ネット詩と理想主義
いろいろと暗すぎる。もっと理想に燃えた状態で、詩を吸収できる人、学び続けられる人、言葉の愉しみを共感できる人がなぜ居ない
ネット詩サイトで釣りで愚痴ってみたけど、 ....
陥没に落ちた
自称詩人が
下水管を流されて行くのを見る
自称詩人は流されながらも
自称詩を口ずさんでいた
俺は埼玉生まれ
自称詩育ち
陰気な奴は
大体友だち
陰気な奴と大体同じ
....
むず痒さを覚えて携帯の画面から顔を上げた
どうやら黒くて丸い小さな虫が
頭蓋骨の内側を這い回っているらしい
仕方がないので虫を追い払う代わりに
もう一度携帯の画面に向き直ってWordアプリを開 ....
川口の方へ
バスではこばれていると
ひかりに透かして
平熱の町が浮かんだ
病院前駅では
うかがい知れないおもいに黙るひとたちが乗り
次の駅で降りるボタンを
別のひとがつよく押す
一様に ....
朦朧とした午後には腐乱死体の夢を見て、俺の指先はとめどない記憶の中で踊る、安物の名前ばかりの遮光カーテンで隠された住処、寒波の中で吹き荒ぶ風に煽られて軋んでいる、プロコフィエフの旋律を訳もなく思い ....
【ⅷ】
翌朝、中野區役所の下では、人々のざわめきが起こつてゐた。男が一人、屋上からロープで吊り下げられている。白川であつた。
垂れ幕「この男、『倖せ教』前田聖心と騙らい、世に惡事を成した事 ....
思考の本質を観察を通して理解することの難しさは、次の点にある。
すなわち、思考に注意を向ける魂にとって、
思考はすでにあまりにも容易な仕方で正体を現しているのである。
しかもその場合の思考は魂に ....
【ⅳ】
テオ「あのジムニーの前の持ち主、割れました。白川と云ふ人です。佐武ちやんの顧客名簿に、ちやんと載つてゐましたよ。事故車のリストを、佐武ちやん作つてたんですよ」カン「佐武ちやんにも困つた ....
鳥獣を呼び寄せて祀るのか、転んだロがひらく
手をたたいてリズムに合わせ しぶきが食べたがる
吹きこんだ雨に、うっかり落としたみたいで微睡む
付着していたものも中間で、ライカにたのみ
名は刃 ....
会議の資料
人数
件数
割合
金額
数値化され
外れ値のところ
除外され
無いことに
いつまでも
認知されず
対策されず
届かないところ
....
君はまだ歌を歌っている
昔から若かりし頃の君のことを知っているし
場末で歌う今の君の姿も愛おしく感じるけど
舐めるしかできなくなったバーボンのオンザ
ロックがこんなに辛いとは知らなか ....
おもいで
おもいで
ロマンす
どうも笑えば
あほものがたり
南天に昇り切った
オリオン座 、
頭をよじって見たよ
なんでかな
三っつの光点、
くちゅくちゅ
打ち込みながら
僕の口腔いっぱい
蜂蜜の味 染み込ませ
濃く濃く甘やか
....
〈永き日の向かう三軒両隣 涙次〉
【ⅰ】
杵塚の撮つた、カンテラたちのヴィディオが大分溜まつた。それで、テレビ・コマーシャルを制作しやうと云ふ話が持ち上がつた。カン「テレビ界には、い ....
晴れ渡ったまっさおな空
雪が止んでいる雪山のいただきから
みおろすだれかが住み生きるミニチュアの町
なんて美味しい空気なんだろう
あたまのなかに冷たい風が吹いた
....
ことば
言葉は踊る
それは絵のない音のように
音のない夢のように
過去から未来を連れてやってくる宇宙
文字はくしゃみから放たれる魔法のようで
ココロ オリコ ....
かすかな気体が母音をまねて
つつましく
遠くの空をながめる子
瞳に映る季節、また季節
繰り返される慈しみ
陽射し
向こう側へ手をふる
帰れないと知っても
魂は旅をするかしら
平行 ....
古代人はテレパシーでも
会話が出来たと言う
何かの誤解から
相手の考えていることを
テレパシーで知ることで
傷つくことが多くなり
テレパシーを使わなくなった
使わなくなった能力は
....
この盆地の西の山の
てっぺんから吹く風は
なぜか大昔の野生の匂いがする
とおい異国のオレンジ農園に
水をまくホースにさす
錆びどめオイルのいい香り
ではなく
三 ....
どこか遠い所へ私も行きたい
誰も私のことを知らない外国へ行きたい
何故だか心がギュッと痛くなる
まるで真っ暗な世界に1人置き去りにされたような
そんな気持ち
どこか遠くへ生まれ変われ ....
