彼、あるいは彼女の話題になるとき
身体の一番奥深く大切な場所が
大声で泣きはじめる

彼あるいは彼女に泣き苦しむ子どもらに触れるとき
身体の一番端から順に火の玉棒で殴られつづける
 ....
卵と牛乳
砂糖を入れて
シュコシュコかきまぜ
食パン浸す
フライパンにマーガリンを溶かし
焼いたらシンプル出来上がり

小さな頃に初めた食べた
異国の香りは
本物ではないけれど
う ....
君のハートを盗んだやつは逮捕じゃないよ撃ち殺す 漢字の書き取りをしながら息子が大粒のなみだをぽろぽろとこぼしている
耳という字を書いていた
どうしたんだ?と聞いたが俺には言わないらしい
その後スマブラをしたんだけど俺の勝ちがちょっと続いたら
 ....
たとえば

今君が僕を好きと言ったとして
僕はどう思うだろう?



最近、怖いんだ
何か生み出したいのに
何も生み出せない事が
自分には何もない空虚
それを飲み込む事が
 ....
カラヤン先生は言った

まずフルートの音を聞け、と

目で団員を承認し

的確な言葉でポイントを伝え

本番では団員に任せるのだった

自由を感じさせ

音に命をこめさせた
 ....
シチューを作った部屋に
シチューのにおいが充満していて

暖炉をつけたら
空気中のシチューが焼けて
グラタンのにおいに

なりました
君を見つめてももう何も無い
恋は苦しいものだと教わった
けれど
鼓動が乱れる事も無く
君の後ろ姿を見続ける

君を想った所でもう何も無い
赤い流れの速度は変わらない
僕は自分で ....
 
わたしを見て

瞳に映るわたしだけがわたし

わたしがわたしでいるために、わたしを見て




 
今夜は何を召し上がりたい?
と、バクが聞いてくるので
やっぱり君は夢が食べたいのだろう?
と、彼は答えた
ええ、そうですの
と、バクはスカートの端を持ち上げうやうやしくお辞儀をし
上 ....
そうさ目が覚めて朝が来るただただただただ
そうか気づいたらどこにもいないなんでなんでなんでなんで
貴方はふたつ結びが良く似合う
幽霊船に乗っかっていた少女に似ていた
バイバイ幽霊ガール思い出す ....
友だちのなかの笑顔のわたしは
ほんとのわたしじゃありません
感嘆符ばかりの 上の空の会話
いつも気になるのは スマホのライン
ほんとの自分を置き忘れている

傷ついてなんかいません 
 ....
箱から出ておゆき、羊たち
呑み込んだ象を吐き出すんだ、うわばみ

立つことが精一杯の星の上で
灯りを消す、点ける
(日の出と日の入りのあわいは僅か)
薔薇を宇宙の風から守る
(風は吹くの ....
僕からはたくさんの「好き」を
君からは一回の「愛してる」を

不安な夜には
我ながら情けないが
僕と君の気持ちを
天秤に乗せたくなるのさ

僕の方が君を好きだ
君の方が僕を愛してる
 ....
僕が変わっても
君だけは変わらないで
手を繋いだ事を忘れても
君の隣に僕がいた事を忘れないで
君が僕の名前を忘れても
僕が君の名前を忘れないから
僕が死んでも
君だけは生きていてくれ
 ....
大きく息を吸って
吐いて吐いて
世界をとりこんで
世界を拒絶して
夜空より青空と雲を見て欲しかった
そんな暗くて恐い足元より君の優しく温かい手を見て欲しかった
辛過ぎた目の前より先にあった ....
星星 星 星星 星 星星星


     君僕
花花花花花花花花花花花花花
雨を迎えると豊かになる

けれど まだ足りないんだ 晴れには導かれやすい単純さは

ただの人間

 私は腹を立てていた些細漣連なる鉛の莫迦波
 深呼吸を施せば澄む問題にもならない
 
 ....
 
