言葉で武装してはならない
言葉を武器にしてはならない
争いは銃からではなく
言葉から始まることを知らなくてはならない

言葉で武装してはならない
言葉を武器にしてはならない
言葉の扱いが ....
                   − 素子へ、特別版 −


子供の頃は戦後のモータリゼーションが
発展し始めた時期で
うちの車は初代パブリカのデラックス
その頃は車のグレードと言った ....
どちらかがいるんだろうよ檻の中ぼくかゴリラか知らないけれど


ずっとふたり一緒だったね動物園 檻の中でも一緒だったね


挟まってあなたの頭ぬけなくて慌てて呼んだわ飼育係を


赤 ....
 「森のゲリラ宮沢賢治」という本の中で、西成彦は、宮沢賢治の創作スタンスとして「注文」を受けると言う在り方が「キーワード」だと述べている。
前回、井上陽水の「ワカンナイ」でも、「雨ニモマケズ」の「心 ....
あなたの子供は駈けていきました
あなたの急を知らせに
道の向こうの
そのまた向こうまで
私が知らない間に
他の多くの大人たちが
それぞれの世界の片隅で
何も変えられないでいる間に
あな ....
両親から送られてきたりんごを食べた。

早く立派になりたい

屋上の空でもない地上でもないコンクリートの上で

ものぐさな空腹は僕の目を覚まさせた。

両親から送られてきた肉が腐れた。 ....
「やがてぼくらは輪郭のない自由になる」に寄せて
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=10962





R.D.レインという精神医学 ....
■宮澤賢治

 さて、先日図書館で宮沢賢治を借りてきたのです。ネットで詩をはじめた自分にとってあんまし本てのは食指が動かんかったわけです!!!!(ダメすぎ)面白いくらい詩を読んでないわけなのですが ....
にこにこコスモス
木枯らしに揺れ
ピンクの笑顔で
お日様見やる

にこにこお日様
別れを惜しみ
赤く赤くなりゆきて
山並みに沈む

にこにこフクロウ
音も立てず飛ぶ
夜長の季節 ....
画用紙を一枚買ってきて
その白紙の表面を
ゆるゆると眺めている
というのは
白紙の上には
万有の世界が
広がっているからだ

私の古臭いアパートから
宇宙が点に見えるほどの外部まで
 ....
   低い山の木々にかかって
   泣けてくるような夕焼けが
   剥がれかけた舞踏家の白粉になっている
   ムンクだ 叫びだ
   魂が肉体をかるのか
   肉 ....
通勤カバンの中身が
巨大なネコの昼寝だらけ
暴発、し、俺!走り!抜ける!
山形屋とトヨタの間の路地を
あらぬ方へよからぬ方へ
俺の影を位牌にしてくれ
俺の位牌をKIOSKで売ってくれ
 ....
うさぎは
「じぶんが
あいされていない」と
かんがえたので
みずうみに
みを
ひたしました

つぎのひ
ぽっかりとうかんだ
うさぎのからだをみた
どうぶつたちは
このようにしゃ ....
冬の暦にすらりとのびる
夕を青に染めながら
ひらりひらりと降り始め
静かに白の服を着る
本論にうつる前に、まず文章についての私の考え方の一端を述べたいと思います。私は、たいていの主題はわかりやすい文章で書くことができると考え、わかりにくい文章に出くわしたら、執筆者の腕が悪いのではないかと .... バ ス 停 で 誰 を 待 つ の か 時 刻 表


ダ ム の 底   校 舎 の 上 を 泳 ぐ 魚 


婚 姻 の 日 も 沈 み ゆ く 夕 日 か な 


ふ ....
やわなきの、皮膚に張りついて。
あざやくを、知らないように。

ぼくらいは、見ない。感じる。
ことを、知らない、視線。

ぬまくるを、知らない。
(他は流れる)
ように流れるよ ....
深夜
血を吐きました
世界が
美しくなりました

君には秘密にしておきます

部屋の中は君の寝息でこんなにも静かなのに
テレビの中では相変わらず人が死んでいきます
閉じられたブライン ....
カナリヤ


時限発火
たたたた
この廊下をはしるな
年金は払えない

道祖神


産まれた足
 ....
車に轢かれつづけた傘が
側溝の泥のなかで鳥になり
やせた鉄の羽をひらくとき
午後の空はもう一度泣き
街をゆく人々の手を濡らす
かたちがない雲の
のんのんした響き


