ボクは今 しゃがみこみ泣いている


虚脱感や焦燥感とういう鎖に縛られて


ボクは今 泣きながら歩こうとしている


鎖を引き千切り 微かな光の果てへと




 ....
灰皿は


既に煙草の剣山を作り


恋しい人を待つ
いつまでも いつまでも 完成しない絵があるんだ
色を塗っては剥いで その繰り返し 毎日毎日


いつまでも いつまでも 完成しない絵があるんだ
それは空と海と人とが必要で その繰り返し 毎日 ....
雪の降る中
寂しさを吹き飛ばして
のほほんと煙草を吸う貴方に
敬意を表します


雪の降る中
…、所で火付けられますか?
貴方はバンザイをしている故に
いえ、気になさらず


雪の降る中
春にはない命 ....
くだらねぇ世の中







チンケな今を生きるチッポケな自分



せてめ



終い位は 自分で 選ばせろよ



くだらねぇ世の中




 ....
喜びは感じる瞬間に過ぎ去り
怒りは容易く身の内に仕舞い
哀なしみは時が経つ程色濃くなり
楽しみは哀しみへの一歩となる

「ごめんなさい」を十回 言う
泣く事を縛られ
「ごめんなさい」を十 ....
創られた青
紫に似たオレンヂ
其処に白の風景


たんたんと塗られる
{ルビ生活=イロ}と{ルビ感情=キズ}


緑の闇に
聞こえぬ 息の{ルビ音=ね}


「人生はクソだ」 ....
馬鹿みたいに場違いな歌を唄います
だけど 心ウラハラ 想います
君と歌った フレーズを

「あの日響かせた口笛を今も覚えていますか?」

いつもの場所は
今日も痛い位 輝いています
あ ....
『後三日で貴方は抹殺されるかもしれません』

いや、√2みたいな事言われても
生憎 手前は0か1かの判断基準しかないもんで
そいつが罠か 真偽を確認したくなる訳

『後三日で貴方は抹殺され ....
落としたモノが拾えなくても
その大切さを知った 君は
変ったんじゃない
成長したんだよ


大きな時間の中で
正解も間違いも きっと無いのさ


落としたモノが拾えなくても
新た ....
命令に従うまま

とじた視線の先に蠢く

はかない炎の中に

何れとも知れぬ炎が また消ゆる

でいごが僅かに開く

すずやかな風は何処へ行く

かぎりない空へと

ドラムが地響きの様に轟く

ベースがチョップし 唸りを上げる

ギターは絶叫 甲高い悲鳴に似て


窓枠に満月


螺旋階段はいつのまにかDNA

コイツを登るか降るかは手前次 ....
ドレッシングはシーザー
濃い味に塗れて
其れとは識らず 嘘を頬張る


宵闇のハレルヤ
清い契りは
そうとは識らず 何者かに喰われる



名前を呼ばないで
あたしを呼ばないで ....
前だろうが後ろだろうが
何処見てたって 構やしないだろう?


だって 


前だろうが後ろだろうが
何処見てたって 身体は前向きになるんだ


屁理屈だって?


理屈だ ....
通り過ぎる

杖つく老人
風船持つ子供
その子と手を繋ぐ女
それを微笑んで見る男

手元を見る

道端の雑草
薄汚れたスニーカー
縁を茶で汚した空き缶
その中に吸い尽した煙草
 ....
芝生に裸足
丸い春の空
秋の残馨 揺れている


この窓を共に見れなくとも
声は聞こえる 聞こえるよ
歩けないなら抱いて行く


水辺に雀
鉄柵の水平
僻地を歩く親子猫

 ....
態度で傷付き言葉で傷を刺すのと
言葉で傷付き態度で斬りつけるのとは


さして変わらない
痛みが同じ様に


が、しかし考えてしまうのだよ
どちらが より凶暴で凶悪かを




眠れぬ夜のおまじない
 ....
こんな日は泣きたくなる


快晴 無邪気を装う


待ちくたびれるしかなくて


快晴 暖かな陽射し


溶けていくチョコレート


いっそ体温で溶けたら良いのに





こんな日は泣きたくなる
お願いです

僕が風邪引いて寝る時くらい

余所で寝て下さい

君も風邪引きますよ


『うるさい 黙って枕になれないの?』


…………………

すみません
君の中に花はあるかい?


