電車の窓から見える景色は
近景がこんなにも速く流れるのは何故?
遠景よりも遠ざかるのは何故?
僕の傍にいる方が早く消えてゆく?
ならば遠ざけておかなくちゃ
大事なモノほど消えてゆ ....
ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ「わたしのことは?」大好き! 青空が燃えている
遥か天空が
ガスバーナーの火みたいに
青は温度が高い証
僕達は炎に向かって落ちないように
重力にしがみついている
僕らが時々
眩しさを堪えて空を見上げるのは
あの ....
絡まりながら生きている
街を歩いて上を見れば電線が通り
地下も配線だらけらしい
僕たちは“ライン”でやりとりしながら
タップで網を手繰り寄せる

繋がったまま生きている
誰かと誰 ....
  今夜は
  新月だよ


  小さな
  なにかを
  さがすのに
  月の光は
  ちょうどよいのです


  でも
  今夜は
  新月だよ

  小さなささ ....
生あるかぎりです
だれしも遮れない旅をしているとおもうのです
たぶん滅びるのもちかいのかもしれません

ちょっとなにかを選択するのもめんどうくさいのですが
いつも可能性と不可能のコードの端を ....
いちばん重いひらがなは



だね。

ら がぼく以外の
大勢をふくむなら
ぼくら、なんて
かんたんには 言えないや。

かるく歌ってもみるけどさ ららら
海が広がっている
どこまでも
広がっている

ゆっくりと
波立ちながら
幾つもの筋を刻み
奥まっていくその生動

水平線に凝縮する濃紺を
雨空の灰白に際立たせ
のたりのったり
 ....
僕らが
何か捨てるとき
それは、つまり
隠したに過ぎないことが多い

捨てられたゴミ
魚の骨や 紙屑や
溶けた誕生日のローソクは
今もどこかに
必ず、ある
土のなかや 空気のなか
 ....
まあ、あっという間と言うか
もともと才能があったんですね
いつ実行するかだけの問題で
たまたま、タイミングが
合ったということです
普通のことです

それでもビリが大学合格したなんて
 ....
「ねぇ なんで喋れないの?」

染めたこともないのだろう
黒髪に浮かぶ 天使の輪が揺れて
不思議そうに彼女が私を見た

ほんの気紛れだった

クラスメイトの誰とも関わらず
自分の ....
わたしは海の月
波間を漂うお月様の影です

仲間があなた達を刺すこともありますが
JAWSほどの脅威でもないので許してやってください

ときどきあなたがたの住む都市という
人工世界を ....
 
あなたは、ぼくじゃない

ぼくは、あなたじゃない

でも、わかりあえないわけじゃない



 
君の美しさを
僕は知っている

輝く君を人は褒めるけど
それは本当の君じゃない

飾らず
目立たず
ただそこにいる
そんな君を僕は愛する
 
赤い糸

ほっとくとだんだん透きとおって見えんようになります

そやからときどき紅を差します



 
君は一杯着飾っていたね
着けるだけ飾るだけ幸せになれると

友達も言っていた

君には複雑な鮮やかな柄が似合う
肌着はもっと暖かい真っ赤が良いよ
もっともっと着飾った方が

君はいつ ....
キスの味知らない方が良かったわ
あなたを想うと胸が痛いのなんて嘘よ

わたし


ストロベリーアイスの絶妙な酸味と甘さが
午後の頭を狂わせる


好きよ



 ....
木々があいする木漏れ日のこと
川がめでるせせらぎのこと

雨が求めるつちの渇きのこと
太陽がほしがる水溜まりのこと

夕日があこがれる水平線のこと
朝陽がのぞむ暗やみのこと

 ....
春の深いところへキスが届かない わたしはターヘルアナトミア

あなたの皮をペロリと剥いで

思惑の筋や経絡がどれほど緻密にヒクついているか

白日の下に晒してご覧に入れます

わたしはターヘルアナトミア

飲み込 ....
はだしで消灯時間のルミナリエ 彼女の手

2006.3.30.

