うちはうち、よそはよそ。LGBT。境界。
いつしか、公私混同という言葉はなくなるんだろう
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テレビから鈴虫届く午前四時
過ぎてなお白に蒼差す蕎麦の花
しみ豆腐卵にとじられ杖に葱
....
福永洋一氏は
その天才を
すべて発揮する前に
事故に遭遇した
彼は、天才だったのに
ダ ....
バーガーキングで干し芋のようなフライドポテトを噛みながら
意味に吸われていく自分の人生のことを考え ....
夜は燻りながら、いのちの方角へと転がっていく
俺はそれを見つめながら、道を知らない子供のような ....
なんだか、時々、こういう風に思います。
現代詩フォーラムに毎日投稿される詩、それから過去ログの ....
半鐘の音ことごとく穂を{ルビ搖=ゆ}らしはばたく{ルビ百舌鳥=もず}の{ルビ早贄=はやにえ}を ....
大して自分の事を知らない人にクズと言われ、よく自分の事を知っていると思っていた人に死ねと言われ、連絡 ....
激しい睡魔のおく目覚めろという地母神がいる
くしゃりとした醜い顔の小ぶりの神様だ
かつて山男 ....
句読点が降ってきて会話が途絶した
遊歩道にひしめく感情が
拾われない末路を想像して枯れて ....
テーブルにこっそりと封筒が届いた
茶色い養生テープがしかつめらしく巻き付けてあった
テープを剥が ....
インターネットに文章を投稿する事に嵌っている
依存性と呼ばれる病気かも知れない
精神を蝕まれ ....
止まらない口から熱湯この気持ち
上を向きみんな口あけUFO
心臓をぎゅっ ....
母
触れることが
ないのであれば
なくことはなかった
....
手紙
こすりあわせれば
音がなる
はじめて知った
秋に
....
いくぶん伸びたあみかけの 陽に透かした素肌とも だれかれも
カジュアルに、好く似合うとしっていたか ....
校門からのびる桜並木
卒業の日
思わず呼び止められる
走り寄るその人は ....
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