フランス文学の源泉に触れることによって自己の物語を紡ぎだしていようとしている
文学はきちんとしなければおもしろいキャラはおもしろくない
音楽家はメロディーがなければ仕事にならない

物語はメロ ....
この世の終末を感じる
ぼくは礼拝に出席しないといけないクリスチャン
アイディンティティーはそこにある
牧師さんから聖書研究の本をかりた

救済者(メシア)をもとめている
魂の奥の底から涎が ....
ぼくはまどろみのなかで詩を書いている
このまどろみが好きだ
世界が落ち着く夜に書く

詩は別の世界へといざなってくれる
ニートでも書くことができるのだ
情念を言葉に

ありえないほどの ....
世界からはじきだされた
社会不適合者
ぼくは詩を書くことしか能がなくなった
身勝手なものだ

強迫神経症はいつまでもどこまでもおいかけてくる
実存性のないぼくはどこどこへいけばいいのだ
これからぼくはアラン・ドロンとイヴ・モンタンが出演している映画『仁義』を観なくてはならない

この作品はぼくの人生におおきな影響を与えるであろう

ぼくがもし仮にアラン・ドロンであったら世界は ....
創作することは苦しみをともなう
いまあるところから次のところへとジャンプしなければならない

こどもたちの遊戯を思い出してみる

時をさかのぼっていきていく

あなたらしい言葉を紡いでい ....
柿の種と麦茶があった
存在する歓び

お祝いに柿の種と麦茶を送ろう
ある男がわさび味の柿の種と麦茶とサリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』をたくさんもって親友の結婚式に出席した

時の流れ ....
苦しくてたまらない
ぼくにできることは
詩を書くことだけだ
ひやりとした現実
夢のまどろみのなかで
考察を繰り返すしかない

詩を殴り書きするしかない
こころにメスを入れる
存在の耐 ....
どうかぼくを見守ってあげてください
これはぼくの哀歌です
ダイアモンドの輝きを放つ哀歌です
安っぽいひやりとした言葉ですが
導いてください

ぼくはすべての罪を懺悔します
どうかみなさん ....
すべてをぶち壊したい
この世のあらゆるすべてを
聖書にもとづいて
ぼくの破壊の衝動は
抑えきることができない
困ったものだ

ひとにとめられても
怖しつづけるだろう
バイオレンスなき ....
青年は無から有を生み出していた
暗闇のなかを模索していたのだ
暗室にとじこもりっきりで
新しい光がみえてきた
創作をすることで

創作の作品には魂がやどっていた
言葉にできないほど繊細で ....
ジャズの調べが今日も聴こえてくる
通りかけのジャズバーからだ
はいってウィスキーをまあるい氷で飲んだ
これがロックというものか
酩酊のなかでジャズのピアノの音がとろけていく

ぼくは異次元 ....
人生はいつも空回り
理想や目標どおりにはいかない
小説みたいな人生がおくれればいいなと思う
残酷にも現実はそうはいかない
どこへもつれってってくれないのだ

詩を書いても小説を書いてもひと ....
ぼくは誰も知らないところで詩を書いている
生きることに絶望をかんじている友のために
手紙を書くように書いている

楽しんで書くようにしている
ありあまる妄想の力を借りて
詩の言葉に凝縮する ....
日常を言葉であらわして切り取りたい欲望がつよい
どこまでもつよい
しかも論理的ではなく
どこまでも直観にたよって
そうすることで生き生きと生きていきたい

非難の声がひりそそがれようが
 ....
その昔毒を吐く男がいた
その男は神を信じていなかった
だからこそ毒をはいていたのだ
誰も理解することのない毒を

何度も何度も吐いた
それは言葉だった
言葉の暴力
力なき言葉
その言 ....
ぼくはサリンジャーと出会った
もっと早くに出会いたかった
このみずみずしさよ
老いとともに
逃げないでおくれ

詩にならない言葉たちが凝縮して
長編小説となった
でもサリンジャーはもう ....
理解できない
どうしてぼくは詩を書いているんだろう
世間に存在を示すためなのか
夕方から夜は天使の時間
ほっと嘆息をもらす
ぼくなりの時間の過ごし方が身についている
存在とは他者とのかかわ ....
ぼくはどのくらい生きてきたのだろうか
脈打つ血潮物足りない映画
歩いていると生きているんだと噛みしめる
ふみしめるのではなく
生きている実感が強いのだろうな

音楽の断片から香りを聴きとる ....
ぼくは本を読む
新しいぼくに出会うために
空想世界へと巡礼するのだ
もう駄目だと思っても
ページをめくれば
新たな発見がある

外国の人とも友達になれる
ほんの少しの勇気で
理解がさ ....
わたしは暴挙にでた
勇気をだして
コンパクトディスクプレーヤーに
ベートーヴェンのピアノ・ソナタを入れて
眠ることにした

かけめぐる血潮
駆け巡る旋律
これからどうしていけばいいのか ....
君は哲学初歩を読んだらしい
わたしは四苦八苦しながらも読んだ
恩師は著書のあとがきで
大きな賜物を得たらしい

わたしは本の世界にしか居場所がない孤高の存在者
誰も助けていないとおもったら ....
切り裂きカフカがやってきた
世の中を切り取るために
切迫感がはんぱない
この世の者とは思えない
ストリートスプラッターだ

理解を越えた現実を描写していく
詩を越えた短編小説で
理解と ....
わたしは柿の種を飲む
どうしてかわからない
ロマンスの唄を口ずさみながら
ピーナッツがバターになることを
ひしひしと感じるのだ
身体の内奥からかんじるのだ

理解できないことがあっても
 ....
憂鬱の波がやってきた
誰も知らない世界のなかで
ひりひりとした世界のなかで
孤独のなかを歩いていると
憂鬱の波がやってくる
死にたみと世間のひとはいう
世界とはなにか
蒲団を蹴りとばすと ....
fujisawanorio(55)
タイトル カテゴリ Point 日付
フランス文学を鉱脈に自由詩016/3/31 18:06
終末自由詩016/3/25 0:07
自動筆記自由詩116/3/23 18:59
社会からはじきだされているような自由詩116/3/22 17:22
仁義自由詩016/3/22 17:19
産みの苦しみ自由詩016/3/21 17:09
柿の種と麦茶自由詩016/3/21 17:06
まどろみのなかの詩自由詩316/3/18 20:38
神様への手紙自由詩016/3/16 18:07
衝動自由詩016/3/15 18:15
創作する青年自由詩016/3/13 5:31
ジャズ・エイジ自由詩116/3/12 18:24
空回りの人生自由詩016/3/11 20:37
誰も知らないところの詩自由詩016/3/9 17:42
日常を切り取る自由詩016/3/9 16:40
毒を吐く男自由詩016/3/7 4:21
さよならサリンジャー自由詩016/3/5 19:26
ぼくはどうして詩書くのだろう。自由詩0+16/3/3 17:36
生きる存在と時間のながれのなかで自由詩216/2/25 4:07
読書自由詩016/2/23 14:21
ピアノ・ソナタを聴きながら眠る自由詩1*16/2/22 0:20
君は哲学初歩をよんだのか自由詩016/2/21 16:32
さしせまったカフカ自由詩216/2/18 6:43
柿の種を飲む自由詩416/2/17 2:03
憂鬱の波自由詩116/2/16 1:16

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