紙に綴ったら
納得できねえもんができた
それはいい
よくあることだ
ライターで火をつけるか
マッチで燃やすかで迷っている
咥え煙草で少しひよって
今回は
ポカリを縦にぶっかけて
蟻が ....
陽気なハイエナ
アンダードットの容器
密封され
空気が薄くて
死にそうだと
笑いながら喘ぐ
つがいで入れてないのに
いつでもいつまでも
まぐわれる
今も挟まれて
二重苦な僕は
う ....
はは、、軟弱だからね
相も変わらずつらつらと羅列しているよ
うつらうつらの間違いだろ
それはうつらうつら「も」だね
正直であることは清貧でありいいことだよ
血まで色を失いかねない貧しさだけだ ....
風が止まったら
外にでて
あの時忘れてきた貝を探そう
二人で
手を繋いで
夜はまだ少し冷えるけど
懐中電灯に
砂と蟹を照らして
波の音
虫の音
ひいて
かえして
ないて
鳴く ....
在来線
終点
5つ前
世相が淫気に騒がしくて
興奮するから
蜂たちが地下鉄のプラットホームに整列し
電車で森へ帰宅する
羽音とソワァーでの戯れ
どちらが不愉快
咀嚼音
女王を守ろう ....
在来線
終点
8つ前
世相が陰気に騒がしくて
不安だから
蜂たちが地下鉄のプラットホームに整列し
電車で都市へと移動する
羽音とレールと車輪が擦れる音
どちらが不愉快
女王を痴漢から ....
ただ老いて待つよりも
この光と流れに賭けたいね
生意気言うな小僧
お前に何がわかる
あんたには見えるのか
あんたが望む形は小さい上に汚れているよ
わかっていない
お前だけの問題ではないん ....
醜いか美しいか
一つの虫籠に囚われたものたち
あとは喰う側
喰われる側
騙す側
這うもの
飛ぶもの
動かないもの
群れる
つがいに
孤独で
費やす
煮ても焼いても虫籠の中
籠 ....
ピンクの小石が落ちていた
小石を拾いあげて
進行方向に投げるのも
空めがけて上にほうるのも
つまらないと地面に叩きつけるのも
あなたの自由
問題は
犯した行動に
あなたの欲をいくらの濃 ....
世界中で新しい音楽がどんどん鳴りひびくのに
その総てを網羅できない自分は
トイレの
便器で
頭を抱え
冷凍庫の中から引っ張り出した氷を
口内で
舐め回し噛み砕き
溶かしている
自分一 ....
いくら他人を否定しようとも
いくら自然を否定しようとも
いくら不条理を否定しようとも
いくらあらゆる宗教を否定しようとも
いくら気に入らない哲学を否定しようとも
最後に自分までも否定しようと ....
眠らない
眠らない
今寝たらオオカミに齧りとられる
眠らない
眠らない
まだ眠らない
今寝たらスケルトンに切り殺される
眠らない
夢なんてみない
覚めて覚めて
明るくなって
充血 ....
いかようにも掲げた旗は
マンモス柄よろしく
毛づくろいをハジメ
祝河に
賛賀に
哀構えては
喜びと諭す
猫の欠伸
薄い唇は歌舞伎のようで
ヨー、世、良いと
一区切りに
ニャーと鳴 ....
闘う気がしない
打たれて
打たれて
這いつくばって
ドロ舐めて
苦くて
しょっぱくて

それでも
これでいいのかと
どこからか聞こえる

負けっぱなしじゃ
終われねえ
終わ ....
100で止めたい気持ちと
100をさらに傾けてみたい気持ち
葛藤することはあるけれど
あなたはいずれ歩きだす
大好きだから
小さい頃から
言葉遊びが大好きだから
作ったものを消去はできて ....
コップで生きるベタか
狭くて可哀想だけど魅かれるな

