりは
一生、来ない事を
知っていたから
鉄板で
どうしようもない
自分を見放していた。
見下していた。

何処か行こうと
差 ....
秋に拾う貝殻は
なぜか哀しい

貝たちも
その海底で
小さな泡をながめたことも
あるだろう
射し込む光を感じたことも

いまは
生命も抜け落ちて

拾った貝殻を
わたしは持て ....
こんなにぼんやりした

漆黒の夕方は

なんだかとても淋しくて

ただの

友達のはずの君に

優しい笑顔で

抱き締められたくなるのです
君とならんで泳ぐ

それだけ

ちょっとだけ

幸せ
明日は皆既月食

もしも
ほんとに地球が
月を食べちゃったら
悲しいね

月のうさぎも
いなくなっちゃう

夜空に光も
なくなっちゃう

願い事も
できなくなっちゃう

 ....
堂々と
真夏を誇った
向日葵が過ぎ

いつの間にか
ひそやかなやさしい
秋桜の花が咲きはじめた

季節が
かわっていく

止めることは
出来ない
誰にも
松ぼっくりも
気づかないうちに
こんなに大きくなっていた

ほんとに秋がくるんだ

黄金色の秋が

色づく秋が
窓の外を見ると
宇宙だった

宇宙船に乗った船員が
私の姿をして
窓ガラスに映っていた



どうしようもなく
地球が恋しくなった



この景色を君に見せたくて
写真付きメールを
ここから送るよ
こんなにも
青い青い空。

雲も空も
もうすぐ秋に変わる。

それまでのひととき、
一瞬の夏が終わろうとしている。
そばに居て下さい

底無しの池に足をのばして
反射する 怠惰に
一滴の 涙をこぼした


そばに居て下さい
眩し過ぎる光でも
底無し池の中でも良い

こうして向かい合って
 ....
わたしのともだちに

こにし なな

と、いうこがいました

わたしは、あめあがりのそらがだいすきな

そのこを

こにじちゃん

と、よんでいました

こにじちゃんは、とってもロマンチックなこで

 ....
生き物は、息物です
生きるは、息るです

動物は、導仏です
動くは、侑ごくです

会話は、解和です
話すは、放すです

休憩は、求恵です
寝るは、音るです

仕事は、志毎です
働くは、勞くです

食事 ....
「暑いよぅ」

…だから
お家に入りなさいってば
たくさんの
言葉を交わしたはずなのに

覚えているのは
「さよなら」
の四文字だけ

もう
顔も思い出せない
その仕草も

でも
まだ
あなたが好きです
あおいそらと
しろいくもと
とうめいなひかりが
わたしのあたまの
はるかうえで
たのしそうに
おどっていた


すん、と
せすじをのばしていない
そらとくもとひかりは
ほんとうに
たのしそうで
 ....
ひなはとうとう
自分が足をあげると
道路にはりついてる黒いかたちも
足をあげることに気づきました

ひなの世界にはまだ
「カゲ」という概念がないので
それは楽しい発見らしく
何度も足をあげて試してま ....
ミンミン、シャララと
朝からセミの声

思いきり
深呼吸して
空を見上げて

ぽかりと浮かんだ
雲に手を振って

よし。
夏を迎える
準備ができた。
天気がいいから
あのひととふたり
散歩に出かけた

珈琲を飲もうよ、と
あのひとがいう

わたしも頷いて
ふたり喫茶店に入った

向かいあって
お茶するだけでもしあわせ

一 ....
なにもすることのない月曜日だから
なにもしなくてもいい月曜日だから
木陰のベンチでまどろんだ

静まり返った林は
小鳥たちの鳴き声しか聞こえず
風はそっとわたしを通り過ぎていき

こんなのは間違ってる ....
ほら
赤くなってきたでしょ
ぼくたち

ちっちゃいけれど
もう稚魚なんて
呼ばないで
夢で逢いたいと願った/だけだった

薄暗い小路に狼はいない
木漏れ日の森に
明日は雷が降るから
煙草に灯を点けて歩いた

擦れ違う蝶の
乱れた花びらを焦がして
二度と繋がらない電 ....
夜の暗闇の中
街の灯は瞬いて

あのひとは
何をしているだろう
その疲れた身体を横たえて
それとも
誰かと笑いあって

好きです、
とも
慕っています、
とも
言えなかったひ ....
狭いところは私の秘密基地
あんたなんかには譲らないわ
ここは私専用なんだから
今宵
月はぬくぬくと満ち足りて
らすらぎの中で
空に身を横たえる

ひとは
その光に
祈りを捧げる

世界の平和?
明日の試験?
それとも
恋の願い?

月に祈りをかけて
人びとはそれぞれの夜を越える
あの頃
夏は飛沫だった

太陽の光も
プールの水しぶきも
弾けるサイダーも

無意味に思えるほど眩しく輝く飛沫だった

バスに乗って
あの頃に帰ろう

せめて

記憶を辿っ ....
思いもよらない

サプライズ。

緊張のあまり

無駄に料理を頼んでしまう。


「よく食べるね。」

って貴方がクスっと笑うから

夜景をそっちのけで必死で弁解。

そんな姿を楽しむ貴方に

焦って ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ガーゼ- 風音携帯写真+ ...4*07-9-13
雨滴- 風音携帯写真+ ...7*07-9-11
この空の下で- 風音携帯写真+ ...7*07-9-10
心の準備はできてない- 風音携帯写真+ ...3*07-9-9
旅出たくね?- 菊池ナン ...携帯写真+ ...407-9-5
美しき抜け殻- 風音携帯写真+ ...6*07-9-5
漆黒の夕方は- 愛心携帯写真+ ...8*07-8-30
それだけ- 愛心携帯写真+ ...6*07-8-28
皆既月食- 風音携帯写真+ ...9*07-8-27
いつの間にか- 風音携帯写真+ ...4*07-8-26
もうすぐ- 風音携帯写真+ ...6*07-8-25
宇宙船- 小原あき携帯写真+ ...17*07-8-23
透かし見る空- 風音携帯写真+ ...2*07-8-15
そばに居て下さい- 楓川スピ ...携帯写真+ ...8*07-8-13
こにじ- 愛心携帯写真+ ...6*07-8-11
想撮空間_「有人論」- 緋月 衣 ...携帯写真+ ...6*07-8-10
「暑いよぅ」- 風音携帯写真+ ...7*07-8-4
さよなら- 風音携帯写真+ ...5*07-8-2
ダンス- 小原あき携帯写真+ ...15*07-8-2
カゲとひなちゃん- a/t携帯写真+ ...1107-8-2
夏支度- 風音携帯写真+ ...5*07-8-1
遅い午後に- 風音携帯写真+ ...4*07-7-31
木漏れ日のなかで- 風音携帯写真+ ...2*07-7-30
金魚児童- weed & s ...携帯写真+ ...3*07-7-30
眩暈- 士狼(銀)携帯写真+ ...7*07-7-30
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駆け引きプラネット- 來稚携帯写真+ ...6*07-7-28

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