ぼくらは言の葉を探して生きている
それがとても不器用だとしても
それが生きる糧になるからだ

ぼくは不器用で小説を書くことができない
いつかできると信じてそして祈って詩を書いている

ス ....
私はブルックナーの力を借りて詩を書く
そこには誰もみたことのない静謐さがある
死を感じた時私はブルックナーを聴くことにしている
これはどうでもいいことかもしれない

しかし私にとってみれば大 ....
ブルックナーの交響曲第3番を聴いていたら
明日を生きようという希望が湧いてきた
ブルックナーはもしかしてぼく自身なのかもしれない

静謐でどことなく荒々しく気まぐれである
どうしようもない死 ....
ぼくらはローリング・ストーンズのコピーバンドをやっていた
メンヘラばかりでみな眠ることに苦労していた
<死んでしまいたい>という心持ちが頭をよぎる
そういうときには詞を書いてギターをかきならすだ ....
ころがる石たちは曲づくりにいそしんでいた
ぼくは鬱で苦しんでいた
しかしバイオレンスを求めていたことも確かだ

彼らはとまらない
サタンを憐れむ歌を歌を歌いまくっていた

そのときぼくは ....
ロジックで理論武装した詩人がいた
ロイド眼鏡ををしたひょうひょうとしたたたずまいだ
感性で動きたいがロジックが剃刀のようにじゃまをする

それは僕なのだろうか
文体の精度をあげるたびに
あ ....
ぼくはチェスしかできない
しかし友人のルージンは数学ができた
ルージンの友人のペトロフはチェンバロを弾くことができた

みんなバッハが好きでこころの奥から愛していた。
ぼくは人と関わることが ....
ぼくはスパイを創り上げる小説家に出会った
彼は紳士だが女性好きで仕方なく
飲んだくれだった
しかし彼には理想像があった
自分の奥義を表現したかったのだ

かれは作家というよりもおもしろいこ ....
ぼくは平和を求める暗殺者だ
妻を亡くした
怒りに身をまかせて
ガンをにぎりぶっぱなす

ガンはなぜ存在するのか
人間を堕落させるためなのか
人間をあっというまに昇天させる

弾切れだ ....
ぼくは雨がいやでたまらない

うつになってしまうからだ

死にたくなってしまう

苦しくてたまらない

しとしとふる雨粒が身体をひきさく

どうしようもない身体のだるさ

思考 ....
聖なる主よ心から御名を讃美します

どうか眠れぬ私から眠りをとりもどして下さい

ここちよい眠りをあたえて下さい

それは薬のものではなく

自然の眠りであってほしいのです

あな ....
たくさんの友だちは欲しくはないけれど

恋人は欲しい 骨まで愛せる関係で

ぼくの一年間は旅する一年間だった

英語・ロシア語・イタリア語

語学を旅してきた

哀しみはドラッグか ....
人生には眠りが必要だ

メメント・モリ

死を決して忘れないためにも

他者との出会いはそこからはじまる

ベッドのなかで抱かれて眠りたい

苦しさから真剣に向き合いたい

「 ....
おまえたち上から目線で東大へ いつもぼくは眠りを待っている

奴はなkなかくることがない

ぼーっとしていても本当の眠りがこない

主よ我をあわれみたまえ

万軍の主よそしてエレミヤ

ぐっすりとした眠りを我に ....
だれもいないひとりじゃないんだそこんところよろしく リア充がYouTubeで充電しTwitterで放電す何の意味なし 死にたいと思いつつも今日もまた生きてしまう ぼくはスパイの仕事をしたい

