ジャングルジムしよ
 夜の青さにとらわれないで

ジャングルジムしよ
 涙かくさないで

ジャングルジムしよ
 朝日の赤さ おそれないで
無言電話なんかしない
無言電話なんかしない。
そんなことしないから、ちょっとだけ。聞き耳たてさせて。
ちょっとだけ、ちょっとだけだから、あなたの後ろを歩かせて。
こっちむかなくたっていいか ....
今日は お天気
くるまで おでかけ
するひとたちに
おいしいお食事
つくってあげるの

ポテト ハンバーガー
サラダ dadada
ゼリーに ナッツのせて

笑顔だよ!いつも

 ....
五月は 人が たくさん死ぬのできらいです。

 ほら、あの人
  むかし
   わたしのあたまをこづいてわらっていた つりめがちの 白い顔
    (彼女は大きな輪っかのうえ 飛んでいって  ....
夜のキャベツに メガネをかけて
ながめるよ おほしさま
きらきらひかるよ

夜のキャベツに フォークをさして
かかげるよ おつきさま
いつかあげるよ

夜のキャベツに 鍵盤のせて
か ....
愛しています
ずっとまえから決めてある名前のこども

おんなのこだったら、
季節の季
千代紙の代
きよ といいます

おとこのこ だったら
澄んでいる のか
清らか なのか
はた ....
わたしには すきなひとがいるんだけど
とってもとおくにいるから
なかなかあえない

   真夜中に
   そっと 進み出れば
   もしくは

わたしには すきなひとがいるんだけど
 ....
あめがふるとしにたあくなるけどしにたあいていてもかくしてくれる から好き。くるまとかさあああって走っていくけどなんでそんなしずかあなのさ。もともともとがあああてうなったりしてどんとつぶしていったりしな .... 三秒前に、
物干し竿にハンガーをかけたわたしにもどりたくって
もう一度 かけてみた
そしたら六秒前ハンガーをかけたわたしが恋しくって、恋しくって
もう一度かけようとして やっぱりやめた

 ....
思い出 おもいだす
思い出 覚えてる
思い出 おもい だす
おもいで いつも いっしょ

思い出 思い出す
思い出 思いつづけ
おもいで 思い出す
思い出 おぼえてて

思い出 思 ....
わたしが恋をしたのは、4年いっしょにいたひとだった。
らぶりーできゅーとなえがおでいつだって、こっちに笑いかけていた。
ずっとずっといっしょだって、ちかったわけじゃない、けど、
そうなるんだって ....
光の通り抜けるのがずっと遅いガラスには
青い光りが灯るんだって

ずっとむこうの、またそのさきの、
もっとさきの、そしたまたさきの
星の明かりが言っていた

光の通り抜けるのがずっと遅い ....
は かなげな
じ ぶんの
め のなかの光が
ま だ、あると
し んじ
て 
だって、そうだったって

立って、立ち上がって、

立ち上がっても

手だって

ふくれあがって、

かたくなって

頭だって、頑なで

手伝ったって、そうだったって。 ....
 「何をするでもなく、ただ、白紙を埋める。その作業に没頭したのは、どうしようもなく不安だったから。心の端から端まで、黒く、赤くして、なんでもいいから空虚の色を残すことがたまらなく嫌だったの。それをわ ....  冷めたコーヒーは苦い水であるからして不味いのは当たり前のことである。かといって大雨で増水したドブ川の匂いがするとなったら話は別だ。好奇心から、私は中に人差し指を沈めてぐるりとかき混ぜてみた。すると .... すきなのはすきだから、すきだって

すきだから、やっぱりすきって

すきになって、やっぱりすきで

すきだからすきで

すきにきづいて

すきでいる
 キヨの彼女は料理が大好き。料理の隠し味は大きな愛よ、なんて言っちゃうもんだからキ
ヨはいっつもヤキモチ妬いちゃう。だからキヨは「そんなに料理のことが好きなんだったら
その刃こぼれした包丁に訊いて ....
 ある時、しくみちゃんのセーラー服のリボンがなくなった。赤くて、カワイイ、テラテラのリボン。しくみちゃんは目を丸くして、「わたしのリボンがありません」と学校中をぐるぐるしはじめた。あんまりしくみちゃん .... 扇風機は空を飛ぶ
   ちょっと角度を変えてあげれば

扇風機は空を飛ぶ
   ちょっと力を強くすれば

扇風機は空を飛ぶ
   ちょっと羽を大きくすれば

扇風機は空を飛ぶ
   ....
炬燵の火 水失いて 指割れぬ

皮破る 林檎果汁の 生やかさ

氷点下 白き大気を 拒みつつ 

一人鍋 冬肌よせる ガスコンロ

雪女 凍えて泣くより 火で溶けろ

北風や 宇宙 ....
御飯できた代(21)
タイトル カテゴリ Point 日付
ジャングルジムしよ自由詩414/9/12 23:24
無言電話なんかしない自由詩214/8/8 1:39
おしごと自由詩014/4/30 12:57
五月は 人が たくさん死ぬのできらいです。自由詩414/4/21 1:33
夜のキャベツ自由詩414/3/21 15:49
きよへ自由詩413/11/26 0:16
わたしには 好きな人がいるんだけど自由詩2*13/11/10 22:23
十月二十五日自由詩213/10/25 22:51
ハンガーをかけたわたしにもどりたくって自由詩413/5/8 21:37
おもいで自由詩113/5/4 0:37
4年いっしょにいたひとへ自由詩3*13/3/14 2:21
光の通り抜けるのがずっと遅いガラス自由詩512/12/30 1:01
ご挨拶自由詩112/12/28 0:36
だって自由詩212/12/27 16:01
白紙の日記散文(批評 ...112/12/27 2:54
微睡みの後散文(批評 ...2*12/10/18 3:08
すき自由詩212/9/28 19:53
愛しあう人たち散文(批評 ...212/9/26 23:31
しくみちゃん、リボンをさがす散文(批評 ...3*12/9/26 0:51
扇風機は空を飛ぶ自由詩7*11/9/8 3:47
枯れ女の瑞俳句010/12/4 22:24

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