バラバラなのに僕たちは
社会に価値を与えられ
戸惑う。
戸惑いは拒絶反応になって言ってしまう。
「気持悪い」
教師になったから言うわけじゃないけれど
フリーターだっ ....
「僕」を探しに行こう。
天気もいいし。
すこし
さみしいけど。
秋の気配
夏の木陰は
やや寒し
私は最近、朝の青。
君は今日、暮れゆく群青の海。
けっして出会えない僕たちは、それでも互いを見つめ合う。
ぼくらはぼくらの責任で、社会よりも個人を選ぶ。
けっして出会えないぼく ....
夜
竹やぶのなか
地中に
僕の病人が
生えている
顔が半分だけ
出ている
(どうぞ、ご自由に)
青い犬は
彼を
むしゃむしゃ
青い犬は ....
君の死が、愛しいモノであるように
僕の生は汚されず、君の孤高にふさわしく
世界の、世界のほんの片隅で
小声でささやく歌のよな
スラムの路地で、汚れた子供が歌うよな
限りあ ....
青い夜
私は私
別れ知る
週末の疲れの中、何をか語らん
空色のクレヨンで
跳ねる電子音の隙間を埋めていく
その中には雑踏で
息つぎしているダイバーがいる
揺れ 動き 波 流れ 全身が
....
音もなく見つめる先のその先は
不安隠した
群青の朝
我先に感じようとした死の世界
稚拙さ故の
苦しき夜明け
終われない私一人の物語
伝えきれない
不安のこだま
痛みゆえ我 ....
走り出した僕らの鼓動は
どんなヤツにも止められない
流れる雲の速度で
いつも僕らは忘れているのさ
忘れている事を意識しながら
生きているのさ
君の歌声が
たと ....
僕アトピー
悲しみ消えた
血となって
問題は
むしろ寝れない
ことなのさ
かゆみという
鈍い苦しみ
たずさえて
人生を
二十七年
続けたら
今の今
なぜだか僕 ....
夢から覚めたとき、またその深みにはまっているみたいな気だるさにやられてしまいそう。
帯びた熱の分だけ泣きましょう。
僕らが世界と戦うとき、もっと激しく抱きしめてほしいとき、
僕らいつ ....
剥き出しの詩が走り出した
語りたい事もわからずに、失踪の予感だけは十分に
彼女の声が届き始めた
わけもわからず泣きたくなる
そんな日はあの鉄塔に昇ろう
名前を探す ....
君が詩を書いてくれたら
僕は世界に溶け込める。
他人なんてどうでもいいよ。
君の思考、たたずむプリズム。
僕は戦っている。本当だ。
誰よりも耳を澄まして、何よりも早くみんなの敵を打ちのめす。稚拙さなどつゆ知らず、雨の中、一人でいつも叫んでるんだ。
いっつもなぜか一人なんだ。
でもそれはみ ....
涙が川をつたって、海へと。
塩辛いならいつも誰かが泣いている。
想像しよう。世界の事を考えよう。無力な僕ら
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