コロ

しばし倒れて鉄塔

はめられたんだ
生きる鋳型に
はめられたんだ

被害者意識それ
わたし

受け身をとれない

打 ....
堅い 青い海の上に君は立つ
黒い 傘なんて持ちながら
さよならの温度が肌に絡み
満月が揺らぐので私は
消えていったあなたのために
右の頬を撫でてあげる
幾たびも満ち欠けを繰り返すあなたに
満月は寄り添うので
もうそれ以上
満ちることはな ....
娘は将来アイス屋になりたいと言う
好物のアイスを好きなだけ食べられるから
ではなくて
沢山の人を幸せにしたいからだそうだ

いっしょにお風呂に入ると必ずその話題になって
バニラ ....
実家の近くに
こぎれいなおうちが建った
家族は
おじいちゃんおばあちゃんむすこおよめさんこども
事情はわからないけど
おばあちゃんとおよめさんの仲が悪かったというはなし
5年くらいでおよめ ....
  

   言い訳など言わない方がいい
   何が本当かじつは誰も分かっちゃいないんだ
   そんな暇があるなら
   落ち葉でもかき集めて
   肥料にでもしたほうがいい
   これ ....
私は大丈夫をいくつ届けたのだろう

透明な彼女は
今にも白い光の中 消えゆきそうだったのだ
”四六時中”は彼女のそばにあるけれど
重い闇だったと泣いていた
透明な手足をうんと伸ばして 世界 ....
(携帯電話を作っていたころの文章です。今は掃除用パッド作ってます)

そんなにこんがらがってるわけではない。話は意外にシンプルだ。私はいま、要するに、ひたすら、経済的余裕がない。簡単な悩みだろう( ....
定刻の十分前に飛び出した
マンションの駐車場では雨の余韻
生まれたての水たまりには波紋
また 小雨
浸るよりも先に 走らなくてはいけない

休み 休み 土曜は休み
流れる空気の弾力さえも ....
涼しい街を
旅するさかな
大きな瞳で
まばたきするよ

かなしい夜は
明るい街で
楽しい夜は
深い闇のなか

旅するさかな
今夜もひとり
止まることなく
回遊するよ

さ ....
ミチタカ・マイさんのおすすめリスト(53)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
武装放棄- いとう未詩・独白63*05-5-9
スタンダード- 大村 浩 ...自由詩55*05-5-4
ZOO- 本木はじ ...短歌705-4-12
宮沢賢治メモ3—「答える」という在り方- 石川和広散文(批評 ...8*05-3-8
駈けていった- 岡部淳太 ...自由詩12*05-1-30
僕の部屋には- チャオ自由詩305-1-22
輪郭のない自由- いとう散文(批評 ...6*05-1-22
宮澤賢治に寄せて- 嘉村奈緒散文(批評 ...53*05-1-21
コスモス- 自由詩305-1-21
ロケットの中の顕微鏡でも見られない世界を見てみたい- 煙と工場自由詩205-1-19
夜を変えた電気のように- 天野茂典未詩・独白205-1-18
静物- たもつ自由詩1005-1-18
さようならの一つくらい言えるようにはなっていたい- 煙と工場自由詩1305-1-17
青の夕- ふく携帯写真+ ...2*05-1-16
ポエム派宣言1「詩のわかりにくさ」- 佐々宝砂散文(批評 ...19*05-1-16
赤に赤- 本木はじ ...俳句17*05-1-15
おうあいの、やはぐときに。- いとう未詩・独白11*05-1-5
こんな夜に死んでいくのかもしれない- いとう未詩・独白2404-12-28
はやりやまい- 石川和広未詩・独白3*04-12-27
- 木立 悟自由詩9*04-12-27
ひかりの後ろ姿- 石川和広自由詩3*04-12-26
上がり海- ふく携帯写真+ ...13*04-12-22
シルフィード- いとう未詩・独白704-12-20
十階の家族- たもつ自由詩101+*04-12-11
中古住宅- チアーヌ自由詩404-12-5
十二楽坊- 天野茂典自由詩104-12-1
透明な彼女- たちばな ...自由詩7*04-11-30
去年の駄文1_携帯電話と袋小路- 佐々宝砂散文(批評 ...804-11-30
土曜日の上気- たちばな ...自由詩604-11-28
旅するさかな- チアーヌ自由詩904-11-28

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