手のひらの奥から、
沸き立つ海の声は、
私の睫毛を掠めながら、
空に向かい飛んでいく。  ....
お父さんの声
棺を閉じる直前に聞こえた。

離れようとしない私の耳元で。

「ごめんね。ご ....
さよならをいうとき
世界は水平になる

別れるひとはまっすぐ
まっすぐ離れてゆく

いつ ....
お父さんが笑ってる。
お父さんが笑ってる。
「苦しくなくなったよ。」と語りかけるかのように。
 ....
あそこの木は どうして逝ってしまったのだろう?

あそこの木は いったい何時この世に生を受けたの ....
世界を締め出して
 かすかに囁く予感に 集中する

繰り返し 自分の正気を痛めつけながら 時間 ....


これは若さ故の、
若気の至りというか

最終電車が無くなっても
チャリンコで飛ばせば ....
冷たい草の上を滑っていく夢から
覚め
ると
白い天井に規則
正しく描かれた水玉模様
が乱雑 ....
虹色の配列をよく覚えていないのと同じように

震災後のインフラの復旧の順番が思い出せない

 ....

場所が違うだけで
現実が変わることを知ってしまえば

誰が恵まれているのかも
何が恵まれ ....
探して歩きまわっても
見つからない
昨日まではあったはず
何がいけなかったのか

「前に進 ....
尖った月を見上げて
寒さに首をすくめた

枯れた街路樹の枝のスキマから
冬の夜空が広がる
 ....

優しさゆえに
幸せになれない気がした人は


優しさゆえに
「幸せやで」って笑う
津波と圧死

どちらも絶望だ

愛が掠れそうだ

あれから重ねる歳月


ペテルギ ....

ある日 教室で配られた
括弧を私たち 無意識に受け取った
使い方は実践方式で習って
心?  ....


もうほとんどが
瞳孔だった時分に
コエはそこいらの
ロックンロールより頭蓋に響いた
 ....

朝にはりついた夜はかわいて
とかげみたいにちいさく息をしていた
バターひとかけら食べさせてや ....
天才と、認められずに、息絶える






依存しろ。共存しろ。理想像
あなたが描いた絵を見た瞬間私は気がついた。
私は確かに、
あなたの側にいると。
緑や黄や、青 ....
覚えている。
私がまだ幼かった頃の、
あなたはいつも、
降り続く雨と闘っていた。
雨 ....
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2016年1月17日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海の声あおい満月自由詩6*16-1-17 22:18
お父さん泣かないで。梓ゆい自由詩216-1-17 21:37
にぶんのいち朧月自由詩116-1-17 21:14
お父さんのひとりごと。梓ゆい自由詩116-1-17 19:03
枯れた木にw.tsub...自由詩016-1-17 17:57
俺のゴールいねむり猫自由詩3*16-1-17 17:02
燦々たる爆走瑞海自由詩5*16-1-17 16:58
同意した見返りにnoman自由詩416-1-17 16:38
虹色の配列吉岡ペペロ自由詩716-1-17 14:16
幸せの居場所幸絵自由詩116-1-17 13:01
どこにいった陽向∮自由詩5*16-1-17 9:06
かいぶつガト自由詩9*16-1-17 3:46
思いやり自由詩4*16-1-17 3:43
もうひとつの月になるまで吉岡ペペロ自由詩616-1-17 2:52
( (もり自由詩2*16-1-17 2:25
瞳孔自由詩2*16-1-17 1:33
バターはるな自由詩916-1-17 0:52
哀愁独奏俳句016-1-17 0:48
巡礼あおい満月自由詩916-1-17 0:14
自由詩6+*16-1-17 0:12
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