私はブルックナーの力を借りて詩を書く
fujisawanorio

私はブルックナーの力を借りて詩を書く
そこには誰もみたことのない静謐さがある
死を感じた時私はブルックナーを聴くことにしている
これはどうでもいいことかもしれない

しかし私にとってみれば大切なことなのだ
間がある音楽は西洋では少ない
私が詩を愛するのは間があるためだ
言の葉のあいだに間がある
なにも書いてないけど
あふれ出る言葉を繰るにはある程度の語彙力が必要だ
しかし言葉の間を生み出すためには感覚がいる
 
その感覚を磨いていきたいものだ


自由詩 私はブルックナーの力を借りて詩を書く Copyright fujisawanorio 2016-11-30 23:29:49
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