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「愛してるよ」と言われると、沈黙してしまう

わたしにとって、愛は、無償で尊いもの

以前、本で読んだ台詞を思い出す
{引用=

   愛っていうのはね なくならないんだよ

  ....
炎は燃えたまま凍っていた
寒さが突然とやってきて
熱い炎を丸ごと凍らせたのだ
絶えず形の定まらない炎は
この冷たさに固定された
動こうとする意志を持ち続けたまま
静止している
その世界で ....
長い列車に乗る
弟が先に座って待ってる
向かい合わせになり
二人でハムを食べる
好きだったケチャップ味が
どこまでも続く
入浴もあったが
傷が目立つので
やはり列車でよかった
せめて ....
一筋の

蒼い風が運んだ想い

「今イキテイル人いますか?」
骨に染み入る 発声音
旭日を呼び込む 題目で

冥王星の領域を侵している
種痘の接種をするようにだ

惑星の司る 過去 
核 ジェノサイドの無化を試み

惑星に題目を染み込ませ
鉄 ....
瑠璃色や萌黄出す緑色と原色の花々が
ゆらゆら揺れている中
灰や雪を見いだすのは容易くはない
家中が電化されていくと
囲炉裏も暖炉も滅多に見つけられず
たまにあったと思って覗くと
金魚や ....
遠足のお弁当に
いつも入ってた

タコさんウインナーと
ほんのり甘い玉子焼き

とくべつじゃないけど
手が込んでるわけじゃないけど

「すごく美味しかったよ
    おかぁさん ....
それは 全てを飲みこむようで
満ちては 引いていった
どうして あそこまで残酷なのか
わからなくて 怖い
まっくらな中に ぽつんと
赤い星が 浮かぶ
私は その名前を知っていても
なぜか ....
波打ち際にゆきちゃんがひっそりと立っています。
おまえ誰やねん。
ゆきちゃんです。

ゆきちゃんがそう、答えました。

///

25世紀の春、消滅寸前の太陽のもと、
ゆきちゃんは草 ....
誰にもおそわらないのに
赤を「あか」と感じたり
風を「かぜ」と感じたり

誰も教えてくれないことが多すぎる
生まれてきたのだ、ということも
きっとそうだ

記憶を移しただけで
生まれ ....
天文学の本には
その距離が
記されている

地球上で
彼女に向かって
全速力で
走ってみても
その距離は
縮むこともなく
遠ざかることさえない

38万km
 ....
部屋ごと寝入りかけた夜中に
開いた窓から鉄の鳥がはいってきたことがある
鳥は遅刻ぎりぎりの
学生みたいに飛び込んできて
その暴力的な勢いと対照的な声で鳴いた
鳥はアルミホイルを
 ....
見たか?
あれを―
空にいる、ああ、大きな大きなあれを。

見えないなんて云わせないぜ。
視力のいいやつ悪いやつ、関係ない。
見えるだろ?

鉄の塊ではない、
謂わば、世界を背負った ....
小さい頃
夜空をくりぬいたかのように
真っ白な 満月に
追いつこうと 夜の街を走ったことがある

いつまで走っても
いくら転んでも
どんなに叫んでも

満月は遠くて
ちっとも近づけ ....
空にタマゴが浮いている
白くやわらかく
ふわふわと浮いている
この空にも
向こうの空にも
何のタマゴなのか
わからないけれど
きっと一つ一つの夢が
生まれるのかもしれない
大きかった ....
遠雷が止み
雨の最初の一滴が落ちるまでの
僅かな静寂に
こころ、ふと無になり
空の灰色を吸い込む

程なく落ち始めた雨粒に
再びこころには
水の班模様が出来て
潤う、のでなく
惑う ....
遠くから 私を呼ぶ声がする
振り返ると そこには 大切な人たちがいた
手をふって 微笑んでいた
あのときのままで
どうして 気がつかなかったんだろう
あんなに 心寄せていたのに

いつだ ....
さっきから閉めるのが緩かったのか
水道の蛇口からポタポタと
水滴の落ちる音が聞こえる


微熱のせいか身体がダルくて
息苦しい感じがする
数時間前に見せられた
エコーに映ったアメーバー ....
床屋で散髪中マスターに
『あ!』って言われる事ってあるよね?
僕はあるんだ。


