1:7
目がすべて浸透した人々を含めて、彼に会うために雲によって来ます。
恐らく、地球のレースはみな彼のことで悲しんでおり、彼を悲しむでしょう。
アーメン(まだ)。
それは今[1:8]です。ま ....
この本の言語を閉じないでください。
時間が接近したからです。
私に伝えられました。
不義人は不義を行ないます、一層、22:11および不潔な人はさらに持って、行ないます、汚くなる(義)人は義をさら ....
屋根に大きな聖書のオブジェを載せた
中古の黒いトヨタ・ハイエース
後部硝子一面に赤いビニールテープで
「死後、裁きに会う」と貼り付けてある

第二阪奈道をホーンを鳴らしながら
狂おしく大阪 ....
俺達は皆
何をするために生まれてきたのか
忘れてしまっている
そう
俺達は皆
アルツ君だ

ねえ
となりのアルツ君
それとも
トイレのアルツ君かい
何のために生きているの

 ....
 ディスティニー・ホリックのあたし、遂に夢の仕事をゲットした。飛葉県は膜張にある、デスティニーランド内のホテル、着ぐるみカフェ・ジェフ=ビキーでビビーマウスの中に入っているのは・・・何を隠そうこのあた ....
桜の老木が
娘のような
振り袖を纏ったので
根本から仰ぎ見ていた
僕の視界から
青空を消してしまった
従順に起動することができる身体

あなたは
雰囲気でもつれさせられるようになる
賞賛はゆったりと送信されます

♪女性に特有の唇の柔軟のように
胸の膨潤
温和に
急速に
瞬間まで ....
                 遺 言 書



     遺言者 くまモン  は次のとおり遺言をする。



1. 遺言者の全財産を、長男 ひこにゃんと 長女 バリィさん に相続さ ....
工事現場で爆発事故に遭った俺
飛んで来た鉄棒に脳を貫通され
大脳辺縁系と大脳皮質との
連絡網を断ち切られてしまった

奇跡的に一命を取り留めたが
現場仕事には復帰出来そうに無く
見舞いに ....
僕の心には池があり
そこには
白い花が咲いている

人を憎しんだり
恨んだりするたびに
濁った水から赤い蕾を出し
パンと空気を震わせて
その花は清らかに咲く

どうしても
どうし ....
彼との愛を永遠にするため
彼とのSEXを動画に流した
消えない
もう
消せない
何があっても
誓う
誓う
この愛を引き返さない事を
増殖する
愛が
増殖する
笑いたければ
笑 ....
ラブホの電飾看板の裏でコクワガタの雌
蜘蛛の巣に巻き取られて繭のよう
俺はデッキブラシでそれを絡め取って
指先で綿菓子のような蜘蛛の巣を剥がした

もはやクワガタには重さが感じられない
外 ....
その犬は吼え続けた
吼えて
吼えて
部屋中を憎しみで埋めていった

玄関チャイム
電話
きっかけはいつも些細な音

しかし犬は
それらの音を逃さない
激しく喰らい付いていく

 ....
弧を描く真昼の白い月
残月と呼ばれるのは
いつまで

楽になりたくて
あの女が手を掲げ
空に救いを求める時

見えない剃刀となり
その眼に飛び込んで
魂を切り裂いて欲しい

白 ....
クラミジア先輩が
自慢のイチモツから
ギュギュギュッと
膿を絞り取った毒タオルを
さりげなく更衣室に置いていた
自分のタオルを忘れた俺は
シャワーの後そいつで
あわてて顔を拭いちゃった
 ....
渓流に 足を潜らせ 涼を取る

立ち込める 花火燻かし 夏キャンプ

醒ヶ井や 梅花藻に降る 百日紅

陽を惜しみ つるべ落としに 肉を焼く

倒木に 陰を求める 岩魚たち

酔い ....
暮れてなほ
火種燻ぶる
山の峰

夕暮れて
山間に咲く
村あかり

黒い山
黒い稜線
黒い空



===========
「なほ」と言うかな使いはただしいのでしょうか? ....
ハレ渡る ケガレなき空 秋走る 新種のクロイツェル=ヤコブ病(新狂牛病)が猛威を振るう世界
肉という肉は高レベルに汚染され
上は牛肉から下はミミズ
果ては魚貝類に至るまで
人類は食肉の機縁から遠ざかっていた

そんな折、 ....
最近友達になったTは
昨夜の平城京跡における
奈良県の生んだ歌姫
青山テルマのLIVEが
急遽中止になったので
代わりにまりお流に行ったと述べた

