にわか雨待つ軒下にいっしょのこおろぎ
銭湯のコーヒー牛乳遠いなつそして母
小さな手つないだ先の忘れていた秋
あくびして見上げたそらのわたぼうし
変化するじぶんにつかれてハーブテ ....
アケビはね開けてびっくり玉手箱
いつの世も男と女振り振られ
生きてこそ夢や希望が欲しいんだ
浅漬けのみずみずしさに添えた愛
藍色のなすの深みに更ける夜
やさしい夜芋焼酎に月映る
月わたりゆずの香りの君が居て
君知らず白菜のしろのしたたかさ
米麹べったら漬けとなじ ....
午後の床 殺意にも似た日焼あと
濡れた戸をひらいて閉じて行き止まり
食べかけの歯型ごと熟れ黄ばみゆく
トウカエデ本当に密取れるかな
今畜生と思いながらも正すひげにゃ
生い立ちを考えずともいまだって野良だにゃあ
魚なんて人間が決めた好物だわさ
本当の猫のゆめをみたいよる
ブロック塀も少なくなって歩きづらいにゃ ....
女とは本音語らず難解だ
窮地にて困って助け真の友
仕事無理彼女もなくしいと悲し
溺愛も程々にとぞ思いける
人を見てエンジンふかすバカな奴
今朝飲んださけの酔いは醒めている
はぐらかし女性の得意な特権だ
カッとくるその癖今は止めようよ
パチンコや女房の流す涙のみ
コカコーラ飲ませなかった母ありて
ネックはね人付き合いだ問題は
苦労人助ける事がクリスチャン
白髪のとどのつまりは雀かな
お前には問題処理ができないよ
脇を見て後ろを見ずにバックする
人は言う笑顔が素敵笑ってた
車椅子歩ける事の幸せよ
同名で漢書は嫌い甘藷好き
怖いもの地震雷火事かかあ
朝顔か梅先生を見る君は
金なのか大切なもの愛なのか
シャベルカー話さなくてもしゃべるかぁ?
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