お布団の中、あと一分、、三分、、、

起きた後の喧騒と引き替えにしたってかまいやしない

冬のまどろみは 快楽だ



 
{引用=
朝には明星
鼻先をかすめる風は
五つの星と三日月の旗を
掲げた彼の地で生まれ
古の道筋に誘う
一滴の恵みも無い砂漠の
明け方何処ともなく現れた
灼熱の大地をやさしく包む
虹 ....
星なんか
見えない夜もある

それでも夜空を見上げて
一番輝く星を探しているんだ
その星が
ずっと照らしてくれると信じて

星なんか
見えない夜がある

暗い夜道で
仔猫の鳴き ....
空から
炎の羽根が
撒き散らされ
地上は荒野に成り果て
雲は蒸発してしまった
大地の肺腑が開いた亀裂は
地核を刺し
噴き上げる熱気が
空と大地の狭間を押し広げていく

痩せこけたサ ....
友達として見ていたよ秒針で心のツボを打ちにくるまで 別に

アイデアが湧かなくたって
どうって事無いと思ってた

別に

空っぽになったって
大差ないって思ってた

別に詩を書かないでも生きていけるし書いた所で生きていけるし ....
夜の向こうで朝に臨む
君の思想は液晶の中に
綴じることをゆるしてくれる
実体はある
ふれることはゆるされないが

印をつける人
私の肌を征服する人
暗闇と、たばこの熱を
 ....
だからそれは誰のでもなくて


君が見てる世界は他の人のとは違うんだ
もちろん僕が見ているものも
僕の色をきちんと識別できない目で見ている世界と呼ぶ物は
君が見ている物とも違うし
すでに ....
公園に若いお母さんと小さな女の子がいた
お母さんはベンチに座ってスマホをいじっている
女の子は傍をちょこまか歩きまわる

女の子がお母さんに話しかけても
お母さんはスマホに夢中で返事をしない ....
やつに恋して綺麗になった君の笑顔にキュンとくる 毎晩この時間になると
小さな星のうかぶ
銀河を注ぐ奴がいる
注がれる女は
眠りのなかで
星の声を聴いている

星の声は
色をかえ
姿をかえて
女の胃袋に吸い込まれてゆく

毎晩 ....
はじけてる星屑を盗んできてよ。こんぺいとうじゃだまされない。みんなしてるみんなって、どこのみんななのか氏名住所を挙げてみなさい。わたしのわたしで描くわたしきり、とけないマシュマロを食べたら、冬 ....
瑞海さんのおすすめリスト(420)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
彼でもなく彼女でもなく- 黒木アン自由詩215-2-23
フレンチトースト- 灰泥軽茶自由詩1015-2-18
君のハートを盗んだやつは逮捕じゃないよ撃ち殺す【都々逸】- 北大路京 ...伝統定型各 ...215-2-18
死にたいと言うな_助けてといえ- 馬野ミキ自由詩27+15-2-18
一陣の想像- 凍月自由詩4*15-2-17
カラヤン先生- 吉岡ペペ ...自由詩515-2-17
おいしいけど- はて自由詩315-2-17
失恋を下さい- 凍月自由詩3*15-2-16
見て- 殿上 童自由詩13*15-2-16
今夜は何を召し上がりたい?- クローバ ...自由詩1*15-2-15
バイバイ幽霊ガール- こめ自由詩315-2-13
ただ、ちょっと泣きたかった_だけ- 南無一自由詩415-2-8
星のアリス- 梁川梨里自由詩6+*15-2-7
好き好き好き好き愛してる- たいら自由詩215-2-7
君だけは- リィ自由詩1*15-2-6
僕から彼へ_彼から僕へ_お別れ_約束_波と空- 秋也自由詩2*15-2-6
人に愛- 北大路京 ...自由詩615-1-26
雨の日の透明な墨汁- 朝焼彩茜 ...自由詩18*15-1-26
まどろみ- 殿上 童自由詩20*15-1-26
少女のゆめ- 衣 ミコ自由詩6*15-1-25
【_星空_】- 泡沫恋歌自由詩17*15-1-25
えーえん- 竹森自由詩2*15-1-25
友達として見ていたよ秒針で心のツボを打ちにくるまで- 北大路京 ...短歌315-1-24
苦し紛れ- 凍月自由詩2*15-1-22
泣く人へ- itsuki自由詩215-1-20
だから- はて自由詩215-1-19
【_スマホと女の子_】- 泡沫恋歌自由詩17*15-1-17
やつに恋して綺麗になった君の笑顔にキュンとくる【都々逸】- 北大路京 ...伝統定型各 ...115-1-17
星を注ぐ- 草野大悟 ...自由詩12*15-1-16
冬、はじめました。 - 阿ト理恵自由詩18*15-1-16

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