わたしわクッキー。わたしわチョコパイ。わたしわパイナップル。そんでもって崩壊。ダダダダダ さっきまで缶切り探してる、わたしわフクロウの首のように周りを全て見渡してみる周りを全て わたしわ可 ....    クッキー。チョコパイ。
   パイナップル。崩壊。
   さっきまで缶切り探してる
   フクロウの首で周りを全て

   手錠。どくろ。
   UFOキャッチャー。
 ....
 「道を渡って、手を振る」

 骨のコツコツ鳴ります
 糸の編むように眠ります
 サバ缶とサケ缶の区別はつきます
 お尻から椅子に座ります
 迷路の続きにまた迷います


 ....
 太陽が寝ている ジュースを零している
 仮面を被った人たちが畑を耕している
 汗が落ち 汗をぬぐう
 音なく鳥の群れは水平に空を滑ってゆく
 風の囁きが過ぎる
 白い砂と黒 ....
 昼、何もしたくなくて眠くなる寝る
 夜、皆は寝入っているので
 静寂は 何かを創ってみたくさせる
 脳の先、あらゆるイメージとひらめきが遊び回り
 皆の夜の中でポーズをとって ....
               一日目


  朝、窓をあけると小鳥が歌を
  虫も合わさり
  やおら家々も窓をあけ動き出す音。
  足跡をつけたら直ぐさま飛び立つのか
 ....
 山脈や湖が私の臓器である
 海流や雲海が指先から皮フに走り寄せる
 各地の毛細血管で猫が平和に
 寝ている欠伸している
 私は月の鏡を覗きこみ、睫毛にこんもり
 オーロラを ....
 夜、キミのそばで 風が止んだ、そして


 夜、君のそばで風は止んだ・・・ そして


 夜、貴女の傍らで ふと風は止む、そして


 夜、キミの側で風は止む、僕は ....
ヨルノテガムのいない世界を知った気がする

指の間から一日や二日がこぼれていく

ロシアに落ちた隕石の一筋の光は不思議な明るさ

雨の日の夜、原付バイクでこけた僕は深手を負ったが
 ....
 虹という虫が
 階段の登り下りをして
 小さい花や小さい花を咲かし揺らす風の足音
 少しの涙や水面に映す幻影を

 髪を撫でる青い空や
 うつ向いた月と話す今日の
 誰か ....
 捨て猫あいさつしない
(こニャニャちは なんて言わないニャ)

 ビール缶から雨水こぼれた
(つらつら ぽたん )

 扇風機の首が折れる
(ブウーン ゴキッ )

 ....
  やわらか日差し午後
  肩までピアノ、湯に浸かる
  浮かぶ椅子の脚、揉みほぐす
  いつも世話になてる
  いつも世話になてるからね
  普段聞けないピアノ音を聞い ....
 すこし混む電車の中
 イヤホンから囁いてくる音楽
 あのひとも 立っているあのひとも 違った音に
 こっそり囁かれている
 快速急行は両窓の景色と景色を
 後ろへ後ろへ ....
 虹の空を歩いて跳ねた
 
 遠くでは
 雨粒が水たまりに幾度となく指紋をつけている
 
 灰色の朝、続くまどろみ、
 曇天の間を隠れ現れ 隠れ現れして
 
 時は止ま ....
 ロケットが帰ってくるとき熱で燃えてめくれ 一本の花になり地球に刺さった その地点から波打ち拡がる花の生命は一気呵成に大地を満腹フラワー地帯へと脈打ち変化させる 驚き飛び立つ鳥たち .... 一丁、二丁、三丁と豆腐はそこに残り在る。

 しかし、わたしは というと何もかもを忘れている
あれを失って過ぎ、またあれも失って過ぎて、たぶん
失ったことすら忘れているのではっ・・と過 ....
 女の首と肩をよく揉む日々が続いている
 というのは
 マフラーを編んでくれたお礼にふと
 思いつきで裸で肩車をしてヤリたくなり
 女は勢い天井にしこたま頭を打ったからだ

  ....
 女は金を余分に置いて よく眠れたわ と言い去った

 サヨナラの前
 女は 知らないわよ おバカな奴隷さんね と
 綺麗な高い声で言ってこちらをロクに見ず
 鏡の前で鬼化粧に余念が ....
迷う男と迷う女の
迷う街を迷う足どりと方向の。

雪の結晶のような街の明るさに反射する気持ちは
雪空に抜けゆく、カラカラとした女の笑い声と
慎重なタクシーの回転はまるで別世界の歩 ....
 例えば 一本の線があったとして
 横なのか 縦なのか 斜めなのか 影があるのか
 その一本の線はなだらかな波打つ曲線に
 恋しているのか そうなりたいのか 空腹なのか

