難しいことを求め得る人ほど
しあわせなきょうだけを享けている
たやすいことにすら見放されて泣く人 ....
サンデーは 浅いお皿
銀のスプーンで とりかかろう
この時代らしい
マリン ....
田崎さんちの某を思い起こすよな色彩について
論じる気はなくて詩ができること考えるの明日
面倒なこ ....
犯人から音沙汰ないので
公開捜査に踏みきって
名前や顔を晒すと
救出された後
マスコミは
....
猫町の午後は空が青ざめるほどの空想に満ちていて
透明なグラスに注がれた水のように
エーテ ....
天にはひとつの
(視えない手)があり
私は、全ての恐れ・震え・野心を
不思議な手の上に、置く。 ....
受け売りの言葉誰にも優しくて爪で引っ掻き印をつけた
答えだけ喋り散らす君 疑問符を ....
色彩の論より証拠はるの山
いろとりどり鳥とりどり春のやま
ふきわたる風の色彩に ....
160411
ゲーテがなんか書いているよねと
忘れた記憶が囁くので
要 ....
夜桜が続く言い訳も続く
にらめっこ好きの女や花月夜
花盛り青信号に気づかない
宏大な界が突然開ける
視界右上奥に
空の濃く暗らんだ青が微かな裏光りを帯び沈黙して在る
....
朝はどんな時刻にでも既に始まっている。早朝でも真昼でも真夜中でも、すべての時刻に内包される ....
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