空はいつみても変わらない
時が流れて色々なものが変わるけれど
空だけは変わらない
毎日空は新し ....
初日に 薬指 前歯の裾野は愛しく、私の毛細をいたぶっていたわって
ふりかえって 斜に構えた 真四角 ....
仙台味噌に小松菜のナメコ汁
明日のは朝好物のたたきゴボウ
花筏に娘を乗せて月眺む
重い銀のライターで炎を灯した刹那
冷たい過去を浮かべて
薄笑いをした
紫煙に過ちを想い出し ....
花は枯れたら散るだけだ
僕は枯れたら蘇る
明日を夢見ても願いは叶わない
今を生きないと明日は来 ....
誰をも許さない鋼鉄の精神を
保ち続けていけるのか
いまは我慢比べをしている
だが
脆弱な ....
おでんの季節は終わって
次にくるのはもり蕎麦だ
やがて素麺がやってくる
そして鴨南蕎麦の到来だ ....
スーパーマンでさえ
胸にS字の全身タイツを着て
スーパーであることを
目に見える形で主張しない ....
まず言う なれない と
それから ならないように
汚していると
まず ならないので ....
父と呼んだ人の欠片が
ぎゅうぎゅうに詰められている。
(押し込まれんで、良かったなあ。)と
....
区役所の、トイレを借りてため息
その場しのぎで生きてきました
それが何か
誰もが今日と ....
黄金の太陽、陶然と
茜に燃やす、この部屋を
開き放て!己のすべて
持続スルこの永久の時に
....
顔
一番いい顔を鏡に映すとも
高倉健を超ゆる由なし
心弾む春の息吹を感じられる今
街中にぽつりぽつりと桜色が見える。
昨年
駅から病院への ....
その歌で世界の秘密おしえてくれ
闇封じはりめぐらされた言葉たち
花だから咲いたらすぐに散ります
誰かが言いました
わたしは薄いうすい一枚の紙です
折り ....
わたしのうちの近くには、神社があって、そこの御神木は銀杏の木で、だでわたしんちがあるとこは銀杏木って ....
生温い雨に濡れながら午前二時、あらゆる神経が脳天に向かって空虚を届けるころ、おれは寝床を拒否して ....
今年(2016年)四月。つまり今。
スレッド会議室<詩ヌマデアイ詩テ (雑談系)>で、
私が企 ....
風にはぐれた椿一輪 川の流れを漂う
冬の終わりに 寄る辺なく揺られて
春咲く花は霞を湧かせて ....
枝分かれした樹木に、自転車のサドルがのっかっている。
とある駅前の手狭な広場だっ ....
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