私が見ている方向には
いつも私を見ている人がいて
その人の視線を避けると
避けた方にいる人が
 ....
仕事をさぼって美術館
展示室をうろついていると
赤いワンピースの女がついて来る
立ち止り絵を眺 ....
フェスティバルへ行った
ただよう祝祭的なかほり
きしむ音の粒たち
濃い化粧の乙女
ゆきかう
 ....
湿った青灰色の夕まぐれ

音楽を探していた

ぱっとしない

うまくいかないことばかり
 ....
私の欲望にふれてみた
とても冷たかった
まるで氷のように
冷たかった
そこには愛はなかった
 ....
季節は 夏をわすれて
夏とも秋ともいえない

空白の季節がうまれた

夏をさがして  野山 ....
行きたい時に
ふらっと行って
世間話などをして帰る
そんな場合が
リタイアすると必要になって ....
黒焦げのアカツメクサを労うように
レースフラワーが風に揺れ
夏が終わると歌っている
排気ガスま ....
笑顔の女の子が回る
心地よい音が奏でられる
美しい 非日常、なんていう
その場の感情に浸る
 ....
いや羽田空港か!
うん羽田空港じゃん
それ羽田空港じゃん
え!?もう?まだ?どこまで羽田空港な ....
{引用=夜明けのこない夜はないさ
あなたがぽつりいう}

懐かしい歌が
あの頃の私を連れてき ....
おっさんが簀巻きにされて運ばれる渋谷の夜は呻く藍色 思いついた言葉をならべ
魚の様に泳がせては眺め
それを繰り返していた

嫌な湿気が躰にまとわ ....
消え入りそうだったんだ
夜明け前に
悪夢で目覚めると
孤立に窒息して
消え入りそうだったんだ ....
てんてきのひとの下を肢体が運ばれる
てのひらに濾過された空ばかり残る
てんてきのひとの上で黙るの ....
君みたいな人間はクズだよ
テーブルに残された一枚の書き置き
肺が嘆くまで息をこらえて
金魚すく ....

サイレンが鳴り、正午を呼ぶ
けだるい声はアカシアの雨を歌い
直後に威勢ばかりで縁取られたシュ ....
大時計の針の上で寝そべる
空の瑠璃色を映す
湖の波紋が 夜の膜のように拡がってゆく
その浅い水 ....
ずすこんと茄子を切る音だけを聴く
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2017年8月21日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ビー玉花形新次自由詩217-8-21 23:51
絵心やまうちあつ...自由詩4*17-8-21 20:07
カーニバルみっちー自由詩117-8-21 18:57
アラブの音楽吉岡ペペロ自由詩117-8-21 18:47
冷たい欲望星丘涙自由詩4*17-8-21 18:07
空白の季節st自由詩417-8-21 17:30
居場所ホカチャン自由詩117-8-21 16:52
労いLucy自由詩18*17-8-21 13:05
オルゴールふじみやこ自由詩017-8-21 11:44
デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港..幽霊自由詩217-8-21 11:29
夏の終わりにそらの珊瑚自由詩20*17-8-21 11:03
おっさん水城歩短歌017-8-21 8:45
私の夏星丘涙自由詩4*17-8-21 6:34
寮生活〇隣人ひだかたけし自由詩917-8-21 4:38
てんてきのひと北井戸 あや...自由詩217-8-21 1:46
或る翌朝自由詩317-8-21 1:44
アカシアの雨自由詩517-8-21 1:40
瑠璃木本田憲嵩自由詩717-8-21 1:01
茄子水城歩俳句317-8-21 0:49

加筆訂正:
夏の終わりに/そらの珊瑚[16:46]
少し修正しました。
19rows, 1sec.