「エピローグ」
1
 最近、エルウッドは毎晩、同じ夢を見ている。そいつがまことに変な夢で、いつものように、エルウッドがジム・ビームスを一杯、引っ掛けた後で、シカゴ市鉄のそばの安アパートの煤けたベッ ....
この精神ひとつ
この身体ひとつあれば
必ず這い上がれる
やってゆける
形のない精神で
有限なこの身体で
今日を生きる
精神はあの天球と繋がり
身体はこの地球と繋がる
この私の意志の振 ....
719円でブラジル産の
冷凍の鳥のもも肉を2㎏買ってくる
冷水に漬けて流水で解凍すると
だいたい8枚のパテがとれる
一枚ずつ小分けしてラップで包んで
冷凍庫に入れて冷凍しておく
これを一枚 ....
知らないうちに「絶望」に侵食されていませんか
僕は少しコロナ過を軽く見ていたのかも知れません
豪雨や天候不順も精神に重く圧しかかって
「希望」が薄くなってきていませんか
だとしたらここらで無理 ....
俺は正義の味方
アイアン・ハートをもつ
鉄鋼人
息は青い炎
体温は1000度
有刺鉄線で編んだシャツを着て
板金のズボンを穿いて
プラズマの明りが灯る街の
通りを駆け抜けてゆく
俺の ....
友達が突然、電話してきた
地元の大学でイザベラに
英語の教師の資格を取ってもらって
日本のこの町に来てもらって
この町で英語の教師の
仕事をしてもらえばいいんだと
そうすれば二人、一緒にい ....
 世の中には色々な見識があり、立場の違いによっても見えてくる現実は違ってくるものだ。Kちゃんのことについても、かなりきつくこき下ろしはしたので、彼女に対して同情的な見かたをする人も、中にはいる .... 夕暮れの間に
部屋に紛れ込んだ
黄金虫が
ノートの上で
休憩している
窓の外に広がる
分厚い雨雲に
遮られた
七月の夜
思い浮かぶ
とりとめのない
想いの数々が
私をとりまいて ....
夜の間に翻訳した天球からの言語

「刹那の希望」
「刹那の絶望」
「修羅の光」
「修羅の闇」
「狂おしく」
「激しく迎えよ」
「その時を」
「金色の柱が屹立する」
「螺旋の龍が発す ....
貴方が少しだけ
いい気持ちなれれば
いいなと思って
書いています
うけとった感慨を
形にしたくて
言葉を選んで
書いています
心象を
鮮やかに切り取った
リアルな作品が好きです
 ....
踏んだり蹴ったりの目にあって
精神が
ジャガイモのように歪になって
その上、凍てついて
カチカチに固まっていた
そんな僕の精神を
イザベラは、柔らかで、
あたたかな愛で、癒し、とかし
 ....
 人格破綻者達との出会いで、随分、精神を傷つけられた。
 看護師から嫌がらせを受けた時も、Kちゃんと顔を合わせる度に、屈辱的な気分を味あわされた時も、なんで自分がこんな目に合わなくてはならないのか、 ....
 Kちゃんは、僕が出会った人格破綻者の中では最強のキャラだ。その勘違いぶりは見事というか強靭で、完全に自分では美人で気立てが良い完璧な人格だと思い込んで自己完結していた。
 見てくれは、色が黒くて、 ....
 久しぶりに「大草原の小さな家」シーズン6、第23話、第24話の「愛している、愛してない(前、後編)」をアマゾンプライムビデオで観た。
 母親の過剰なこじらせ愛のせいで、人格が破綻してるネリーがパー ....
朝は
夜の間に届けられた
天球からの言語を
地球向けに翻訳する
神の不在を嘆くよりは
コロナ禍の方が切実だ
マリア・マッキィが歌うよ
大人の恋の歌
これから俺はどこへ
流れつくんだろ ....
ハーマンのPC スピーカーから流れる
ビジターズが土曜日の朝を現実的に彩る
プラズマライターの十字の炎で
細巻のタバコに火をつける
アルカロイドが身体に浸透し
シナプスの少しの反乱と足の筋肉 ....
人格破綻者たちが生み出す
歪んだ想念故の
この世の地獄

