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誰もいない
海なら
押し寄せる波で
君を抱きたい

激しくて
離れられない
そんな運命を
信じながら

忍者のように
足音を消して

昼の真ん中で
鏡を見よう

寒そう ....
降り積もる雪が
脂肪のように
纏わりついて
うまく歩けない

傷だらけの体は
その痛みを
忘れたいのに
思い出してしまう

幸せだった日の事も
闇の中に消えて
帰れなくなる
 ....
胸の中にあるから
光る言葉を
信じている

どんなに長い指でも
拾うことは出来ない

私だけの秘密を
書き初めした部屋は
誰にも見せないから

掃除をしないで
鍵を掛けて置く
 ....
好きだという気持ちが
ひとつ割れても
残りの形を
抱いて生きてる

人混みの中で
ぶつかりながら
萎んだ恋には
踵を踏まれる

まだ好きで
いられるだけで
さよならの
意味を ....
飛べないと決めていた
窓から捨てたい

勉強しなくなった机
未来に爆弾仕掛けた時計
他人が書いた物語

私を不安にするものは
全部埃の中で
走りなさない

燃えそうなゴミほど
 ....
元気には
少し遠くて
寂しさとは
距離を置いた

前にも
後ろにも
道はあるのに
ここはどこなんだろう

穴の空いた下着でも
歩ける場所なのかな

本当は不安で
いっぱいな ....
甘くて
全ての花から
名前を取ったような
春の香りだ

手首に撒いて
授業を受けたから
ノートに
ピンクの風が吹く

鳥は飛べるだろうか
恋は運べるだろうか

鼻から抜ける
 ....
横顔しか知らなくても
一言しか話せなくても

遠近法で
恋の輪郭を描くのです

笑ったり
怒ったり
誘ったり
作ったり

相手がいるから
上手になるのです

もっと近くで
 ....
タクシーを止めるのが
下手だったから
君の街まで
歩いて行こう

デパートのマネキンが
指差す方を
何となく信じたい

抱えた花束が
似合う場所を探して
記念写真を撮りたい

 ....
雨は降らないから
マニキュアを塗る

誰にも見せない爪を
どこまで研ぐべきか

痛々しくても
一日が終わるまでに
新しい人になりたい

青い爪を乾かして
今日初めて
空を見たよ ....
飛び散った
ルーズリーフみたいに
元には
戻れない

さよならは突然
風を集めてしまうから
あなたの匂いを
消していくのかな

私のマフラーを
食べてしまう夜に
与えられた帰り ....
有線から流れる曲で
思い出してしまう
あなたのこと

好きなものを
嫌いになるのが
こんなにも難しいから

誰よりも素直に
涙が溢れてる

今夜の空は
私みたいな
半分に欠け ....
あてもなく歩く
ただ空を見上げて

吐き出す
息の白さが
そのまま雲に
届いて

靴紐みたいに
解けそうになる

首に巻いた
マフラーは
時計の針と
同じ方向で

一歩 ....
あの日
セルフタイマーに
置いて行かれた
あなたと私

ボヤけた景色が
時を駆け抜けて
さよならに
近付いてしまう

写真を破いたら
あなたに痛みが
伝われば良い

そんな ....
自転車置き場に届く光が
まだ短くて生まれたばかりで

真っ直ぐに
息をしている

僕も光も
躊躇いながら
前へと進み

その眩しさで
顔を塗られたら
心が解れて
ひとりでも笑 ....
白い部屋で
死にたい

何となく
綺麗に見えるから

誰も会いに来ない
最果ては

孤独になっても
溢れる言葉の点滴で
まだ生きたいと
願っていた

ジップロックの中で
 ....
僕が吐く息は
寒くて白い

大抵が
空を見上げて
消えてしまう

時々、色を貰って
シャボンのように
君を透かしている

また会えたら良いね
夢みたいな現実で
林檎は赤くて
 ....
出口を探して
歩いてた

抱えた問題を
何かにぶつけて
小さくしようとした

それなのに空は
痛みも見せないで
全てを受け止めた

さっきよりも
赤くなって

僕は晴れたけ ....
洋服は
長袖を着たけど
心はどこにも仕舞えない

光に晒されて
その瞬間は
頬が緩んだ

綺麗なものの側にいたい
例えば金木犀

むせ返るような甘い香りが
降り注いで

立 ....
傷だらけの時に
優しさを貰った
僕の尻尾は
鎖を生やした

君と繋がるために
走り回って
見つけたものを
教え合った

幸せそうな
メロディは
ひとり分しかなくて
ふたりで口 ....
靴紐くらいしか
結べなかったあの頃

君と出会えて
絡み合ったり

僕の両手に
花束が届くような
日々だった

嬉しい顔が
出来なくても
そのリボンで
君と繋がっていると思っ ....
眩しい光が
僕の頬に
線を引いて
傷だらけの朝

痛くもないのに
責めたくなるのは
まだ少しだけ
眠いからだ

今起きたら
きっと醜い顔で
光の中に
隠れてしまう

化粧 ....
楽しい時に
悲しいことを考えて
その隙間を埋めるために
同じ場所を周った

悲しいことが消えなくても
紙袋に入れて
置き去りにした

バスの停留所
プレゼントを買い忘れた人が
持 ....
虫が鳴いた夜も
星が輝いた空も
闇の中は眩しかった

手ぶらで歩いたから
光を抱くことが出来る

人の重さより儚くて
振り返る時は
愛を探して

どこかへ
帰りたくなる

 ....
理由もなく
ただ休みたい

生活の音を
聞きながら

ゆっくりと
過ごしたい

パジャマのままで
目玉焼きを作るから
僕の代わりに
世界を見て来て

薄っぺらいパンに
寂 ....
朝でもなく
夜でもなく
その青に
重さを与えて
僕は生きる

綺麗なものが
壊れたら
それに相応しい
話を書きたい

愚かでも
未熟でも

さよならが付き纏う
日々の中で ....
膨らんだ泡が
私の髪の毛を
包んで割れた

申し訳なくて
後ろで結んだ
髪も手も

あなたが
飛んだ後で
伸ばします

触れないように
割れないように
見つめるだけなら
 ....
桜が散ると
瞳からコンタクトが
外れるように
涙が溢れる  

思い出したり
切なくなったり
今は言葉を
忘れても

花びらの裏と表が
同じメロディを
歌うように

その眼 ....
渋滞を抜けると
森の中
心が戻りたくなる場所

ひとりで
調律した楽器を
鳴らしてみたい

石はそこで眠り
水は時を知らせ
客は足を濡らす

持ち込んだ熱が冷めて
木々の香り ....
傷付きたくないから
隠したり
ぼかしたり

いつか
モザイクの下に眠る
本当のことを

大きな解像度で
見る日が
来るのかな
おぼろんさんのミナト 螢さんおすすめリスト(160)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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