晴れてんのに雨
珍し
眠くなってきた
寝よ
明日
水槽と格好いいコップ買いにいこう
気向いたら
魚も買って
魚も飼って
 ....
雑誌のランブルフィッシュを見つめている
いつも頑張らないあいつ
弁当の果物が毎日りんごで
噛む時だけ
シャクシャクと
活きのいい音をたてる
あいつの
価値観がわからなくて
人ってみんな ....
あれをこうして
ここにドバっと流して
そちらから
あちらに
行くとみせかけて
そのまま
やや斜にかまえ
そこでグワっとした時に
適当にあんな感じで
踊れば
いいと思うよ
多分絶対 ....
羅列することは
君の弱さだから
素直にだして
そのままでいい
弱くていい
弱くていい
投げ出さなければ
弱くたって構わない
諦めなければ
いつかきっと
弱いまま
強くなれるから
 ....
一日の
一実
果てぬ夕日
咲く火種と火百合
戦場
兵去りては
祭場に
久坊
ひたひたひたと
足音を刻み
弔い
やがて列となす
間隔と感覚
墜えぬ景色も
また然りで
長とな ....
知を持って牢ぜよ
豊かに生きて
ただ死んでいくは
櫻のごとく
抱いて抱いて
穢すは
宵名にあらじ
一睡に大輪咲かす
それは夢のごとし
破れども破れども
閉ざされぬ道
あかずの朝
 ....
そうかもしれない
正直に言えばそうであって欲しかった
認める
そこは認める
確かに物事や状況は
不思議なほど
揺蕩っていて
感情のようでもあり
感情そのものが事象にリンクしているからだ ....
半目で月をみると
遠い遠い
空に在る
金色の池のよう
淡い光を濁らせ
散らす
うすい金色の池で
手を洗い
兎に招かれ
あの月で酒を酌み交わしたい
お前さんどこからきた
私は青くて ....
眼帯をした少女
血も流していないのに
白い服を赤で汚している様が
目立って
頭をチラつく
多彩な色を持つオウムが
単色のコヨーテの背中にとまり
凍てついた空間に向い
遠吠えを連鎖させ
 ....
あんたは豊かになるため
何を燻らせ
何を吐きだし続ける
螺旋階段の真ん中で
上と下
二か所に出口がある
檻の中で
いつまで座り続ける
行動が停滞しているから
意識が混濁する
マリフ ....
螺旋階段の上から蹴り落とした靴
最後まで到達するはずもなく
外枠にぶち当たる
これは落ちていると言えるのか
あんたは豊かになるため
何を置いてきぼりにした
疲弊していく
精神が追憶を加速 ....
あんたが望むほど
世界はまだまだ熟しちゃいないが
ここで茶すすり続けているぐらい
暇でもなくなったさ
いつ動くのか
いつ動くのか
雲もみたいに
白くて巨大なあんたは
内に激しい雷を秘め ....
切れ端みたいなものだよ
それは貴方であり
私でもある
片刃が錆びたハサミで
切り離され
記憶
穏やかに
眩く
公園のベンチ
二人で
手をつないで
楽しそうにブランコを漕ぐ小さい子 ....
わたしは嫌いじゃないよ
その顔
最後の手がまったくのブタでも
潔くカード場に出す
あんたの顔
すごくスッキリしているもん
確かに
賽は投げられたかもしれない
それでも
最後の結果を見 ....
tomaranai
tomarenai
トマラナイ
トメレナイ
sakawo
ひたすら
korogaruyouni
止まらない
止まらない
黄色に滲んだ夢
止めれない
止めれない ....
秋也(325)
タイトル カテゴリ Point 日付
なにで火つける?自由詩009/8/16 1:38
瓶と缶の中で隣自由詩1*09/8/15 0:57
親友自由詩009/7/23 1:00
夏の鮮明自由詩1*09/7/20 1:19
六角形の咆哮自由詩009/7/19 0:46
六角形の秩序自由詩009/7/19 0:25
イマジネーション ラフ スケッチ自由詩2*09/6/23 3:27
囲いの蟲自由詩009/6/11 1:34
シュミレーション フィテッシュ自由詩1*09/6/4 1:46
臆病者の願望自由詩009/6/3 1:06
どこかの世界の子守詩自由詩109/5/30 23:19
スリープレスゲーム自由詩1*09/5/18 22:07
歩み×歩み=靴の片方 副題としてのXの代入方程式自由詩1*09/5/18 3:19
とう意自由詩1*09/4/4 22:29
100過ぎて自由詩0*09/2/20 4:13
ベタ飼い妄想自由詩009/1/29 3:24
むしゃくしゃ赤面自由詩2*09/1/29 3:18
口伝自由詩0*09/1/24 13:21
弱り羽自由詩009/1/22 3:01
落日の果物自由詩0*09/1/21 15:33
朝が恐い君へ自由詩0*09/1/20 6:34
weakness自由詩009/1/14 23:42
月魅自由詩3*09/1/9 23:52
スローな景色自由詩009/1/7 0:56
螺旋問答自由詩1*08/12/27 0:32
螺旋擬自由詩1*08/12/27 0:20
夕焼けの魔道士自由詩008/12/18 17:37
地図の切れ端自由詩0*08/12/15 21:00
ポーカーフェイスのジョーカーへ自由詩008/12/14 2:27
すとっぷ きりんぐ自由詩008/12/8 2:19

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