基本的にじゃんけんでパーを出す事を見抜かれ
パーマンと名づけらる事ってあるよね?
僕はあるんだ。

 ....
あなたが気に入っていた髪形

今日思い切って変えてみた

あんなにひどい事言われたのに

あんなに外で待たされたのに

あんなに心配してたのに

今でも あなた好みの女でいたよ
 ....
真っ白な 世界に行きたい
一度だけで かまわないから
何もない ただの 白い世界に行きたい

私は 何者でもなくて
白くもなくて
黒くもなくて
中途半端なままに
エゴを 抱き続けている ....
どこかに逃すために 
ついた
ため息が

横隔膜の辺り
胸の底で跳ね返ってきて

鼻の奥で膨れ上がる

   ぼわん

   ぼわん

膨れ上がって
こみあげる

涙の ....
空の中を
風が手紙を配達する
何も変わらないけれど
安らぎでいっぱいになる

山の中を
風が手紙を配達する
何も書かれていないけれど
緑の音でいっぱいになる

川辺の中を
風が手 ....
明日世界が終わればいいと切実に願うの

そうすればきっとこの綺麗なドレスに似合わない生々しい吐き気なんて小さな埃同然でしょう

私一人の為に世界が終わればいいの

想像しただけでこ ....
最後に降った
雪の日のことを
思い出そうとして
思い出せなくて

そこからようやく
なつかしさが
訪れました


うしなったわけではなく
戻りたいわけでもない

いつだっ ....
俺は新幹線に喧嘩を売る
いやTGVもリニアもみんなまとめてかかってこい!
俺はおまえらより凄い乗り物を知ってるんだ
その名はママチャリ 訳して母なる自転車
スピードなんか関係ねえ 悔しかったら ....
足跡残す
砂地の軟らかさ
眠りの中の古い夢
絶え間なく風が動き
その中心から
連れ去られた
形 ばらばらに
何も知りません。
何もできません。
何も見えません。
何も聞こえない。

でも星なら見ることができる。

どうして?

それは、星がもう死んでしまっているから。
死ん ....
トワ エ モワ

きみ と ぼく

笑顔は ひろがっては いない

この 丘で

かぐわしい 初夏の 葉群れに

肩を 抱かれて

ぼくたちは いた から...
 ....
                  花の咲く音が
                   夜の月を遠ざけていく
               萎みかけた風船のように地に降りるには
   ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16331)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「愛」というもの- 逢坂桜自由詩15*07-5-16
凍った炎- ぽえむ君自由詩13*07-5-16
扇風機にコエ- たもつ自由詩607-5-16
風流- 芦名自由詩1+07-5-16
冥王星改造計画- アハウ自由詩607-5-16
*灰と雪*- かおる自由詩10*07-5-16
遠足日和- 優飛自由詩6*07-5-16
夜の海- 麻生ゆり自由詩3*07-5-16
ゆきちゃん- ひろっち自由詩11*07-5-16
名はない、それでいい- たりぽん ...自由詩10*07-5-16
片思いの距離- 小川 葉自由詩5*07-5-16
キッシュ- なまねこ自由詩307-5-16
フォークソング- 蔦谷たつ ...自由詩7*07-5-16
フルムーン- ななこ自由詩9*07-5-15
空のタマゴ- ぽえむ君自由詩7*07-5-15
雨の伝う肩が- 銀猫自由詩22*07-5-15
慟哭- 麻生ゆり自由詩8*07-5-15
雷雨に浮かぶ幻想- 渡 ひろ ...自由詩5*07-5-15
僕はあるんだ。- もののあ ...自由詩9*07-5-15
髪と縁- 森下 流 ...自由詩5*07-5-15
ホワイト・コンプレックス- 麻生ゆり自由詩8*07-5-15
我慢- さち自由詩7*07-5-15
風の配達- ぽえむ君自由詩10*07-5-15
閉鎖的少女浪漫- 十朱自由詩107-5-15
最後の雪- 千波 一 ...自由詩14*07-5-15
母なるママチャリ- 新守山ダ ...自由詩607-5-15
消失点- 及川三貴自由詩707-5-15
Nの複合- 深散自由詩207-5-15
toi_et_moi- モーヌ。自由詩12*07-5-15
ほとばしるしずけさ- ハンドル自由詩107-5-15

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