変わったネーミングではあるが
まりお ....
久しぶりのデート
彼はつまらなそうに
パスタを食べていた
音を立てながら口に吸い込むの
やめて欲しいな
おまけにウエイトレスさんに
味が薄すぎるってダメ出し
よく言うよ
上から目線で何 ....
何も感じない事です
ここでは
ここでの正しい過し方は
何も感じない事です
痛みなど
そのうち何でもなくなります
恐れなど
全く意味の無い事です
ただ能面の様な顔をして
毎日を過ごせば ....
毎日暑い日が続いていた・・・
そんなある夜
僕は海苔巻きを食べていた
パカッと割ると中身が見えた
きゅうり
玉子焼き
かんぴょう
etc
えいって噛み付くと
グギッて音がして激痛が走 ....
アキレス腱を断裂してもう走れなくなって
陸上部をやめて俺たちのサークルに来た後輩がいた
短距離走者だった奴はクラウチングスタイルから
ロケットスタートを決めようとして全パワーを右足先にかけた
 ....
デモンストレーション用のワゴンカーを運転していた後輩から、切羽詰った感じで電話がかかって来た。
「先輩、この車、どこに止めたら良いんですか。」
他の仕事をしていたので、メンドクサいったらありゃしな ....
あの東北の地震の時
僕はテレビを見ていた
みるみる海岸線が無くなって
黒い塊が街を飲み込んで行くのを
僕はテレビで見ていた

たくさんの人が酸欠の魚みたいに
ぎっしりと港に浮いているのを ....
紫陽花が長い雨を腐敗させる
6月の暗い休日
僕は母と二人で鎌倉を歩いていた
有名な縁切り寺を目指して

放蕩を重ねた父のせいで
僕たち家族は離散していたのだが
未だに借金だけでは繋がって ....
あの頃の僕には
あなたのありがたい
アドバイスがとてもウザクて
心の中でシールドを張って
出来るだけ聞かない様にしていた
だってそれはせこすぎて
僕の理想像からは遠く離れていて
たとえそ ....
僕のことを愛して
大切にしてくれる人を
僕は憎まずにいられない
その愛がどこまで本当なのか
酷いやり方で試してばかりいる
少しでも亀裂を見つけては
一心不乱に責め立てて
大きな溝をこしら ....
その天使は
ふと忘れた頃に
清らかな翼で
僕を包んでくれる

この度は
辛くて仕方のない時に
やって来てくれたので
僕は一息つくことが出来たよ

けど
きたない僕に
その清らか ....
和田カマリ(217)
タイトル カテゴリ Point 日付
主よ、人の祈りの喜びよ。自由詩2*14/1/20 17:41
エレノア リビドー自由詩2*14/1/17 18:44
審判の日自由詩2*14/1/10 19:22
アルツ君自由詩0*13/12/20 19:30
マウス ワイド シャット自由詩1*13/12/14 18:50
艶樹自由詩3*13/12/7 18:58
愉快に過ごす(あなた)自由詩1*13/12/6 18:14
熊本ヨリ愛ヲコメテ自由詩6*13/11/27 19:38
パルプンテ自由詩3*13/11/26 19:36
蓮華自由詩9*13/11/12 18:33
インターネット・タトゥ自由詩4*13/11/6 20:58
ラブホの繭自由詩3*13/10/30 16:07
犬死にアイリス自由詩7*13/10/17 18:56
残月自由詩6*13/10/9 16:25
クラミジア先輩自由詩1*13/10/2 11:33
夏の思い出俳句1*13/9/13 11:51
晩夏・夕暮れ俳句013/9/12 18:17
加速する秋俳句3*13/9/10 9:25
鳥人間コンテスト+2013①自由詩013/9/5 16:14
まりお流自由詩5*13/9/2 18:02
宙ぶらりん自由詩3*13/8/7 18:27
煉獄の歌自由詩4*13/8/1 19:26
暑いからボケた自由詩1*13/7/14 19:28
アキレス最低の戦い自由詩4*13/7/11 17:48
後輩を見捨てた俺自由詩1*13/7/9 18:08
悲しくてあさましい心自由詩1*13/7/8 18:04
鎌倉 縁切り寺自由詩6*13/6/28 18:20
僕は僕なりに幸せになろうとした結果ダメだった自由詩1*13/6/12 17:58
やっぱりねって自由詩2*13/6/11 17:55
清らかな翼自由詩2*13/6/10 17:40

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