踏みにじられた者たちの
微かな悲鳴に
耳を傾け
花を供える

人間性を否定する
全ての輩に
本当の愛を伝える
本当の真 ....
よく男心を掴むには

胃袋を掴めと言うでしょう

でもね胃袋を掴む為には

まず頭が良くないとダメなんだよ

美味しい料理を作ろうとするなら

頭が良くて、感覚が鋭くて、

精 ....
Kちゃんは色が黒くて
下膨れのタヌキみたいな顔をしている
でもイケてる女の態度アリアリで
自信マンマンだ
自分では気立てが良くて
良く気が付く
美人だと思い込んでいる
でも現実の彼女は
 ....
ナチュラル・アメリカン・スピリットに
火をつけて
その香りを吸い込む
月曜日の深夜に
四十万を破って
掟破りのドライブ
近所迷惑なのは
承知の上の
確信犯さ
暗闇の中の
非現実に魅 ....
もしも背中に翼が生えていたら

こんな闇

飛び越えていくのに

屹立する光の柱

眉間から伸びる紫のオーラ

醜い豚のような身体

美しくなりたいと思った

光の側に ....
いびつなこの星

の大気を

この手で触って

不純物の

ざらざらする感覚を

確認する

今の僕には

樟脳



必要だ

あの香りさえあれば

現 ....
美しくなりたい

そう思った

ヒキガエルのように醜い身体

身動きすらままならない

吐き捨てたくなるような現実ばかり

夢を見ることに

何の意味ももてない

遥か彼方 ....
金が欲しい

宝くじでも、あたらないかな

そしたら安楽に一生遊んで暮らすのに

そんなことばかり考えている

金が入るという逃げを

最初から打ってしまっている

なんの当て ....
その日暮らしが鳴く空の下

極楽トンボが飛ぶ森に歩き

借用書の山に遊び

質の流れに親しむ

わが暮らし

いかにも風流なり
空虚な夜
流れている音楽も
今の僕には
よそよそしくて
どこかなじめない
身体が二つ重なっているような感覚
外側の僕は星をつかもうとしてる
内側の僕は内面の光をつかもうとしている
そし ....
友達と
呼んでもいいの
もう一度
理想のひとと
契りを結ぶ
大野原

大きな願い

望んでは

真を尽くす

清らかな華
可愛い目

また思い出す

苦しいよ

ラブラブなんだ

明日会いたい
見つめると

優しい笑顔

ざわめきに

我が心揺れ

恋歌の想い
ジム・プリマス(396)
タイトル カテゴリ Point 日付
ブルース・ブラザース、日本へゆく第一章 1散文(批評 ...1*20/7/24 17:38
きれいな水の中で感じたこと自由詩9*20/7/24 0:42
詩人もどき、ジム・プリマスの毎日自由詩6*20/7/21 20:26
マジック・ワード自由詩6*20/7/18 21:20
鉄鋼人自由詩4*20/7/17 14:29
二人、一緒に自由詩3*20/7/15 11:05
KちゃんⅡ散文(批評 ...1*20/7/12 15:38
翻訳作業自由詩0*20/7/12 0:14
夜の間に翻訳した天球からの言語自由詩2*20/7/11 17:54
ポイントとコメント自由詩1*20/7/9 18:45
それが答えさ自由詩3*20/7/9 13:32
人格破綻者Ⅱ 散文(批評 ...1*20/7/8 12:28
Kちゃん散文(批評 ...020/7/6 17:43
人格破綻者散文(批評 ...2*20/7/6 5:34
不確かな朝自由詩3*20/7/5 6:07
土曜日の朝自由詩3*20/7/4 7:11
人格破綻者たち自由詩2*20/7/2 4:26
H氏の助言自由詩1*20/7/1 17:58
Kちゃん自由詩020/7/1 4:58
ナチュラル・アメリカン・スピリットに 火をつけて自由詩0*16/8/23 0:20
題「あの夜を見たかい」自由詩2*16/6/11 16:42
「樟 脳」自由詩1*16/6/11 16:30
「イザベラへ」自由詩1*16/6/11 16:20
題「金が欲しい」自由詩013/6/21 7:12
わが暮らし自由詩1*13/6/16 4:32
空虚な夜自由詩1*13/4/28 21:37
題「友達と呼んでもいいの」短歌013/4/6 8:15
題「真を尽くす」短歌1*13/3/26 11:32
題「可愛い目」短歌0*13/3/20 7:42
題「見つめると」短歌013/3/13 4:22

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