 ....
  傘が二つ並ぶ
  遠く電車の走っていく
  鐘の鳴るように何度も息を吐く
  夜を追跡する まぶたを閉じる
  ライオンが花の匂いを嗅ぐ食べる
  美術館で尾形光琳の下絵に出合う ....
 多めの玉ねぎとにんじんを煮て アクをその都度とり じゃがいもの皮をむきながら 別の鍋では鮭の切り身をひと口大にしたものを さっと湯通しする 玉ねぎも人参も大鍋に具沢山なくらいで丁度よい、玉ねぎは透明 ....  夜が消えた、ハミガキ消えた 虫歯も。歯医者に行かずにすんだねコラッ  夜は暗く明るいものをくらますから 虫のオナラの音が聞こえるプゥ〜 目薬を誤って眼鏡にさして あらやだ お腹をすかせすかせてステー ....  スズメが電線に6羽と25羽並んでいる あっ もう 6時半だから起きなきゃ 海を泳いでいるスパゲティを食べた よく噛んで すすった先に腹の虫がググルと鳴る 右肩を投げると、えいや とボールは世 ....  月や星を手に取り転がし 口へ入れて吐き出し、また口の中で転がす  よく泳ぐ魚は海面を境に映る月の遠く忘れられない記憶たちだ 波風模様をつけた砂丘は 旅人の足跡止まる、長編の楽曲をのせた遥か線 ....  黄色を暗がりで見ていると金色に輝く草原の満月だった 牛が骨を売って旅していく 寿司ネタは左からまぐろはまちサーモンの順で並び口穴へ消え失せたが 最後の紅しょうがの味がいつ .... あーさー
起きてウナギが足元でぬめってる
ウサギが洗面所で顔を洗ってる 笑ってる
トイレに先入られる
ウサギ待ち





 聞こえるのは日付と曜日
 それもよくわからない ....
 壁をつたうノコギリの八重歯に
 縦横斜めと深呼吸の刻みは触れ奮え
 傷つく運命のモーションは押し出される
 命は溢れこぼれ置き、傘の花咲く街の
 一時 生まれた子供たちの行列 ....
 ペケですか マルですか? おうとつですか?
 舌平目ですか? 獰猛ですか? コネクションは
 ありますか? バケですか? ビールによく合いますか?
 強力ですか?その手のア ....
くつした、片方しか履いてないな

寒くないよ 臭くないよ 探す気はないよ

色違い履いてみようか あれなんだか
さみしくなっちゃうね 三足目や四足目も
ほしくなっちゃう ....
ヨルノテガム(292)
タイトル カテゴリ Point 日付
 わたしわ、すれ自由詩215/9/12 6:42
 わたしわ、それ 自由詩115/8/4 2:36
花の殻 湧く、次々と自由詩4*15/5/16 5:38
臓器に咲く自由詩015/2/13 22:30
* 夢夫、夜のユメ夫 *自由詩414/12/3 6:57
推敲日和自由詩214/10/17 4:39
太陽と背伸びする乙女自由詩614/9/18 3:40
 夜 自由詩214/9/2 2:53
脚を傷めたり、コケて血が出たりした、録音もした、部屋をキレイ ...自由詩4*14/8/30 4:52
草案と次の草案と詩と幸せ自由詩314/7/3 5:56
束の間の街自由詩114/3/11 21:42
Gランドピアッノ島の休日自由詩214/2/5 4:07
キミも ともだち。自由詩714/1/28 21:55
指が動く自由詩4*14/1/22 3:11
花を食べる自由詩313/12/24 5:04
幽霊が豆腐を食べる自由詩213/10/13 6:04
男は 女は 自由詩313/9/20 4:35
さみしがり屋のオニ姫自由詩113/9/20 3:33
雪景色は明日も自由詩213/9/20 3:05
夢中になったのは三十分、(それが何日何十日何ヶ月何年何十年も ...自由詩6*13/8/6 0:42
同じ事をなかなか二度とうまく出来ない自由詩513/4/6 6:33
燦然とヨルノテガムは輝く自由詩113/1/2 6:55
夜に歯磨きしない←虫歯になるよ自由詩112/12/26 7:29
ケーキ屋の店員は幼げで でも二人とも胸が大きい美人! とかな ...自由詩212/12/23 6:16
音楽に触れる自由詩012/11/30 5:13
お茶を薄める自由詩112/11/13 0:36
 ソナタ (ヨルノRemix Ver.)自由詩512/9/14 23:05
月にハシゴなロマン自由詩112/8/28 4:27
アナルにそよ風自由詩012/7/12 6:32
くつ下自由詩112/6/23 7:15

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