私に必要なものが嫌いな人間に言葉狩りされてしまった
好きな音楽も
自分を愛することも
自殺も
猫もまだ眠れずにいる午前二時タロットカードを一枚めくる
外のまま
内なまま
そしてしらない
だれかが分かるから
もうであった
暗闇に浮かぶ顔の輪郭
やけに高い鼻
落ち窪んだ眼
弛みを帯び俯き加減で
暗い表情のようにみえる
皺は寄りやけに年寄り染みていて
年輪ばかり刻む
深刻な風でいてその真意
はかることのでき ....
とっぷらこ
とっぷらこ
てんてんてん
くちなしせいじんがわらったよ
だあれもしらない
だあれもいないばしょで
しらしらしらしらしら
なにかがおちる
なにかがおっこちたよ
ちいさな ....
明日は2月11日で建国記念の日ではなくて、
明日は2月8日で建国記念の日ではなくて、
明日は大安吉日で、今日は仏滅で、私といえば落ち込んでいる。
日本という国の建国について、このさい考え ....
【ⅶ】
駐車場でカンテラ(と、じろさん、テオ。彼らは身を潜めてゐた)が待つてゐると、一台の無蓋トラックが、恐らく改造人間たちであらう、男どもを満載し、滑り込んできた。
天神は、もしかすると ....
【ⅳ】の續き。
テオ「天神一享テンジン・イツキョウと云ふ男 -この男、一種のマッド・サイエンティストなんですが- がをりまして、侍らし得る限りの、勞務者、家なしの男らを集め、サイボーグに改造 ....
滞留が、腐敗を、呼んだ、堪らず、小石を、投げる、波紋が、広がる、何かが、変わる、それが、止まる、澱んで、汚れる、小石を、今一度、投げる、繰返し、波立つ、起伏と、窪みが、新しく、繋がり、人生を、揺らす、 ....
文書リスト
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日付
ネット詩と理想主義
足立らどみ
散文(批評 ...
3*
25/2/9 1:32
流されて
花形新次
自由詩
3
25/2/9 0:19
虫の殺し方
栗栖真理亜
自由詩
2
25/2/8 23:27
土曜日
形代 律
自由詩
5
25/2/8 22:33
frantic
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
25/2/8 22:05
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『倖せの黄色いジムニー ...
髙任勇梓 T...
自由詩
1
25/2/8 21:05
〈死んだ思考〉と〈生きた思考〉について1.*
ひだかたけし
散文(批評 ...
3*
25/2/8 20:19
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『倖せの黄色いジムニー ...
髙任勇梓 T...
散文(批評 ...
3
25/2/8 20:10
すんだような みづのいろ
あらい
自由詩
3
25/2/8 19:35
資料に載らないもの
海
自由詩
3*
25/2/8 19:16
君はまだ歌を歌っている
足立らどみ
自由詩
5
25/2/8 19:12
ちいさな味方
陽向(2躯-...
自由詩
3
25/2/8 18:28
夜想、オリオン
ひだかたけし
自由詩
5
25/2/8 18:18
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『倖せの黄色いジムニー ...
髙任勇梓 T...
散文(批評 ...
3
25/2/8 17:11
夢で逢いましょう
秋葉竹
自由詩
1
25/2/8 16:23
ことば (谷川俊太郎氏風に)
洗貝新
自由詩
6*
25/2/8 15:44
ヴォカリーズ、幼年期のための
あまね
自由詩
4
25/2/8 12:21
秘密を持ったテレパシー
イオン
自由詩
3*
25/2/8 12:10
風の匂い
秋葉竹
自由詩
3
25/2/8 11:52
遠くへ
栗栖真理亜
自由詩
1
25/2/8 10:59
言葉狩り八方塞がり
レァ⚡︎ツハ...
自由詩
1
25/2/8 8:24
猫もまだ眠れずにいる午前二時タロットカードを一枚めくる
おやすみ
短歌
3
25/2/8 6:28
いまのかぜ
陽向(2躯-...
自由詩
3
25/2/8 3:29
にかいめはだれでも
〃
自由詩
2
25/2/8 3:28
輪郭
栗栖真理亜
自由詩
2
25/2/7 23:30
ぼくとくちなし
〃
自由詩
3
25/2/7 23:04
日記
白書易
散文(批評 ...
1
25/2/7 22:55
NWSF怪畸幻想ロマン 斬魔屋カンテラ!!『子を連れて』③
髙任勇梓 T...
自由詩
2
25/2/7 21:03
NWSF怪畸幻想ロマン 斬魔屋カンテラ!!『子を連れて』②
〃
散文(批評 ...
2
25/2/7 19:32
揺らす、連続の、
海
自由詩
7*
25/2/7 18:41
1
2
3
4
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6
7
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9
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0.4sec.