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ただ、ただ淋しい島の夜に
波の音が煩く怒鳴っていた
雲は早い風に流され
様々な模様を作り
それを月光がやたら怪しく浮かび上がらせている
潮風で軋む扉の窓に潮がへばりつき
裸電球の下では ....
あの世へ旅立つ前に
もう一度エクスタシーを味わってみたい
と熱望している未亡人たちがいる
「おばあちゃん、僕をそんな目で見ないでよ、
僕はもうお役に立てないんだから┄┄」
セックスをもたらさないベッドがある
枕をはずして
もし何かをみつめてるとすれば
終わりのない色の
壁の終わり
空間にとっては軽すぎるものだろう
夕暮れに蛇をつかまえた
金はいつも夜に ....
理由も無く前に後ずさりたい
見えない心をへし折ってやりたい
空をふかく深く浮かんでいたい
海をたかく高く沈んでいたい
誰か教えて欲しい
意味と価値を
意味があるから自分が何かをしている訳じ ....
ただあなたのことを考えている
きっかけのないノートの落書きがあなたに似ているような 、あてどもない
身勝手な線
だしそびれた手紙を机の引きだしにしまい
朝を待っ ....
情けない
評価ばかり気にしていた事が
そんな生き方が情けない
嫌われても
けなされても
自分の道を歩めばいい
自分を失うな
飾りすぎるな
私は私の道を行 ....
突っ伏してしまうほどに
ただ文字が書きたくて
篭めるほどの思いもないくせに
ただ文字が書きたくて
伝えたい気持ちもなく
共感を得たいとも思わず
言葉を飾り立てることもなく
汚物に塗れた血 ....
優しい人に
もう優しくしてもらえないけど
もらった傘がすごく赤いから
ぼくはまだ歩いている
たとえばこの先に暗くて辛い事があるとして
ぼくはもう優しくしてもらったから
嘘をつかないこと ....
一章 血
黒人の肌からは
真夏の匂いがする
この血はどこから来たのか
それを辿ることができるのは
魂の道筋があるから
来るべき主語の行方があるから
主語のない国へ僕は行こう
....
・祝祭
白い犬がいる。犬は座ったままじっとぼくを見ている。静かな観察だ。
()
ぼくはそれを打ち間違える。そっと立ち上がって、と書かれる。静かな観察は静かな祝祭に変わる。
(白い犬がい ....
木の上で生活し始めてからもう三日も経つというのに、兵士たちの姿は消えない。消えた、と思ったときには、また別のところから、姿を見せている。鳥たちの羽ばたき、猿の鳴き声のリズム。私の走りはちょうど重なる。 ....
傷跡、お前は死ぬなよ
いつなの?、お前との傷だよ
死んだよ。ここはどこだろう
愛などない。泣きたくない
僕は、僕の、
僕を、僕が
狂った。鏡に君が映った。
言った。行った。いった。
い ....
夜がすっかり明けて
なにもかも
とりかえしがつかなくなってから
あちらからもこちらからも心優しい人々が
花を抱えてやってきた
涙を流し祈りをささげた
いつもそうだ
愛されていた人が
....
書きたくないねえ
なんだか 自分の死を待つようで
あんたが死んだ後の片付けだと
どうすりゃいいか分からんってか
死んでから見張っていられるでもなし
とやかく言うたかて
訃報を出すと ....
塚本一期さんの自由詩おすすめリスト
(14)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
島の空に浮かんでいた薄白い月
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星丘涙
自由詩
3*
17-2-7
エクスタシー
-
ホカチャ ...
自由詩
1
17-2-7
セックスしたかった
-
末下りょ ...
自由詩
14*
17-2-3
ส็็็็็็็็็็็็็็็ส็็็็็็็็็็็็็ ...
-
リィ
自由詩
3*
16-7-8
来るもの
-
DFW
自由詩
2*
16-7-8
正直な詩
-
星丘涙
自由詩
8*
16-7-5
ライティングバカ
-
坂本瞳子
自由詩
3*
16-6-29
てくてくてく
-
カマキリ
自由詩
2
16-6-29
大洪水
-
kaz.
自由詩
4*
16-6-9
祝祭
-
kaz.
自由詩
3*
16-6-9
続・銀の雨
-
kaz.
自由詩
2*
16-6-9
コメント求む
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独奏
自由詩
1
16-6-1
少年の夜
-
Lucy
自由詩
14+*
16-3-3
遺書?
-
イナエ
自由詩
11*
15-12-10