優しい想い出に寝そべって 微笑みながら眠りたい
夕暮れのチャイム 散歩をせがむ愛犬の声 そして 彼女の手

15才の僕らは冒険に夢中だった
素敵な物 ....
    

        ずうんと長く
        夜がこないので
        すみれの花で
        まぶたをふさぐ
        薄っすらと閉じ切らぬ
       ....
ポンコツな身体に
多過ぎる情報量
回路は常にオーバーヒートして
壊れたようにこんこんと眠る
君からその
人型の身体を取っ払ってあげる
何ももう君を縛るものはない
意識だけになった君を ....
君を見た?でもこれは夢
君を見た、夢で見た
夢なのに君に触れられるなんて
まるで夢みたいな…
この夢はいつまで続くのか
いつ終わるかわからない時の中
二人は話すこともなく
ただ時間だけが ....
何度見送ってきたのでしょう
何度乗り遅れてきたのでしょう


恋の普通 ゆったりと
愛の快速  しっとりと
恋の急行   あっさりと
愛の特急    しんみりと
恋と愛の超特急   ....
こってりとしたスープの中に
濃密な時間ばかりが隠れてる

扉を開けるのは蓮華

紅い花びらが 楽しそうに揺れる頃
ブランコは 風に揺られて 遊んでる

砂浜に ゆっくりと 着地 ....
切り裂かれた皮膚から
去っていった細胞が
シクシク泣いている

あの日開いた傷口は
新しく育った細胞にふさがれて
戻る場所はもうない
桃の香りが降り注ぐ午後
あの娘は南風を受け走る
開いた襟元から覗く
鎖骨が涼しげに光ってる

期末試験も補習授業も
あの娘を止めることはできない
あの娘は加速していく
今この瞬間すら飛 ....
キスもしてないあなたのことを愛してるのよ涙月
瑞海さんのおすすめリスト(420)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
置いてけぼり- 凍月自由詩7*15-7-27
ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ「わたしのことは?」 ...- 北大路京 ...短歌415-7-26
青空が燃えている- 凍月自由詩11*15-7-26
解けない解れ- 凍月自由詩3*15-7-21
真っ暗い- ひさし自由詩6*15-7-18
生あるかぎり- 梅昆布茶自由詩2015-7-8
いちばん重いひらがな- もり自由詩10*15-7-3
最初の海- たけし自由詩4*15-7-2
いないいない- もり自由詩1*15-6-30
学年トップの女子高生が一年で猟奇殺人犯になるまで- 花形新次自由詩215-6-7
女子高生と人魚- 愛心自由詩415-6-7
海月通信- 梅昆布茶自由詩1615-6-5
じゃない- 殿上 童自由詩15*15-6-1
花、月、彼女- 藤竹自由詩3*15-5-14
- 殿上 童自由詩20*15-5-11
幸せは物足りない- 宣井龍人自由詩16*15-5-6
ストロベリーアイス- 虹香自由詩215-5-1
君に触れるということ- かんな自由詩24*15-4-30
春の深いところへキスが届かない- 北大路京 ...自由詩315-4-22
ターヘルアナトミア- ただのみ ...自由詩17*15-4-22
はだしで消灯時間のルミナリエ- 北大路京 ...自由詩415-4-3
彼女の手- 余韻自由詩115-3-18
夜想曲- 石田とわ自由詩16*15-3-16
理想の恋人- 衣 ミコ自由詩415-3-13
夢で逢いましょう- リィ自由詩2*15-3-11
恋の普通_愛の加速_変な超特急- komasen333自由詩2*15-3-8
100%_濃厚スープ- 藤鈴呼自由詩2*15-3-7
傷跡の痛むときに- イナエ自由詩16*15-3-5
イントゥ・ブルー- 捨我自由詩215-3-4
キスもしてないあなたのことを愛してるのよ涙月【都々逸】- 北大路京 ...伝統定型各 ...315-2-26

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