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冬の日の家のある子に布団なく服なく指の肉崩れ落ち

秋風の楽しさ終わり十一月どれだけ生きてもわからない月

夢ばかり見ていないでとの遺言を残さずに父は他界しました

右左三つ編みでゆく道に ....
弥生生まれの小鳥の日々は
父母恋しい空でした



弥生生まれの菫の日々は
暴雨を忍ぶ詩でした

弥生生まれの人の子の日々は
シチューが好きな幼子でした
弥生生まれの風である日は
 ....
心はどこに在るのだろう
心は海に在るのだろう


今朝の静かな潮では
私が時を遡り


大人の靴を履いたまま
探しているのは子守唄

すでに無数のお魚は
シャンパン色の夢の中
 ....
水草の
 根のむすぼれる泥深く
眠る{ルビ白骨=しらほね}
  うつつを夢む

ひろわれた
 翡翠のような沈黙を
胎児はのぼる
  影をまとって

朝日差し
 八重の{ルビ蓮花色 ....
そういえば野葡萄の森には

女学生たちの笑い声が響いていた

ルージュを未だ知らない稚さが

あまりにも無防備に

秋の終わりを彩っていた過日


電気代・ガス代に事欠き

 ....
明日あなたに提案したい遺言状を書きましょうと。

二人の最後の願いを信頼できる人に託して。

骨を二人それぞれの最後の時の。

ほんのひとかけらずつでも構わない

必ず寄り添うように、 ....
もう何も書かなくて良いと神様が頭を撫でてくれる夢を見た。

涯てを知っている靴は幸いである
1つ芽生えても花を望むまい仄かな想いのmままが身の丈

強がりを組み立て終わり終わらなくても終わったと消したアドレス


昨日見てない虹でした明日もまた見たいものです出さない手紙

その ....
椅子に座し
右足にしがみつく
嘘泣きの
頭を優しく
撫でてなだめる
さかしまに 
 映る水面のゆらめきへ
なにを浮かべた
 われを忘れて

環を広げ
 恋しひとつを飲み込んで
水は緑の
 底なしの{ルビ面=おも}

さざめきを
 にわかに宿し日の ....
恋芽生えても花を望むまいほのかな思いのままが身の丈

強がりを組み立て終わり終わらなくても終わったと消したアドレス

昨日見てない虹でした明日もまた見たいものです出さない手紙

その人と交 ....
素晴らしい日々をありがとうござありがとうございました僕はどこまで行けるだろうか

あの日あのとき僕は決して忘れない忘れようも無い君を失った六月二十九日を

もう帰ることのできない夢が満ちて今日 ....
さよならは最後の挨拶さよならを言う当てない寂しさよ

約束の春訴える風すぎて今なお寒くセーターを買う

暗くなるまではまだある雨の日の一日が闇三月二日

悲しさを味わいすぎた風ひとつ塩辛く ....
春愁は翼広げて訪れて翼休める私の指で

春憂旬憂は長居の気配カレンダー覗き込んでる三ヶ月後の

春優を俳句でいじめたくて考えてみる客の危篤さ


許したい許されたいと春優と意気投合エール ....
往診の先生と看護婦さんは週に一度の舞台の主役

頑張りたいけどもうたくさん頑張ったもう言わないでほしい『頑張れ』

人として生きる最後の砦かも往診の道が開かれて今

川を渡ることを思うとい ....
思いなら私の方がと諦める意味の種蒔き可愛がる冬


叶わずに終わった願いは人の世を背負った花の中でアネモネ


あなたから私からというでなく明日の光が解していたり


カーネーション ....
人知れず静かに閉まるコンビニのトイレのようにありたくもあり

​スーパーの見切り品みたいなパサパサのきょうのじぶんに穂村の弘

水を飲むそれだけのことをしてみたら水だけの音が夜をながれる

 ....
泣きたくて
死にたくなって
XXXXX
寝て朝起きて
また働いた


月見草
ブーゲンビリア
おじぎ草
青い向日葵
人殺し花


ポケモンの
頭のPの
 ....
夜よりも悲しい時間があるのならコールドスリープしたくもなるよね 日本酒が似合う季節になって来た秋刀魚豊漁いいこともある 恋しくも
渡る舟なき
天の河
ひと夜の契り
遠く消えゆく
風の歌なんか聴かなくていい
おれの声を聴け
ビール瓶の栓を100円玉と間違えて
拾ったおれの声を聴け

腹がへって
矢も盾もたまらず
全力疾走して野球帽が飛んだ
おれの声を聴け

 ....
もしチューハイ一杯だけでも云えるなら「死ぬまでいっしょね」花一匁  




もし空にこころもズレもないのなら真っ正直さが照れる田園
日々朦朧 生きてるだけで減る体
木漏れ日 喜び 泥沼の夢
やさしさって空からみおろす世界より綺麗と想えるわけない田園 スムージー飲んで眩しい朝陽みてトラブル恐れず扉をあける ここにある魂(たま)の宮分(みやわ)けとどろかし
寝ても覚めても大海原(おおうなばら)は

放埒な桃の缶詰携えて
行け行けここは聖人の墓

一人より二人でいれば楽しいか
ドヤ街に降る雨に ....
偽りが痛いくちもと透明がすこし濁った声がこぼれる 僕用の戦場でした 右手にはテレビゲームの銃(充電中)

さようなら ガムテでベタベタ補強したビニール傘のわずかな割れ目

雨の夜のビルの光の数百の孤独のためのそれぞれの歌

あの日以来、透 ....
りつさんの短歌おすすめリスト(42)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
愛無く暖なく髪はギザギザ____もっぷ- エヴァル ...短歌325-11-4
あたしの譜_蒼風薫- エヴァル ...短歌225-10-28
生きるな___蒼風薫- エヴァル ...短歌325-10-27
美女ナルキッシーナ- ただのみ ...短歌5*25-10-22
野葡萄の森には__もっぷ- 梅昆布茶 ...短歌325-10-20
sすみれ日記__2017・10・28_________蒼風薫- 梅昆布茶 ...短歌425-10-18
靴____もっぷ- 梅昆布茶 ...短歌325-10-17
恋歌9首青風薫- 梅昆布茶 ...短歌325-10-16
_- 泡沫の僕短歌225-10-15
醜男ナルキッソス- ただのみ ...短歌8*25-10-12
かおるの音____蒼風薫- 梅昆布茶 ...短歌525-10-10
短歌風のソネット- 梅昆布茶 ...短歌3*25-10-9
かおるの音____蒼風薫- 梅昆布茶 ...短歌425-10-8
薫の音__青風薫- 梅昆布茶 ...短歌225-10-8
カオルの音____蒼風薫- 梅昆布茶 ...短歌425-10-7
カオルの音____蒼風薫- 梅昆布茶 ...短歌325-10-7
人知れず静かに- 道草次郎短歌525-9-28
まるで犬や洞窟のように- TAT短歌225-9-28
絶望- 秋葉竹短歌2*25-9-27
いいこと- 秋葉竹短歌225-9-27
秋の夜- レタス短歌3*25-9-21
おれの声を聴け- 室町 礼短歌5+*25-9-13
もし- 秋葉竹短歌225-9-6
テレ- 秋葉竹短歌425-9-6
- はるな短歌225-9-3
そよかぜ- 秋葉竹短歌225-8-30
- 秋葉竹短歌125-8-26
習作(短歌いくつか)- トビラ短歌1*25-8-25
- 秋葉竹短歌125-8-25
ハイパーショット- しろいろ短歌525-8-23

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