風に折れず
時に枯れず


君の中に譲れない花はあるかい?


{ルビ艶=あで}やかな色で
毅然と輝く


君の中に血を流しても咲く花はあるかい ....
悔しい 無力である事が
苛立ち 叱らねば悟らぬとは

安く見せるな
軋むなら進んで見せよ
意地でも笑え
先の事を誰が知るというのだ

積もる 愚かな行為の嵐が
燃えて 塵と化せ傲慢な ....
(出会い系サイトにて)

そこの別嬪のネェサンよ
あんた
テメェとテメェの餓鬼が
法を犯すとしたら どっちが良い?

あぁ そりゃそうだろうよ
罪おっかぶんなら
自分を選ばぁ

 ....
果たせない約束等いらない

欺瞞に満ちた希望の光


ならば


独りでいるよ


思考なんていらないから
尖んがったヒールにキツイ煙草


それに真っ赤な爪とレモンリキュール


が あれば 尚可


ほぅら 夜毎 視線は鋭利に



特とご覧あれ





貴方にだけ従順な野良犬
ねぇ 朝だよ 朝

うるさいなぁ  僕には関係無いだろ?

君が羨ましいよ

本当 心底ね
目前の硝子が

あまりに硬くて

飛び降りる事は諦めました
事が一つなせば 事が一つ終わる
群青の空に泣き顔

今日が来れば 今日が終わる
冷たさに震える身体

欲しいのは救いの言葉じゃない
愛は終わってしまうもの
その事実が酷く悲しい

 ....
{ルビ白粉=おしろい} 眉墨 頬紅 香水
順をおう あたしの手は酷く女の様だ

万年筆 携帯電話 光る画面
順をおう あたしの手は酷く男の様だ

皆様 どちらをお望みですか?
ご購入の際 ....
低い音 鳴ル
スピーカーから聴こえる 声

低い音 鳴ル
昨日とはマタ違う 声

今日が昨日ではなくて良かった
声は確かに{ルビ二重=ふたえ}に重なる
群青と橙々と紫
その中の白にな ....
そうですね
貴方の言うとおり成す術も無い子供です
そうですね
貴方の言うとおり常識の無い人間です

だから
どうしたというのですか?
それを
個性とは認識できないのですね
たんに
 ....
HEDWIG(69)
タイトル カテゴリ Point 日付
光の果て自由詩107/2/8 20:21
剣山短歌4*07/1/17 19:27
抽象画自由詩206/12/28 16:35
お寒い中で携帯写真+ ...306/1/21 15:17
最期の自由自由詩205/9/25 0:04
日常自由詩205/9/24 23:51
読書感想詩自由詩205/7/21 2:21
リプレイ自由詩2*05/7/8 3:24
自虐的自己肯定自由詩2*05/6/8 2:16
君の掌自由詩0*05/5/22 14:59
Answer is unnecessary自由詩3*05/5/16 21:06
ギャンブル自由詩1*05/5/5 3:04
似た者同士自由詩4*05/5/2 22:10
屁理屈自由詩5*05/3/28 1:44
ポリエチレン自由詩3*05/3/22 22:31
気高き色自由詩3*05/3/14 13:37
モノクロの裏に携帯写真+ ...4*05/2/23 2:57
温度差携帯写真+ ...1*05/2/14 16:30
蒲団にて携帯写真+ ...5*05/1/27 15:33
Gerbera自由詩5*05/1/18 0:30
愚痴より引用自由詩3*05/1/17 3:06
電子警察捕物帳未詩・独白3*05/1/12 13:31
ミルクティーブルー携帯写真+ ...3*05/1/4 19:24
ヤスイアカ携帯写真+ ...2*04/12/11 0:36
寝子携帯写真+ ...6*04/12/8 8:12
常闇 −tokoyami−携帯写真+ ...8*04/12/8 7:57
泣き虫自由詩1*04/12/8 3:23
鸛 -コウノトリ-自由詩3*04/12/3 22:17
i will be…自由詩3*04/12/2 0:21
言分自由詩5*04/11/29 13:45

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