二年前から忘れずに留まっている物語
断片的な言葉が俺を傷つけていく
君に出会えて
「ありがとう」
「愛している」
「君が」
「君を」


続くのだ
酷く冷える夜に限って
君の声で ....
我ら、片腕を失った戦士
我ら、片腕を失った詩人
我ら、両腕を捧げた創作人


激痛を伴う言葉の雨が止まない
無くした腕が軋む、書け、叫べと我らに訴えかける
血だらけの掌で抱きついて持たれ ....
母、母と刻む声が鳴く
笑い飛ばした正義感

身体に穴を開けソフトクリームのバニラを注ぐ
そいつは思ったより甘く蟻が這うように舌が這う
毀れた白濁に紅が混じる 毀れた紅に白濁が混ざ ....
大人になる度に言葉を失っていく

使わなくて良い言葉を知る

使ってはいけない言葉の存在を知る

詩と言われるものが儚く脆いと感じる

見下した言葉

軽い文字で溢れて ....
何処かで聞いた話がまた転がり込む
人々が空に投げた夢は 誰かの夢でもある
誰も彼もが同じ夢を見る 少し違う色の 同じ夢

未来も過去も 
繰り返し 練り返す
琢磨していく遺伝子が残す物語は ....
視界は既に歪んだ 色彩を受け取れず取りこぼし
雨により続く遮断に 不快な居心地になる
消えていく少し先 音も色も 小さな世界だけが響いている

差している傘を投げればもっと世界は広がる?
俯 ....
己の主従 己に主従 満喫で万遍に
誰も気づかない空間で誰に尽くし誰に生きれば良い
有能で有望な支配過程 誰に抱かれようか

思考で書いた空 風が踊っている
配慮で書いた空 風が舞っている
 ....
愛が 愛が と叫ぶ連中
一途さを忘れて何処に向かうのだろう

全力を何時の間にか取り違えて
無駄に必死で笑えるね
時代に置いてきぼりの音楽のよう

君達の光は何処にあるのだろう
冷え切 ....
攻撃性を止めない大人の刻
ふしだらに病むのは男かい
初心を気取る女かい
震える手を捕まえる 何故に泣かない
熱く燃える夜中に血化粧の儀式
痛みを知らない男は何を感じさせる?
痛みを知らない ....
夜空に答えを探すように彷徨い始めた今日
確かめられない視界に今を繋ぐような想い
現実を幻惑に変える月明かり
星達は嘆く 眠らせないように燃やしながら

一瞬の軌跡を感じて指でなぞる
瞳 ....
強烈な痛みが指から腕へ
視界から赤い線が見え始める
飾られない苦痛
遠い久の形見が残される


貴様らが嘆く
あれよりはこれよりは
そんな言葉しか出せない
酷く刺さる優越が
貴様た ....
大祐(11)
タイトル カテゴリ Point 日付
夜冷自由詩011/11/5 1:30
Episode自由詩011/10/12 19:35
自由詩011/9/26 17:56
詩情自由詩211/7/1 9:01
空に浮かぶ海自由詩011/6/11 7:16
まっ!自由詩011/5/30 8:56
Lord自由詩0*11/5/13 14:27
Re limited自由詩1*11/5/7 7:30
真夜中の処女自由詩2*11/4/22 20:38
絶望系星降る夜自由詩3*11/4/21 9:32
自由詩1*11/4/2 20:35

Home
0.03sec.