冷めた目でスープを飲んでいる日差し
人間に人間を埋め明日へ行く
ひかりのさきに星があると信じた
無数の手 言葉で耳は塞がれる
ひとりごとみたいにそっと外にいる
たてがみの形に手紙宿す風
モノクロでロングなのろいモノローグ
白日の白目で自白 百日目
借り物の楽しさで悲しくなれる
アリの子とアリス アリの巣へ飛び込む
わかります? わかりませんよテレビ音
フォロワーの奪い合いだよ、さもなくば……
アフリカの諺遠しサバンナは
僕、ベジ子。なので一人で行きますわ
神として生くより人とし死なんとす ....
お月様、たまにペーパードライバー
キャリアハイなんだ 火の粉を浴びてくれ
O脚が修正液でもなおせない
道に落ちてるお金にメスを
セレモニー中に睫毛が落ちる音
ミシュランの ....
サイコロで行方不明になった空
森のなかピアノを鳴らす遭難者
感情はリズムにのって消えていく
回りながらいい言い回しで回想する
言葉が追いつかない街で笑おうか
室内
で
無駄に
改
行される
恋
壊れたあの秋は何色だったろう
グロテスクな水槽のそこに在った声
夜の真ん中に座って ....
言葉から言葉へ向かう紙と声
たくさんの背景がある背中たち
存在が宿るのを待つチョコレート
きみの目の先には雪が降っている
誰何する声のさなかのスイカ割り
数式といっしょになったお葬式
お惣菜コーナーにある物心
思い出す泥の匂いと冷たい火
クッッッッッソ丁寧にくらしたい
広葉樹「直射日光だ~〜いすき♡♡」
花見客の中にサクラが混じってる
ダイイングメッセージまでも五七五
哀しいことを宝石として仕舞 ....
顔もわすれたのに憶えている声
その星を物語だと想ってる
言葉を知る前に聴いたモノローグ
あなたのあとがきに揺れている木陰
お話が終わってもまだそこに居る
ゴーストタウンに記憶を浮かべてる
内側のわたしの夜と星の外
グランパとグラタン食らったんだよな
生きていく その日々ではなくなっていく
永遠のほうからきみが手をふった
夕暮れは{ルビ灰色=グレー}な憂いにゆれている
きみの言葉が音楽に混ざる春
そらに浮かぶ雲を思い浮かべている
その日々が日にちのなかに埋まってる
人類か類人猿か親類か
それぞれの青 誤差の中に生きてる
眼球がカメラのように君を見る
田螺とか螺子の匂いがちょっと好き
われわれが絆創膏の王様に
流水であらう2月のカレンダー
素潜りの資格を海に返すのよ
生い立ちの代わりに脱脂綿がある
やさしさに無手勝流に触れている
地図記号みたいに大人し ....
その結露がわたしのバス停だった
生きていることは光を伴った
ちょっとした空洞にいる目をとじる
足裏にいつかの雲が乗っている
どの教室も人格に縛られる
九月のトラックが詩を運んでいく
青空が夕陽に染まるまで混ぜる
小さな鳥 痛みに触れるアスファルト
そしてまたいつか優しい夢をみる
暗闇で無音に鳴った星の影
暗闇の時間 目と言葉の間
音と音 その間にいた暗闇
時間の暗闇 永遠の夜の底
くらやみにいつも見ていた星の背中
バランスがバラバラになり薔薇になる
目を瞑るようにカーテンをしめる空
自分では分からない自らのこと
言葉の裏側に眠る虫の声
蜘蛛の糸で結ばれている壁と壁
あまりにも多くを語らない余白
なんの意味もなくて涼しかった日々
理科室の水道 メダカのうたかた
日かげでは私が白く祈っていた
手から一瞬で零れていく瞬き
教科書にない感情と立ち竦む
きみの空洞に夜空が降っている
夏のひかりで優しさを透かしてた
次元を超えて夢をみる枕元
ものがたり ともに暮らした者があり
指先に入道雲を浮かべてる
パラダイムシフトが起きたパラダイス
その星はなくなっていく 繰り返す
お話は遠くはなれて詩になって
無数の数字が詰まった無に夢中
原風景は鮮明になっていく
地頭が良さそうな地鶏の地声
きみの手の遠くにある夏 連れていく
庶民とは娯楽の嘘で踊らせて
王のみが虚無知りてなお耐えるのだ
君いつぞ王になりましたでしょうか
そう違う、だからやってはおれません
アニメイヤ。元ネタ僕と見受けられ
短歌 ....
無季自由律書くムキムキな腕で
俺の冷蔵庫魂が火を吹くぜ
タ仏という時間を司る仏
血のついでに心も盗んでいく蚊
アホになることで時空を歪めたい
宇宙人でも楽しめる恐竜展
....
あのときの瞳と見てる鐘の音
あざやかな後悔の色 好きだった
きみの飛ばした靴に落ちていく空
知らない本の中に知らない夏がある
窓の形で幸せを切り取った
眩しくて静かな庭に眠る雨
人格が曖昧なまま見送った
空が完璧じゃないこと知っている
目が覚めるまで牛を数える
あなたではない夕焼けの犬
果物たちの輝きの果て
最終回の最後に回る
考えているふりをする脳
あっけなく開くフタの静けさ
物語が終わって ....
思考の片隅でパンを食べる朝
{ルビ無意味=ないあじ}であることに{ルビ意味=いあじ}があった
窓の音 いつか冷たくなれるかな
耳鳴りみたいに、きみは宇宙を漂って
....
段落に無数の恋が落ちている
ぬるま湯に解答用紙が浮かんでる
悲しみの雨に塗り絵が濡れている
日常を綺麗と思う 思っている
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【川柳】17音律「5.7.5」を基本とした川柳作品のみ受け付けます。川柳批評は散文のカテゴリへ。
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