誰だってカラフルな菓子を食べていれば 人は幸せに思える
人に私は失業者の白い目で見られながら
日本という国の寂しさを実感する 
今日私が手にしたのは何色の菓子なのだろうと見ている
瀬名 ....
雪の降る日は 筆を 震える掌で 握り続け
ビニールコートを 雨の降る日は つけている
多分 私は投げやりだったのだ 
へたくそだったのだ 私は きっと

橋の風景が遠くには見えた
ドラマの ....
川は 何も知らない顔で流れて行く
川の流れは人を通過することしか知らないのだろう
私は いつまでも人を見ていたのだろう
私は青い顔をしたままで


波はどこに寄せては返すのだろう
見 ....
私は今日も、何一つすることすら今は無い。
一人さまよう私は傘もささずに、
一人私は目を覚ます。
私は雨の中を。


シトシト雨は降り続け、
いくつもの清掃車が外を音を立て通り過ぎる。 ....
今日も仕事に思いすら無くている男は何をすればいいのかと人にたずねていた。見えたいろいろなものをがつがつと食べていた。近くのハンバーガーショップで肉を買いだめし、男はテーブルに並んでいた肉などを食べ .... ひとりで深夜に大量の酒を飲みながら、何も思わない私も浮浪者と眠るそこで何一つ思わないから多分自由なのだと思える。様々な物事についてをひとりで考えながら、雨の中の散歩道を風のように過ぎ去りながら駆け .... 1
公営であるタクシー乗り場でボッタクリのタクシーと交渉し、着いたばかりの体はくたくたに疲れ果てていた。何か迷い子のような気のする私には確かな風景などそこには無いように思えた。彼らはフランス語はでき ....
1

川には白く白く波が立ち
いくつもの太陽からの光が反射している
南と瀬名が歩いている光景が堤防の上に浮かんでいた
今では大きなマンションが並んだロケ地を
飛んで行った 青いスーパー ....
垣根の緑の葉っぱは、揺れていて、
並んだ木々の間で、
手に少し触れる時は、汗が滴った。
いつも食い千切られている気がした。


私の、
目の上は、見えた、
霧の上に、雨にー
先端 ....
あなたの発するだろう声に、そこに色々な、声にすることすらできないようなものが、けれど具体化されずに、取り巻いているような気がした。とりとめも無くぼんやりとしたものが取り巻いている。私にはそれはぼんやり .... ひとりばらまきながら、
立ちつくした、ばらまいている、
鳥は私たちにそれらを、夕暮れは
私たちに、聞くだろう。ばらまいている立ちつくしたそれらにしている、
手のようなそれらを。


 ....
そうして、そうして、
眠ろうとする、そうして、
寒い日ですらないけれど、見えている周りに求め進んで行く。
ぼんやりと何かがあるのを、点をさまよう何かに視線を、
見つめながら、遥か遠くの点の中の ....
浮浪者: 「俺は今日に至ってもひどく酔いつぶれている路上暮らしで、あんたにどうすればいいのかを教えてもらいたいのだけれど。」
おじさん:「そんなことお前自身の問題だと思うけれどな。」
浮浪者: 「 ....
俺は 今夜もひどく
酔いつぶれた 路上で
希望も 夢も ないのだと
  歌えや 歌えと
  時代の中を 走り回り
歌い 飛び 泣き 笑い
今日も一体私はどこに行くべきなのかと
思う そん ....
俺は今日もひどく酔いつぶれている路上で、
ただ一つの祈りも俺にはなかった。
俺は今日も非常に疲れ果てていたが、
そこでそして何をしていたのだろう。
街は本当に冷たすぎて、
誰ひとりとしてそこ ....
何か新人の営業マンのような態度をしている自分自身や
この遍質的な 会社側の 遠い過去からであろう
塊の疲弊した その死んだ 体質よ


一度きりだが
多分とても適当なのだと私はこの状態に理 ....
影の中に風景を見つめて
私は 何となくそこで 目を閉じる
夢のイメージは そこには無いのだと
そこにある日だまりに座り込み
そこにある体の疲れで
目の中のそこで 眠る


目は眠る ....
海岸沿いに見えた風景の中を
走り抜けて行く ネズミ色のトラックや
何も無い 瓦礫の街の壁を
背景に 街を彩ろうとする
青い海の観光地が 見えている


