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猫がなくので
すぐ愛子にいくと
インターネットをやる気にもなれず
寝ころんで
磨いたサッシ戸から月を見て
浮世の面倒から逃避するのです
布団は薄い夏布団二枚と
毛布しかないので
電気毛 ....
今夜は
大地が霧を作っているので
あしたの朝
文明は白い湖に
沈んでいることでしょう

かろうじて夜間飛行から
着陸するつもりのジェット機は
そこに滑走路がないことに
失望する

 ....
ふと
金木犀の匂いがした

気がしたんだけど

まだ
咲いてないだろうと思う

洗濯物は
乾かない


いまはまだ
無理

いつか

金木犀の大樹の下で
橙色の雨を ....
あのひとは
とうとう
「すき」
とは言わなかった

すき
が大切なことと考えるひとだったのか
それとも

舗装された道路は
どこまでもつづく
中央線
見つめて

音楽は
 ....
こんばんは わたし

こんばんは あなた


窓の外で

覗いてるのはだれ


漂うさざ波の天井

青い空に白い雲の天井の

部屋


明かりを消せば

月明かり ....
こころをたぐりよせる
うでを磨いて
影絵のように
いくらでも
二次元では
ふたり
美しく描ける

君のかたちと
私のかたち
重ねれば
叶わない望みも
遂げられた
気がした
 ....
とにかく

生きたいように生きると

誰かが文句を言うので

背骨が歪むほど

無理して世間についてゆきます


ずいぶんと

揉まれて絞られて

絡まって

私は洗 ....
風呂が好きと言っていたから

たくさん人が来る銭湯は
家族で行きたくなかった

こんな場所で
あなたに逢いたくないし

あなたも
ゆるんでるときにバッタリは嫌じゃないかな

わた ....
あたし

なんで
あたしに生まれてきたんだろ

そんなに
前に悪いことしたんかなぁ..


それとも
まだマシなんかな

あたし
かあちゃん                         

祭り見ねぇで ごごに 帰っから  


あおとうがらし             
心臓止まるくらい            
 ....
豊嶋祐匠さんの蒼木りんさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
猫がなくので- 蒼木りん自由詩2+10-1-9
さよなら文明- 蒼木りん未詩・独白306-12-12
橙色の雨- 蒼木りん未詩・独白406-9-13
したきりすずめ- 蒼木りん未詩・独白306-8-23
無題- 蒼木りん未詩・独白306-8-10
夕暮れ- 蒼木りん未詩・独白505-9-27
身投げ- 蒼木りん未詩・独白1*05-4-2
休日- 蒼木りん携帯写真+ ...1*04-8-21
あたし- 蒼木りん携帯写真+ ...1*04-8-17
「かえる」- 蒼木りん携帯写真+ ...3*04-8-17

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