アメリカに留学して

英語でディスカッションしたい

そのためには教養が必要だ

本を眼がつぶれるほど読みたい

主よぼくをハーバードにつれていってく ....
ぼくはCIAにはいりたい

とほうもない目標だけど

情報分析には自信がある

とにもかくにも語学の勉学に

うちこまなければ

自らの目標にはぶれないようにしたい

インテリ ....
語学ができるようになりたい

英語とイタリア語がはなせるように

がんばりたい

なぜなら人生に息切れを見てしまったから

宇宙の片隅で他者と交流したい

仕事にいっても

こ ....
映画を観ながら詩を書きたい

それがきっとぼくの詩的技法になるだろう

地に足のついた日々を送りたい

母のマリオネットはもう嫌だ

だれの束縛も受けたくない

主の道に正直であり ....
ぼくが映画監督になったら

体操や陸上に関わる物語のシナリオを書こう

映画における詩的文法はヒッチコックや

トリュフォーから引用する

死や絶望感 そして焦りを台詞にのせる

 ....
日曜日はシネマ・クラブの日

イタリアやフランスの白黒映画を観る

つくづくイタリア語やフランス語ができたい

母はあまり関心がないようだ

昔の白黒映画は奥が深い

いつかイタリ ....
物事にインスパイアーされて

ひきこまれてしまう

なかなか抜け出すことができない

奴は追いかけてくる

まるで強迫観念

やめたくてもやめられない

心象をスケッチして
 ....
ぼくは映画監督になった

イメージをノートに書きとめる

脚本も手掛ける

音楽はピアノの声

翼のように軽いタッチ

役者には細やかな指示をメモでわたす

映画は光と影

 ....
ぼくは巡礼の旅に出た

はてしない荒野を歩き

後ろを振り返らず歩いていった

さらば青春の光

きたれ大人のとびら

眠れぬ夜をいくつ越えたことだろう

向こうからイタリアの ....
誰の人生でもない

自らの生きる道を

切り拓いていくゆくんだ

荒野を走り抜けて

ゆっくり歩いてもいいんだ

知らないあいだに道になる

環境は自らのあしで踏みかえていこう ....
まどろみのなかであえいでいる

ぼくはちいさな羊飼い

羊を牧さなけれればならぬ

世のなかは勉強しないとみとめられない

生きているだけのローテーション

生きがいを見つけるため ....
薬を飲まないと良い詩が書けない
困ったものだ
世界は俗物であふれている

本の朗読を通して世間から遠く離れているのではないか
はじかれた人間のようだ

神の臨在を感じた
入院から遠ざけ ....
fujisawanorio(55)
タイトル カテゴリ Point 日付
ぼくらは言の葉を探して生きている自由詩016/12/1 16:47
私はブルックナーの力を借りて詩を書く自由詩1*16/11/30 23:29
愛するブルックナー自由詩116/11/23 15:27
ロック・バンド自由詩316/11/12 20:02
ころがる石たち自由詩116/11/9 13:58
歩き回る詩人自由詩216/10/31 6:12
ゴルドベルク変奏曲自由詩016/10/29 17:50
スパイを創る小説家自由詩016/10/27 19:20
暗殺者自由詩216/10/23 19:52
自由詩116/9/20 18:44
聖書への救い自由詩016/9/17 17:03
愛と哀しみの巡礼の年自由詩016/9/17 16:55
ねむりの哀歌自由詩016/9/15 18:36
上から目線短歌0*16/9/9 3:51
眠りの願い自由詩016/9/8 19:19
誰よ?短歌1*16/9/8 14:29
電気短歌1*16/9/8 7:02
生命短歌116/9/7 22:14
神とスパイ自由詩016/9/7 20:18
スパイと語学の哀歌自由詩016/9/6 20:35
語学の自己啓発の詩自由詩116/9/3 14:21
映画と詩自由詩016/9/1 21:18
戯曲・詩・散文への思い自由詩016/9/1 4:28
シネマ・クラブ自由詩016/8/28 18:53
インスパイアー自由詩016/8/26 7:09
もしぼくが映画監督になったら自由詩016/8/24 17:19
巡礼の旅自由詩016/8/23 21:10
ゆっくり歩いてもいいんだ自由詩116/8/23 5:44
ぼくはちいさな羊飼い自由詩116/8/21 21:32
お薬とまどろみと詩自由詩216/3/31 18:15

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