したたかに
引き分け狙い
ボールキープ
君じゃない何かが違うこの感じ
裏山の枯れ草に差し色アザミ
夢の中あなたと過ごす甘い時
「朝日新聞」
{引用=新聞屋さん、どちらへ?
夕日に向かっています。}
綴る想い伝わらずただ時流れ
小休止しようかどうか迷いゆく
親指で君への想い打っては消し
日曜の広告眺め君想う
夏だから君の肌とはつゆ知らず
遠花火あなたに深くさらわれて
逃避行ソーダー水の泡の泡
夕方のプール静かなキスをする
連れ出してあげるね海へ涙から ....
うつみたい 暗い気持ちが 燃えている
鳴かぬなら 俺にだけは迷惑をかけるな ホトトギス
いずくんぞ お前の肝臓 いずくにか
切り取って 食べたい景色が そこにある
眠れない夜が明けても朝は来る
もういいや すっきりしたから また今度
嘘つきは 針を千本 飲ませるぞ
本当は そんな勇気も 無いけれど
ヒヤリとする
時々止まる
夫の寝息
傷ついたら
思いやろう
どうせなら?
言った事
忘れちゃうよ
やってナンボ
カタカナと
ひっくり返せば
ダサくねぇの?
曇り空 悲しいことは 考えない
グソクムシ 自分の過去と重ねみる
グソクムシ 天使を待っていたんだろ
なにも食べたくなくて白湯のんでいる
ほどほどに愛し愛され金婚式
早春の雲に浮き立つ三上山
百貨店後姿のキリリと女
ふた重ね淡くほのかなコ-ヒー碗
損させぬ一つおまけの昆布屋さん
「とりあえず」
春の月恋失ってアド削除
「スマフォも」
四月から平日六時カシオ鳴る
「8%」
遠足のおやつの予算税抜きで
「ちよこれいと」
チョコの数忘れるために二度寝する
「義理人情」
バレンタインプラマイゼロにならなくて
「本命」
一週間後に待っているルイ・ヴィトン
ポストには「抒情文芸」春来る
春ですねシール集めたことはなし
「サクラサクカモ」と怪しい言葉あり
どしゃ降れる関根恵子は濡れ濡れて
あわ雪は藤村志保の指で消え
だれを待つ大原麗子と雪うさぎ
かもめ舞う曙光朝市伊藤蘭
春嵐に悪戯をされ風吹ジュン
シースルーひ ....
謂わば花
語らば蝶の
どんぶり勘定
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【川柳】17音律「5.7.5」を基本とした川柳作品のみ受け付けます。川柳批評は散文のカテゴリへ。
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