死んだ魚の目
波打つことのない中心

辛いと言ったら嘘になる
楽しいといっても嘘になる

所詮は半端者
変わらない毎日が過ぎてゆくだけ
ときどき不意に我にかえりながら
口角を上げる
「お前は変われない」と嘲笑する
向こう側の自分が
ひどく憎いときもあれば
ひどく愛しいときもある

次々と浮かぶ欠点と泣き顔

「とりあえず大人になってから考えるよ」
そういえばきょと ....
本当の自分だと思っている自分が本当に本当の自分であるのかさえ分からない毎日なんだから、
他人が本当の自分だと思っている自分が本当は本当の自分かもしれないでしょ?

本質は誰にもわからないのよ。
 ....
ことばでわたしをしばりつけて
みみもとでいじわるにささやいてよ
ふるえるからだがきみのものであることを
たしかめさせてほしい
ほしい






ゆがむくちもとにみとれる。
{引用=かえりたい
かえりたい
かえりたい
かえりたい

胎内に、かえりたい













羊水に溺れていたいのさ 。}
夏の風物詩と言われる
花火を
無感動に眺めながら
りんご飴を食べる。

がりがり、がり

やっぱり小さい方にしておけばよかった、
なんて考えて後悔して
爆発音はわたしを揺すぶらないの ....
撫でてほしくて
すべてを

心も 身体も
だれかに撫でてほしくて

猫みたいに
丸くなってお昼寝するの
素直になれなくて

上目遣いに頼る夜
「疲れた」
呟いたきみの青白い顔が
目を閉じれば今も。

どこかからじわじわと
あふれてくる熱が
僕の指先を震えさせ

すべてを手放したくなる
ピアノの音

(生きててよかったと ....
頑張りを知っている
あの子の
あの子の
あの子の
頑張りを知っている
後悔はしていないと思うけれど
くやしくて涙が出るのは
つらい。
言い出せずに
繰り返す日常を
憎んでいたのはわたし

君は悪くないんだよ
きみが悪い、なんて言わないから
泣かないでね

わたしは自分を好きになれなかったから
君が好きだったよ
立ち眩みだ、

真ん中に見える貴女が
楽しそうにけらけら
笑っていたもので
がんばって踏ん張ってみた

(地に足ついてるか? ベイベー)

何が楽しいのかわからないけど
涙を浮かべ ....
死にたくなるよな
うたを聴きながら
あなたとコミュニケーション

妙にリンクする歌詞が
わたしの涙腺を苛めてくるので
我慢する
あなたを愛するために我慢する

するとすかさず
あな ....
自分を責めるたびに
馬鹿らしくなって
結局わたしは変われないのだと、思い知らされて

他人を責めるたびに
申し訳なくなって
結局わたしは嫌なやつなんだと、思い知らされて

わたしにこの ....
「落ちてるよ」
「あ、ありがと……」
 どうして私はこうなんだろう。落ちていた消しゴムを拾ってくれた
男子にろくにお礼を言うこともできない。もうちょっと社交性持ちた
いよ。
 そう落ち込んで ....
枕を濡らさずに抱き枕を抱いて眠る私には
君の淋しさなんて解らないのかもしれないね

それでも私は淋しいのだと言い張りたい
誰かの声がする此処は安らぐことのできる
唯一の憩いの場

話して ....
想う
人を
想う
愛を
想う
幸せ
抱擁がすべてだと
言ってしまいたい

熱に触れて
泣きたくなるほど

眠る
たまゆらのいのちだもの
あなたの紫煙につつまれてゆきましょう
好きになれないことが
かなしくて さびしくて
人に恋をした

一方通行でもかまわない
恋に恋してるだけ? 上等さ
何でもいいから
あなたを愛させて
夏が近いよ と
ぬるい風が

歌わないあの子たちは知らない
窓際の席の


「夏がくるよ」
あなたの手のひら

つめたくて、
安心した。
でもいつだって叫びたい

なにを伝えたいのかは
自分でもわからないけど

狂って哂って壊れてしまえ!
そうすればきっと
わたし、しあわせ。
でも君の残像がいつも邪魔をするんだ
いいか ....
空と海の境界線が曖昧な場所

「思考の海に溺れていたいんだ」
理解できなかった貴方の言葉を今 思い出している


わかりたいと想うことすら許さずに
唯一を願う私に唯一 嘲笑を向け ....
一人が好きなわたしも
一人が嫌いな私も
わたしだから
嫌いになんてなれないの

わたしがわたしを嫌いになったら
お仕舞いだもの
染まる頬 わたしのこころ 浮かぶ{ルビ紅=こう}

想い乗せ
あなたのもとへ舞う、さくら
今日も勝手に世界は回ってる

あの子が笑っていても
あの子が泣いていても

変わらず空は青くて
人々は立ち止まることもなく歩き続けて
あの子の悲鳴に気付こうとしない

悲しくなんてな ....
優しさで満ち溢れているとき
このまま死んでしまいたいと想う
春はきっと
人がもともと持っている狂気を
曝け出してしまうんだ

おだやかで
おだやかで
おそろしい

頭痛がひどくて
胃痛もひどくて
そんなんだから、
心もひどくて ずっと眠い ....
ゆず(85)
タイトル カテゴリ Point 日付
半端者自由詩1*10/8/21 17:56
願望だったりするんです自由詩010/8/19 16:28
勝手だけれど自由詩010/8/12 22:58
紫いろの香自由詩2*10/8/12 2:35
愛しむ水自由詩2*10/8/9 22:17
りんご飴自由詩1*10/8/8 23:11
御主人さま捜索中自由詩3*10/8/4 19:35
さびしがり自由詩2*10/8/4 0:51
透く色自由詩1*10/8/2 22:01
もらい泣き自由詩0*10/8/1 21:51
終わった夏自由詩2*10/8/1 21:51
嘘八百自由詩110/7/30 16:56
立ち眩んだ猛暑日自由詩3*10/7/27 22:49
悲鳴自由詩1*10/7/25 23:56
疲れ気味自由詩2*10/7/24 23:53
ぷりーず はぐ ゆー散文(批評 ...2*10/6/29 15:51
一瞬の子守唄自由詩2*10/5/16 2:08
妄想癖自由詩0*10/5/15 21:20
行かないで自由詩1*10/5/13 21:46
_自由詩1*10/5/9 21:53
ないものねだり自由詩1*10/5/8 18:38
夏がくる自由詩2*10/5/6 19:03
あったかい自由詩3*10/5/5 14:09
残像があざわらう自由詩0*10/5/1 21:22
青に魅せられた、のは自由詩1*10/4/30 21:28
微笑自由詩1+*10/4/30 21:01
花薫る俳句0*10/4/10 15:27
第三者より自由詩1*10/4/10 14:53
メメント・モリ自由詩1*10/4/7 18:16
狂い咲き自由詩0*10/4/6 16:50

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