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フレーズをいっぱい
書き留めてた日記帳をね
手に持っていたら
私のところへヤギが来て

それうまそうだ

って言ったと思ったら
全部食べられちゃった

悲しくなって
泣いちゃって ....
食事のマナーが悪い、と
君を叱りつけた
私は不機嫌ではなかった

「ごめんなさい」を君から聞いてから
後片付けを始めた
その頃には言い過ぎたことを少し反省していた

隣の部屋へ駆け込ん ....
わたしの体の真ん中に
小さな芽が
顔を出しました

わたしはその芽を
大切に大切に
育てようと思いました

その芽は私の体から
養分を取るので
わたしは土になりました

数ヶ月 ....
右も左もわからなくなったら
手のひらをみればよい

右の手にはひらがなで
「て」と書いてあるから

そうやって教わった
あの頃まで振り返る

何かこの先に進むための
ヒントがあるよ ....
その日 二人の間にあったのは
「愛」ではなく
「コーヒー」だった
しかしすでに冷めきっているという点では同じだ

彼が口付けたのは
「私」ではなく
「コーヒーカップ」だった
どんな味か ....
-ねがい

春は ことの始まりを思わせ
夏は 汗をかき 試練の時に似て
秋は 信じられない早さで過ぎ去り
冬は 長く暗くどこか寂しく これでお終い

そして それは繰り返えされる

 ....
どうしようもない気持ちを
家に持ち帰ってしまった
疲れた と体が軽くなるまで
脱ぎ捨てた

未消化のまま
腹の中でムカムカと
この続く感じが
たまらなくいやで

吐き出すように
 ....
君が流した涙の粒を
宝石に変えてちりばめたのが
今夜の空だよ

悲しい夢を見ないように
どうか涙を拭いてください
-きいろいろ

「パパは?」
と、パジャマ姿の君が聞く。

「お仕事行ったよ」
と、答えると
「じゃあ きょうは かめんライダーやれへんねや」
と、よくわからないことを君は言う。
だ ....
その時 私は恋をしていた
好きな彼が眼の前にいて
その無邪気な笑顔は 私の胸を締めつける

彼の打ち明け話とは 苦痛極まりないもので
そうね、彼女は女同士でも信頼できる
などと私に言わせた ....
夜中にあんたのケータイが鳴って
こんな時間に何事かと思って
目が覚めて

何やら深刻な顔で
会話してるのを横目に
寝返りうった振りしてたの

「ちょっと待ってて」って
誰に言ったのか ....
誰も居ない部屋へ帰る

玄関の消し忘れた電気に
君の存在を期待してしまう

小さいスーパーの買い物袋を
よいしょ、という感じで
大きすぎるテーブルに置く

一息ついたその時
 「わ ....
君がお風呂で
お湯が水になるまで
待っていたことを僕は気づかなかった

君は泣き
水があふれそうなくらい増えていて
そのうち君は水に溶けて
紛れていったのにも気づかなかった

僕はう ....
車を運転しながら
彼が
さっき鼻毛出てたよ

あーホンマ
私は鏡を覗き込む

下を見ればスカートの裾から覗く足
タイツ伝線

私のお腹さんがぐぅって言うから

どこか軽く行こう ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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母娘- 散文(批評 ...8*05-6-28
わたしは土になりました- 自由詩11*05-6-23
- 自由詩6*05-6-4
coffee- 自由詩15*05-5-20
「源」- 自由詩3*05-5-9
詩を書いた- 自由詩4*05-5-7
良い夢を- 自由詩5*05-5-5
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恋の時間- 自由詩7*05-5-1
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過失流失- 自由詩5*05-3-10
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