人間は水
人間は石
人間の海馬
月とリング
ヤン・シュヴァンクマイエル
ヤン・シュヴァンク ....

降る雪の間に間に後姿 
灰色に滲んで 小さくなる
誰も開いたことのない 図書館の古びた新刊書 ....
朝の胎動が谺する、
夜のなかで、
私はゆっくりお湯を飲む。
私のなかだけにしか、
あてはまら ....
ケンカしてから一週間
ボクの方からヒトミに電話をかけた
「只今、ブスにしております
 ご用件の ....
川の中に一列に泳ぐ鴨がいた
冷たい風の中平然と

大きいのから順番に
風にむかって泳ぐ

 ....
カードケースに
故障中と書いた紙を入れ
首からぶら下げて出勤した

誰も傷つけない
無言の ....
温泉にポニーテールの雪女 CHAGEっぽい矢崎滋か春の雪 時の揺らぎ
後から来たものが先になり先にいたものが後になる
風の凪がれ
ミステリーサークルの中 ....
病室の窓より見える平凡なサラリーマンが出社する群れ
鉄の臭い 匂い立つ
布団半分が血糊ベッタリと
昼間片目で歩いていて転げ
これはイカンと部屋に帰 ....
言葉が厚いナイロンシートの
壁にぶつかって流線形に歪む
喋るのは得意ですが独りです
世界 ....
地下鉄で知らない場所へ
私は向かう スイカを取り出し
今日も 電車に乗って 私は
何をするのか ....

あの日から
知らないうちに始まったけど

歩き始めたら
もう
戻ることはできない

 ....
何処に行ったのかしら
私の膝と、温かさに溢れる秘密
高い背中を見ていたら
今日もいつの間にか夕 ....
まず目がおかしくなった
そして、
耳が
最後に鼻が

青いセーターの上に
鼻血が垂れる
 ....
静かな 夜半のことだ

やせ細った月が 薄く流れる雲を照らして
とぎれとぎれの 心細い街灯を  ....
カラスの鳴き声がした。
小学校の帰り道、ひとりで帰っていたときのことだ。
前方に広がる、両端が田 ....
時が支配者であるという命題に
生は何時も屈服する
1日は24種の蒼い乾びた血液から成り立ち
時 ....
とても卑屈に落ちた時
みあげることなど役に立たない
そのことをほんとうに知っているあなたは
宇 ....
エゴの実の涙に映る住まひかな

エゴの木の向こうにある お茶室

拙者、手前を接写にせんと欲 ....
落としたお年玉が道端にある
種がコンクリートの上で花咲いた
鼻先に持ってこられた餌
それは僕の ....
連日メディアが報じる
人気タレントの不倫騒動
全然関係ないおばちゃんが
怒りながら石を投げてる ....
人の不幸を祈るようにだけはなりたくないと願ってきたが 
ふとくちずさむ怜子

噴水はその尖端か ....

国家試験合格を目指す人たちの中で
唯一学問を目指していた
法学研究科に所属しながら
自分は ....

君が居ない 僕が居る 僕が居ない 君が居る
出逢いが遅過ぎたと 幾ら嘆いた所で

戻れない ....

陽が射せば 雪は溶ける

溶けた雪が 枝に幕を張り

百日紅の 深い爪痕

 ....
指先が触れる。
指先が動く。
私の一日がはじまる。
ことばを書くことは、
身体の一部のような ....
家もない、
名前もない女の子になってみたい
食欲の束縛から解放されて
たとえば風になりたいと
 ....
静かに灯りが消えた暗い部屋
液晶が映し出す鮮明な青空と
持たされた銃の重さと
あなたの命の重さ ....
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2016年1月24日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ルナゴースト(無...自由詩2*16-1-24 23:59
つとめて藤原絵理子自由詩6*16-1-24 22:48
警告あおい満月自由詩1016-1-24 22:46
只今、ブスにしておりますイオン自由詩2*16-1-24 22:31
朧月自由詩216-1-24 22:30
故障中イオン自由詩2*16-1-24 22:28
温泉にポニーテールの雪女北大路京介俳句1016-1-24 22:22
CHAGEっぽい矢崎滋か春の雪俳句116-1-24 22:22
反時計回りゴースト(無...自由詩3*16-1-24 22:21
病室の窓より見える平凡なサラリーマンが出社する群れ北大路京介短歌316-1-24 22:15
血 噴き出るままにたけし自由詩516-1-24 22:07
揺らぐ街為平 澪自由詩1516-1-24 21:57
ダウンジャケットのフリーター番田 自由詩316-1-24 21:50
いっしょに歩こう幸絵自由詩016-1-24 21:20
にゃあ智鶴自由詩216-1-24 21:11
青いセーターopus自由詩016-1-24 20:06
静かな夜半のことだいねむり猫自由詩216-1-24 18:39
まっすぐすぎてこわい道ユッカ自由詩416-1-24 17:46
鷲田自由詩316-1-24 16:21
冬の凪に隠れてもっぷ自由詩216-1-24 15:43
私だけの一枚藤鈴呼自由詩0*16-1-24 15:43
押韻詩人の言葉独奏自由詩216-1-24 14:17
世界は不仕合せになりたい公山いと自由詩116-1-24 10:33
或いは絹ずれの音そらの珊瑚短歌11*16-1-24 8:08
法科大学院葉leaf自由詩1+16-1-24 7:17
消えない灯り颯太@自由詩016-1-24 7:06
夜雪アラガイs自由詩5*16-1-24 3:51
物語あおい満月自由詩9*16-1-24 2:14
早春の川もっぷ自由詩416-1-24 0:23
灯りが消えた部屋颯太@自由詩2*16-1-24 0:07
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