夕暮れがやって来る頃決まって私の腕に止まる君
ねぐらへ帰る途中なのだろう
一羽であることもあるし ....


永遠の 青薔薇への妄想は 
尽きぬけれども

生身の姿と 写真や動画が違うのは 
仕 ....

セックスのあとで
歌を 歌ってくれたひとがいたの
シャツを羽織って
煙草をくわえながら
 ....
雪のような歌がある
静かにふってきて
いつのまにか景色を一変する
真新しい一面の白紙を前に
 ....
テロ云々の前に
アラブ人は
何となく
悪そうに見える
と正直に語ったキンタマ王子が
差別主 ....
また道路に死体がありました
カラスが群がっていました
車たちは知らん顔で通り過ぎるのです

 ....
五円玉と五十円玉



出来のいい兄弟みたいに
二つ揃って穴のある
可愛らしい小銭の
 ....
変わり身


噂とは変化した時間によって流れる
人が何年もかけて変わっていくものは
案外人 ....



死にたいという衝動が一日中私につきまとう
死が人々の中でたらい回しにあっているのか
 ....

夕陽は波の音を残して
海と空の混沌に溶けていく
松の梢から昼の光が消えると
ぼくの中で映像 ....
疼痛発作に昼日中から、
遮光カーテンを締め切り寝込み
激痛が退いた夕に眠り込み
夜陰に突然目覚 ....
こどもたちか
いい年したおとなたちか知らんが
感受性の制服着て
隠喩を教科書に
無意味の羅列 ....
氷点下の空から、シャーベット状の月が、地上眺めて苦笑い。
そんなところで寒いとか言うなよ、なんて。 ....
いまこうしていることは
大気のない宇宙で
大声張り上げて叫んでいるのと同じかもしれない
届かな ....


チカッ チカッ


航空障害灯は
自己主張が激しい

ここには星が ....
     東海は 知多半島の 里山に
      野の鳥かげがうすれるなか 
     昼夜の区 ....
ファンタジーが砂一粒になって主人公の手に託されたとき、
私ならどんな願い事をするかなって考えてみた ....



駅のホームやバスの停留所
そこからすべては始まりすべては終わっていく
人生を中継する ....

 純白の天使が私の窓辺に降りてきた。
 机上の真紅の薔薇を香りもすべて真っ白に染めてしまう。
 ....
気持ちが一つになって
愛し愛されている感覚が
強くなっていく

あなたと見る世界は
いつも ....

 高原の爽やかな風が私を撫ぜる。
 あなたと過ごしたあの夏は過ぎ去った時の上に浮かんでいる。
 ....
父が玄関先に佇んでいる。
綺麗に仕立てたスーツを着て。

奥の部屋から出てきた私に
父は ....
飛ぶ鳥のあれは渡りか夕近し家でシチューが待つ子待たぬ子

綴られて次の頁へゆく前に
少女はもう一度 花野へ足を運んだ
静かな色彩の秋の花花に
じっと見入 ....
鱈チリの
湯気のむこうに
君がいて
師走を迎え
喜びを知る

カミナリと
共にやってく ....
たまごかけごはん

納豆のグルグル

香ばしい焼き海苔

煮干しの薫る葱の味噌汁

 ....
見失ってしまったもの

いなくなってしまった人

寂しさを感じた時から気づく

キャンバ ....
愛人の前ではさせぬ傘開くあした天気になりますように (ほんとうは明日天気にしたくない)あした天気になりますように 子の眠る枕元へラジコンヘリあした天気になりますように あの日から何年の時が過ぎたのだろう

記憶の底に在るものをさがす

母の子宮から出る苦しみ
 ....
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2015年12月5日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
すべての梢は止まり木であるそらの珊瑚自由詩2515-12-5 23:19
日日草系藤鈴呼自由詩6*15-12-5 22:50
落下tinsuk...自由詩415-12-5 22:38
歌が聞えてくるただのみきや自由詩21*15-12-5 21:04
キンタマ王子、偏見を持つ花形新次自由詩015-12-5 20:39
道の脇にころがったワタシ朧月自由詩415-12-5 20:15
五円玉と五十円玉月形半分子自由詩9*15-12-5 19:08
変わり身自由詩1*15-12-5 19:03
思う自由詩3*15-12-5 18:50
夕焼けの海イナエ自由詩14*15-12-5 18:16
夜陰横臥たけし自由詩5*15-12-5 14:22
感受性の制服天竺葵自由詩115-12-5 13:06
無題(仮題:苦笑い)自由詩115-12-5 12:49
宇宙で叫ぶ自由詩215-12-5 12:46
航空障害灯自由詩5*15-12-5 10:43
芥子色の北風⑥信天翁自由詩515-12-5 10:39
もういちど砂になって/即興ゴルコンダ(仮)投稿.93こうだたけみ自由詩3*15-12-5 9:52
ターミナル葉leaf自由詩215-12-5 7:31
救いヒヤシンス自由詩8*15-12-5 6:14
あなたと見る世界夏川ゆう自由詩215-12-5 5:55
進歩する日々ヒヤシンス自由詩9*15-12-5 5:40
もういちど砂になって.梓ゆい自由詩4*15-12-5 3:59
飛ぶ鳥の *もっぷ短歌3*15-12-5 2:10
歳時記の白い栞自由詩615-12-5 1:31
レタス短歌1*15-12-5 0:49
朝餉俳句015-12-5 0:29
キャンバスに色が付かない佐白光自由詩2*15-12-5 0:29
愛人の前ではさせぬ傘開くあした天気になりますように北大路京介短歌215-12-5 0:10
(ほんとうは明日天気にしたくない)あした天気になりますように短歌115-12-5 0:10
子の眠る枕元へラジコンヘリあした天気になりますように短歌215-12-5 0:09
人生レタス俳句015-12-5 0:03

加筆訂正:
歌が聞えてくる/ただのみきや[21:15]
誤字、他、小修整しました。
31rows, 1.01sec.