思い思いに 空の中へと どこま ....
光は輝く 夢の中で
私の虚無を 眠り続ける
人々の意味を 思い続ける


音楽を奏でる
お前になる


夢の果てに 明日はあると
立ち止まった 私の彼方に
不安など ページに ....
私は目的など 捨て去った人間だ 過去は
地図のようだった 世界全体で 
この場所を 拒む人間は 私を
棺桶の中の遺体を 笑うだろう
今日ではないかのような 現在として


人間は 言 ....
僕は今日もずっと山手線に揺られていて少しばかり疲れたんだけれど、
何だか割合座り込んでいても何かをしているみたいだよと、
僕は無感動な日にだって手招きをしていようとする、
そんなマガジンや菓 ....
自分なのだけれど、自分でもないような気もする…、耳の曲でU2やら、ビョークやらをイメージしていたが、特にアイルランドは何も無い国だったな…。1年前の話でもう…僕は何年も自宅で曲を作っているわけです。黒 .... ーー奥さんの良く行く、カラオケに主人も同行することはなかったのだろうかと思った。それも、今時では珍しいことだなと、私は思った。ゴルフの練習場には5つほど打つ場所があって、主人は端っこから打つのが好 .... たぶんそうなのだろうと僕自身の心に、少しづつ黒いネズミの微笑みを刻み付けて。
一体本当に、この私は誰なのだろうと
ながしそうめんを、横取りしてそこで食べても、同じ


なんとなく何かを見てい ....
孤独な布団の中で眠りこけていた
真っ白な頭の思い描いた リニアモーターカーに乗って
山麓の岸壁の ほったて小屋の中で
監獄の 岸壁の友達を 案じていたりもしたのだけれど
いなくなっている予感が ....
私は街の色のくすんでいる
時の流れのその中で
思う形が 壁にぼやけている
金を 人は 手中にする 
その 輪郭の明確な色彩に


人の心はぼやけている
灰色のぼやけている 柱で
明確 ....
私は馬を買って家に帰る この長い道のりで
遠くを見ている 砂漠が夢の中であるかのように 私には思えた
幻を流れた ぼんやりと街を忘れて
様々な 何らかの物語をじっと遠くに頭で考えこんで
そ ....
男の声は人に聞こえない響きで
褐色の空気が いつもあるだけ
暮れ行く夜明け前の時の中で
ただ 流れる 女の影に群青色を見る


一つを手中にしようとする
そこにゆらめく湖に 何一つ無い
 ....
私は親友を夜ふけに忘れ去る
しかし私の道を歩んでいる全体を忘れていない
夢の世界をぼんやりと闇に照射しているとき
そして 今日も友人たちと共に日に失踪しようとするとき
私は無意識に探す 視 ....
無欲な僕は いつも 筆を持った
物の中には 形があると知った
そして 触れた 本のページを めくる時
僕は 人のこの手に 掴める物はなかった


光は 色の一つを 手渡した
僕は 手に取 ....
番田 (2107)
タイトル カテゴリ Point 日付
砂浜にて自由詩210/11/3 2:45
ある日の画家自由詩110/11/2 3:29
立つ影自由詩010/11/2 3:28
パリのどこかを自由詩3*10/11/1 3:23
ドミトリーの裏がわで自由詩110/11/1 3:17
ロケ地の窓から自由詩110/10/31 2:45
あの10ユーロ自由詩4*10/10/31 2:44
堤防と時代と自由詩110/10/30 2:35
12月、雨自由詩2+10/10/29 2:27
建築物と自由詩3*10/10/29 2:27
ひとりばらまきながら自由詩310/10/28 2:00
冬の日の窓自由詩210/10/27 2:11
街角にて自由詩110/10/26 3:07
浮浪者の唄自由詩110/10/26 3:04
回された言葉自由詩110/10/25 4:01
売れないけれど自由詩310/10/24 1:50
山の向こう自由詩310/10/23 1:50
私の冒険自由詩410/10/22 1:02
夜の時自由詩310/10/21 2:07
眠り自由詩110/10/20 2:37
君のいる部屋自由詩110/10/19 3:02
PCのこととか散文(批評 ...110/10/18 2:16
ある日の現場で散文(批評 ...110/10/17 3:54
日曜日の画用紙に自由詩110/10/16 15:58
山のあの牢屋では自由詩310/10/16 2:54
人の街と自由詩110/10/16 2:51
家路自由詩2*10/10/15 2:18
海の見える家から自由詩210/10/15 2:18
その裏側で自由詩210/10/14 1:04
部屋の絵自由詩310/10/13 3:13

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